認定NPO法人キッズドア 本日5月29日より夏休み緊急食料支援のクラウドファンディングをスタート
未曾有の物価高から子どもたちの未来を守りたい
夏休み直前の “今”暮らしを守る支援が必要です。
現在、食料品・電気・ガス等の私たちの生活に欠かすことのできない必需品の値段が上がり続け、困窮する子育て家庭の生活に大きな影響を与えています。
これらの物価高に加え、2020年からのコロナ禍による家計収入への影響も重なり、長期間に及ぶ終わりの見えない厳しい社会状況は、親や子どもたちの心と生活に大きな負荷をかけ続けています。
「冷蔵庫が空っぽ」「お米が買えない」「子どもだけでも安定させたくて毎日必死...」困窮する子育て家庭から寄せられるたくさんの声。
7月下旬からは多くの子どもたちが給食のなくなる夏休みを迎えます。
まともな食事すらままならない現状を支え、子どもたちの未来をつないでいくために、2023年5月29日からクラウドファンディングでご寄付を募り、全国の子どもたちへの食料品・学習支援を実施します。
■クラウドファンディングページ https://readyfor.jp/projects/kidsdoor_2023
■実施期間 2023年5⽉29⽇(月)〜2023年7⽉31⽇(⽉)
■心身の健康への直接的な影響 : 子どもに食事を食べさせるため、親は我慢しています。
キッズドアが2022年に行った調査によると、困窮世帯においてはなんとかして家計を維持するために、食費や被服費、光熱費などを切り詰めて生活をしています。
具体的には、肉や魚、野菜といった食材を減らしたり、子どもに食べさせるために親の食事を抜くといった家庭や、暖房・冷房や電気をつけない家庭が多く存在しており、子どもと保護者の健康が脅かされています。
■学習環境への直接的な影響 : 学習に必要な文房具や参考書などの購入を控えた。
特に子どもへの影響は相当深刻であり、子どもの成長に合わせて衣服や靴を買うことができない家庭や、学校外での学びの機会や地域の活動への参加を減らしたり、学習に必要な文房具や参考書などの購入を控えたという声も多くありました。
今回の物価高により貯金ができず、大学進学をあきらめて就職に切り替えたり、家計の状況を気にかけて、進路や将来について話すことさえしなくなってしまった子どもたちがたくさんいます。
保護者と子どもの命を守るため、そして、子どもが学びや進学を諦めなくてもすむように、今すぐにでも支援を行う必要があるのです。
■子どもの7人に1人、ひとり親家庭の2組に1組が貧困
2019年の国民生活基礎調査によると、日本の子どもの貧困率は13.5%、実数ベースで約255万人となります。これは世界的な都市である、パリの人口をも上回ります。そしてこのような厳しい状態が30年以上もの間、改善されていないのが今の日本の実情です。
特に子どもへの影響は相当に深刻であり、最悪の場合、貧困に追い詰められた親が虐待や育児放棄に至ってしまうようなケースも考えられ、昨今の厳しい社会状況を鑑みると、子どもたちの安全を守るためには早急に支援が必要な状態です。
■物価高による影響が追い討ちをかけています
困窮子育て家庭を対象に実施したアンケートでは、回答したほぼすべての家庭が物価上昇により家計が厳しくなったと感じています。
物価上昇のなかでも生活していくために、多くの家庭が生活費を切り詰めています。特に影響を受けているのが「食費」で、回答した家庭の8割が出費を減らしています。
■子どもたちの健康状態に直接影響しています。
特に深刻なのは、物価高騰の悪影響が出ている家庭のうち約7割の家庭の子どもが必要な栄養が取れていないと回答していることです。
全体の半分近くの方が肉や魚、野菜といった食材自体を減らしたり、子どものために親の食事回数を減らすといった危機的な切り詰め方をしています。
■生活を切り詰めるために学びの機会も減少
また学びや生活の変化としてはどの課題に関しても一定以上の家庭で顕在化しており、学外での学びや友達と遊ぶ機会が減っている家庭、参考書や文房具など勉強に必要な道具を買い与えることができない家庭などが多く存在しています。
特に子どもへの影響は深刻で心身の成長、学びや生活に関して半数の家庭が悪影響が出ていると感じており、苦しい現状が変わらなければこの割合はより増加していくと思われます。
具体的には下記の2つの活動のために3,000万円を目標にクラウドファンディングに挑戦します。
① 完全無料で食料を全国の子どもたちに届ける
まずは何よりも日々を安心して生活するためのサポートです。
そこで今回は計2,700世帯に食料支援を行う予定です。1世帯に十分な食品を送るためには、8,000円が必要です。そのためこれら全世帯に食料を送るためには、2,160万円が必要になります。
② 完全無料の学習支援の場を提供する
