心疾患・心不全患者向けアプリ「ハートサイン」がマイナポータル連携を開始
医療・ヘルスケア分野のアプリ・Webシステムを開発するキュアコード株式会社（代表取締役：土田史高 本社：富山県富山市 以下キュアコード）は、三重大学と共同開発を進める心疾患・心不全患者向けスマートフォンアプリ「ハートサイン」にて「マイナポータル」との連携機能を新たにリリースいたしました。
この新機能により、ユーザーはマイナポータルAPI経由で取得した自身の医療・健康情報をハートサイン内に自動で取り込むことが可能となり、個人の健康管理と医療サポートがより効率的かつ高度に行えるようになります。
■新機能「マイナポータル連携」の概要
ハートサインは、心疾患・心不全をお持ちの患者さまの健康管理のサポートを目的として開発されたアプリです。ユーザーが日々の血圧・脈拍・体重・症状・歩数等を記録し、医師と情報共有する機能を提供しています。現在 iOS, Android 版をリリースしており、2023年より入院歴のある心不全患者さま、2025年からは心筋梗塞患者さまを対象に三重大学医学部附属病院をはじめとする複数の医療機関で臨床研究*を進めています。
*本研究はAMEDの令和5年度 「予防・健康づくりの社会実装に向けた研究開発基盤整備事業
（健康・医療情報活用技術開発課題）生活習慣分野」に採択され、令和7年度も継続しています。
本事業では個人の既往歴や服薬情報等の医療情報とPHR（生涯を通じた個人の健康情報）を通じて、心疾患の軽減、心不全再発率・再入院率の低減を目指しています。
■ハートサインのマイナポータル連携によって得られる主なメリット
１． 医療情報を“見える化”し、正確な自己管理を実現
過去の健診結果、処方薬情報、健診データなどをアプリで管理。
自身の健康状態を可視化でき、医療機関受診時に限らず、必要なときにすぐアプリ上で確認できます。
２． 医療費・服薬記録の自動取得で入力負担を軽減
これまで、手入力や保険調剤明細書のQRコードからの取り込みが必要だった処方・調剤の記録が、マイナポータル連携により自動で反映され、おくすり機能への記録が格段に簡素化されます。手入力によるミスも減り、正確性が向上します。合わせて、医療費も自動取得されることで過去の記録が簡易にご確認いただけます。
３． 医療情報の長期的な保管・閲覧・活用を可能に
マイナポータル上での情報保存期間が過ぎた場合でも、
ハートサインアプリで情報を保存することで長期的で継続した情報を保管・閲覧することが可能になります。
■ハートサイン×マイナポータルの活用によって目指す未来
ハートサインは、この度のマイナポータル連携を通じて、個人の健康情報 が活用される未来の「医療DX（デジタルトランスフォーメーション）」を積極的に推進していきたいと考えています。
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情報がつながることで叶う、精度の高い個別医療
個人の健診・既往歴・受診歴、生活習慣データを集約して一括管理することで、個人の健康状態に応じた精度の高い個別医療の提供につなげていきます。 -
服薬アドヒアランスの向上
投薬情報を活用することで、患者中心の継続的な服薬支援システムとして、服薬率の大幅な改善と、服薬習慣の定着、降圧目標の達成を図ります。
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国民全体の健康水準向上への貢献
匿名化されたデータの集積により、心疾患、心不全の予防に貢献し、医療費の削減や、国や自治体、医療機関の保健政策・予防施策の立案にも活用できる可能性があります。
■ハートサインについて
詳細は以下のサイトからご確認いただけます。
公式ホームページ https://heart-sign.jp/
※ハートサインは臨床研究中で使用中のため、現在、研究に同意した参加者のみご利用いただけます。
一般の方のご利用に向けて研究・開発・改良を行っています。
■デジタル庁 マイナポータルについて
詳細は以下より確認いただけます。
マイナポータルアプリについての詳細は以下より確認いただけます。
https://services.digital.go.jp/mynaportal-app/
＜キュアコード株式会社について＞
2011年創業。医療・介護・健康などヘルステック分野を中心としたITベンチャー企業。
医療・ヘルスケアアプリ・システムの研究開発だけでなく企画立案やデザイン、運営事務局、カスタマーサポートまでを一貫して手がけています。自治体および研究機関と産学官連携の推進も行っています。
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商号 |
キュアコード株式会社 |
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所在地 |
【本社・研究所】 ※令和7年2月3日より、富山大学構内から本社住所を移転しました。 〒930－0083 富山県富山市総曲輪一丁目5番24号 【東京オフィス】 〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷1丁目8-11 |
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代表者 |
代表取締役CEO 土田 史高 |
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URL |
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