2023年度第4回「いのちのセミナー」WEB配信のお知らせ
今回は、講師に大阪大学 教授 村上 靖彦 氏をお迎えし、看護や福祉などのケアの現場で実践されている患者や当事者の“生を肯定し支える”営みを通じて、「いのち」について考える機会を提供させていただきます。
(1)配信期間
2023年12月25日(月)14:00 ~ 2024年4月1日(月)14:00
(2)講 師
村上 靖彦 氏
大阪大学人間科学研究科教授・感染症総合教育研究拠点(CiDER)兼任教員
〈演題〉ケアとは何か
看護や介護、子ども子育て支援を横断しながら聞き取りをすすめていったときに見えてくる「ケアとは何か」のいくつかのエッセンスについてお話していきます。
コミュニケーションを取る努力とスキル、患者や当事者が持つ小さな願いごと、弱さのなかにある人の存在がどのように肯定されうるのか、死や逆境へと直面する人と相対する対人援助職のみなさんがどのような構えをとるのか、そのようなことについて議論を深めていきたいと考えています。そして誰もが日常的に家族や周囲に行っているようなケアの参考になればと思います。
(3)講演時間 約1時間
(4)視聴方法
当財団ホームページからご視聴ください。
※Wi-Fi環境など高速通信が可能な電波の良い所でご視聴ください。
※ご視聴にかかる通信料はご負担ください。
YouTubeによる録画配信
(配信イメージ)
(5)主催等
主催/公益財団法人JR西日本あんしん社会財団
協力/西日本旅客鉄道株式会社
(6)お問合せ
JR西日本あんしん社会財団事務局
TEL 06-6375-3202 (平日10:00~17:00)
E-mail:info@jrw-relief-f.or.jp
【村上 靖彦 氏 プロフィール】
1970年、東京生まれ。
2000年、パリ第7大学で博士号取得(基礎精神病理学・精神分析学博士)
現在、大阪大学 人間科学研究科 教授・感染症総合教育研究拠点CiDER 兼任教員
著書
『在宅無限大 訪問看護師がみた生と死』(医学書院 2018)
『子どもたちがつくる町 大阪・西成の子育て支援』(世界思想社 2021)
『ケアとは何か 看護・福祉で大事なこと』(中公新書 2021)
『「ヤングケアラー」とは誰か 家族を“気づかう”子どもたちの孤立』(朝日選書 2022)
『客観性の落とし穴』(ちくまプリマー新書 2023)
『傷の哲学、レヴィナス』(河出書房新社 2023) 他
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