私たちはキッズドアは、困窮家庭で学びの機会を奪われている⼩学⽣〜⾼校⽣世代の子どもたちを対象とする完全無料の学習会を、東京都近郊および宮城県内にて運営しています。
勉強とともに⾷事等の⽣活⽀援も⾏う居場所型学習会も含め、約2,000名の生徒を対象に計85教室を展開しています。夏休みを含む上半期の拠点運営費のうち、約1,000万円を各学習会の運営に充てたいと考えています。
■クラウドファンディングページ https://readyfor.jp/projects/kidsdoor_2023
■実施期間 2023年5⽉29⽇(月)〜2023年7⽉31⽇(⽉)
【認定NPO法人キッズドアについて】
https://kidsdoor.net/
2009年設立以来、日本の子どもの貧困課題の解決に取り組んでいます。困窮家庭の小学生〜高校生・高校中退した若者を対象に、無料学習会や勉強とともに食事等の生活支援も行う居場所型学習会を、東京とその近郊、及び宮城で展開しています。コロナ禍で困窮する子育て家庭が急増した2020年からは「ファミリーサポート」というシステムを作り、ご登録いただいた全国の困窮子育て家庭を対象に、情報支援や食料・文房具支援、保護者への就労支援も行っています。理事長渡辺由美子は、こども家庭庁 こども家庭審議会 こどもの貧困対策・ ひとり親家庭支援部会臨時委員、厚生労働省 社会保障審議会・生活困窮者自立支援及び生活保護部会委員など政府委員も務めています。
【ご寄付の税制優遇について】
キッズドアは東京都から寄付金控除先として指定された「認定NPO法人」です。認定NPO法人とは、運営組織及び事業活動が適正であり、公益の増進に資すると所轄庁から「認定」を受けたNPOであり、全国のNPO法人の中でも約2%程度となっています。一般のNPOに比べてより高い公益性を持っていると認定されたキッズドアへのご寄付は様々な税制優遇措置を受けることができます。
【本件のご寄付に関するお問合せ先】
認定NPO法人キッズドア 広報ファンドレイジング部 kifuinfo@kidsdoor.net
【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】
認定NPO法人キッズドア 広報 廻(めぐり)京子 pr@kidsdoor.net
物価高が 困窮する子育て家庭に与える深刻なダメージ。
夏休み直前の “今”暮らしを守る支援が必要です。
現在、食料品・電気・ガス等の私たちの生活に欠かすことのできない必需品の値段が上がり続け、困窮する子育て家庭の生活に大きな影響を与えています。
これらの物価高に加え、2020年からのコロナ禍による家計収入への影響も重なり、長期間に及ぶ終わりの見えない厳しい社会状況は、親や子どもたちの心と生活に大きな負荷をかけ続けています。
「冷蔵庫が空っぽ」「お米が買えない」「子どもだけでも安定させたくて毎日必死...」困窮する子育て家庭から寄せられるたくさんの声。
7月下旬からは多くの子どもたちが給食のなくなる夏休みを迎えます。
まともな食事すらままならない現状を支え、子どもたちの未来をつないでいくために、2023年5月29日からクラウドファンディングでご寄付を募り、全国の子どもたちへの食料品・学習支援を実施します。
■クラウドファンディングページ https://readyfor.jp/projects/kidsdoor_2023
■実施期間 2023年5⽉29⽇(月)〜2023年7⽉31⽇(⽉)
- どのように困っているのか
■心身の健康への直接的な影響 : 子どもに食事を食べさせるため、親は我慢しています。
キッズドアが2022年に行った調査によると、困窮世帯においてはなんとかして家計を維持するために、食費や被服費、光熱費などを切り詰めて生活をしています。
具体的には、肉や魚、野菜といった食材を減らしたり、子どもに食べさせるために親の食事を抜くといった家庭や、暖房・冷房や電気をつけない家庭が多く存在しており、子どもと保護者の健康が脅かされています。
■学習環境への直接的な影響 : 学習に必要な文房具や参考書などの購入を控えた。
特に子どもへの影響は相当深刻であり、子どもの成長に合わせて衣服や靴を買うことができない家庭や、学校外での学びの機会や地域の活動への参加を減らしたり、学習に必要な文房具や参考書などの購入を控えたという声も多くありました。
今回の物価高により貯金ができず、大学進学をあきらめて就職に切り替えたり、家計の状況を気にかけて、進路や将来について話すことさえしなくなってしまった子どもたちがたくさんいます。
保護者と子どもの命を守るため、そして、子どもが学びや進学を諦めなくてもすむように、今すぐにでも支援を行う必要があるのです。
- 物価高と、日本の子どもたちを取り巻く環境
