東京都の「地下水汚染の拡大の防止技術」登録に採用されました
東京都は狭あいな土地で施工が可能で、低コストで効果的な地下水汚染の拡大防止の確立・普及を図るため、「地下水汚染拡大防止技術支援事業」を実施しています。この支援事業の対象技術に当社技術が採用されました。
中外テクノス株式会社(本社:広島県広島市、代表取締役:福馬 聡之)の技術は、原位置浄化における微生物の働きにより揮発性有機化合物を分解する浄化促進工法として採用されました。
東京都では、中小事業者の土地の利用転換時に、土地の所有者等が地下水汚染拡大防止区域相当である土地の対策費用について実証事業として支援しております(上限3,000万円まで)。
<技術概要>
本技術は、揮発性有機化合物で汚染された土壌・地下水を対象とした原位置の嫌気性バイオレメディエーションによって、汚染の分解、低減、拡大防止を図るものです。
特色は、汚染サイトの土壌・地下水に生息する分解微生物を促進する薬剤として、大豆ホエイを原料とする「ソイビオMA」を用いる点です。
大豆ホエイは、大豆からたんぱく質を分離・製造する際に副生される上澄み液を、加熱濃縮したものです。糖質、蛋白質、窒素、リンなどの栄養成分を豊富に含んでおり、土壌・地下水中に生息する汚染物質の分解微生物の活性を促進できます。
また、薬剤として安価なだけではなく、食品材料の製造工程で副生される資材をアップサイクル利用できることから、「廃棄物発生の抑制」によって環境面での持続可能な土壌汚染対策を実現する持続可能な土壌汚染対策に貢献できる薬剤であることが特色となっています。
<採用技術の詳細は以下URLをご確認ください>
https://www.kankyo.metro.tokyo.lg.jp/chemical/soil/support/project/groundwater
No.23天然素材である大豆ホエイを原料とした「ソイビオMA」を用いた、環境に優しいVOC浄化促進工法

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