■子どもの7人に1人、ひとり親家庭の2組に1組が貧困
2019年の国民生活基礎調査によると、日本の子どもの貧困率は13.5%、実数ベースで約255万人となります。これは世界的な都市である、パリの人口をも上回ります。そしてこのような厳しい状態が30年以上もの間、改善されていないのが今の日本の実情です。
特に子どもへの影響は相当に深刻であり、最悪の場合、貧困に追い詰められた親が虐待や育児放棄に至ってしまうようなケースも考えられ、昨今の厳しい社会状況を鑑みると、子どもたちの安全を守るためには早急に支援が必要な状態です。
■物価高による影響が追い討ちをかけています
困窮子育て家庭を対象に実施したアンケートでは、回答したほぼすべての家庭が物価上昇により家計が厳しくなったと感じています。
物価上昇のなかでも生活していくために、多くの家庭が生活費を切り詰めています。特に影響を受けているのが「食費」で、回答した家庭の8割が出費を減らしています。
■子どもたちの健康状態に直接影響しています。
特に深刻なのは、物価高騰の悪影響が出ている家庭のうち約7割の家庭の子どもが必要な栄養が取れていないと回答していることです。
全体の半分近くの方が肉や魚、野菜といった食材自体を減らしたり、子どものために親の食事回数を減らすといった危機的な切り詰め方をしています。
■生活を切り詰めるために学びの機会も減少
また学びや生活の変化としてはどの課題に関しても一定以上の家庭で顕在化しており、学外での学びや友達と遊ぶ機会が減っている家庭、参考書や文房具など勉強に必要な道具を買い与えることができない家庭などが多く存在しています。
特に子どもへの影響は深刻で心身の成長、学びや生活に関して半数の家庭が悪影響が出ていると感じており、苦しい現状が変わらなければこの割合はより増加していくと思われます。
- 今回のご寄付でできること
具体的には下記の2つの活動のために3,000万円を目標にクラウドファンディングに挑戦します。
① 完全無料で食料を全国の子どもたちに届ける
まずは何よりも日々を安心して生活するためのサポートです。
そこで今回は計2,700世帯に食料支援を行う予定です。1世帯に十分な食品を送るためには、8,000円が必要です。そのためこれら全世帯に食料を送るためには、2,160万円が必要になります。
② 完全無料の学習支援の場を提供する
私たちはキッズドアは、困窮家庭で学びの機会を奪われている⼩学⽣〜⾼校⽣世代の子どもたちを対象とする完全無料の学習会を、東京都近郊および宮城県内にて運営しています。
勉強とともに⾷事等の⽣活⽀援も⾏う居場所型学習会も含め、約2,000名の生徒を対象に計85教室を展開しています。夏休みを含む上半期の拠点運営費のうち、約1,000万円を各学習会の運営に充てたいと考えています。
■クラウドファンディングページ https://readyfor.jp/projects/kidsdoor_2023
■実施期間 2023年5⽉29⽇(月)〜2023年7⽉31⽇(⽉)
【認定NPO法人キッズドアについて】
https://kidsdoor.net/
2009年設立以来、日本の子どもの貧困課題の解決に取り組んでいます。困窮家庭の小学生〜高校生・高校中退した若者を対象に、無料学習会や勉強とともに食事等の生活支援も行う居場所型学習会を、東京とその近郊、及び宮城で展開しています。コロナ禍で困窮する子育て家庭が急増した2020年からは「ファミリーサポート」というシステムを作り、ご登録いただいた全国の困窮子育て家庭を対象に、情報支援や食料・文房具支援、保護者への就労支援も行っています。理事長渡辺由美子は、こども家庭庁 こども家庭審議会 こどもの貧困対策・ ひとり親家庭支援部会臨時委員、厚生労働省 社会保障審議会・生活困窮者自立支援及び生活保護部会委員など政府委員も務めています。
【ご寄付の税制優遇について】
キッズドアは東京都から寄付金控除先として指定された「認定NPO法人」です。認定NPO法人とは、運営組織及び事業活動が適正であり、公益の増進に資すると所轄庁から「認定」を受けたNPOであり、全国のNPO法人の中でも約2%程度となっています。一般のNPOに比べてより高い公益性を持っていると認定されたキッズドアへのご寄付は様々な税制優遇措置を受けることができます。
【本件のご寄付に関するお問合せ先】
認定NPO法人キッズドア 広報ファンドレイジング部 kifuinfo@kidsdoor.net
【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】
認定NPO法人キッズドア 広報 廻(めぐり)京子 pr@kidsdoor.net
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