「新江ノ島水族館」が団体予約の電子化で観光DXプラットフォームNutmegを導入

複雑な団体予約受け業務の効率化を支援

NutmegLabs Japan株式会社

NutmegLabs Japan株式会社(代表取締役:中口 貴志、本社:東京都中央区、以下「当社」)が提供する旅行・レジャーにおける現地体験事業者向けに観光DXプラットフォーム「Nutmeg(ナツメグ)」が、株式会社新江ノ島水族館(代表取締役社長:堀 一久、本社:神奈川県藤沢市)が運営する「新江ノ島水族館」において、団体予約の電子化ツールとして採用されたことをお知らせいたします。これにより、複雑な団体予約・受付・管理業務の効率化を目指します。

導入前の課題

「新江ノ島水族館」では、従来の団体予約の受付業務において以下の課題を抱えていました。

  • 団体予約では詳細かつ多数の情報が必要で、既存の汎用システムではその複雑なニーズに対応できなかった

団体予約のWEB化は長く検討されてきましたが、市場に出ているWEB予約システムでは取得すべき団体予約情報を再現できるものがなく、現在もFAXや電話での予約受付の運用が続いてきました。さらに、団体の場合は途中から旅行代理店が追加されることもあり、やりとりの窓口が変更され、予約受付をWEBで実現できたとしても、来場当日までのやりとりで電話や個別のメール対応が残ってしまうという課題もありました。

  • 予約から請求までの各業務フェーズで異なるツールを使用していたため、データの手動転記や管理が必要となり、業務効率が低下していた

団体予約の受付は電話かFAX、予約情報の管理は予約台帳、請求書発行はSalesforceなど、各フェーズで使用するツールが異なるため、運用が煩雑になっていました。また、予約人数の変更やキャンセル、関係部署や外部会社(駐車場運営会社や仕出し会社など)との情報共有はマニュアルで行われており、団体受付担当の工数を圧迫していました。

導入後の期待する効果

「Nutmeg」の団体WEB予約機能を導入したことにより、以下の効果が期待されます。

  • 効率的な団体WEB受付により、電話受けやFAX処理の業務の削減

これまで団体の担当が行ってきた電話受けや、FAXで受けた申込書の予約台帳への転記業務がなくなることで、大幅な工数削減を実現します。WEBにて申し込み受けした予約情報は、そのまま予約台帳として活用でき、また、空き状況からどのくらいの団体予約が入っているか一目で把握することができるため、団体の受け入れができない日はワンボタンで売り止めをかけることができます。これにより、効率的な予約受けフローを確立し、団体予約担当の業務の削減を行います。

  • マニフェスト活用による受付窓口業務の効率化

受付窓口で活用する団体予約リストを、マニフェスト機能を活用することでみやすく一覧で表示することができます。これにより、日毎の団体予約リストが確認でき、CSVやPDFに出力することもできるため、別途受付表を作成する手間がなくなり、窓口業務が効率化されます。

受付窓口にPCがおける場合には、団体の人数変更にも即座に対応でき、最終金額の案内もスムーズに実現できます。

  • 受付から請求書発行まで、業務プロセスの一元化による効率化とミスの軽減

請求書を用いた事前入金か当日現地払いの運用が多い団体予約では、請求書の発行や当日領収書の発行が必要になりますが、Nutmegの団体機能では請求書発行および領収書発行機能が搭載されています。そのため、予約の受付から請求書および領収書発行まで一気通貫で対応ができるようになりました。これにより、データの手動転記や複数ツールの使用が不要となり、業務効率の向上と人的ミスの削減を実現します。

新江ノ島水族館 営業推進部 吉川様のコメント

 新江ノ島水族館の団体予約については、これまでFAXや電話での予約受け付け、管理ソフトへの手動転記、リストや領収書作成のアナログ作業など、旧態依然の状態が続いておりました。昨今のペーパーレス・FAXレスの動きや人件費高騰などにより、社内外ともに団体予約作業一連の電子化へのニーズが高まっておりました。

そんな中、Nutmegのシステムを導入することで、我々の希望する機能をほぼ100%実現することができ、予約受け付けから精算に至るまで、お客さまと水族館双方の大幅な利便性向上、業務工数の大幅削減が叶います。加えて利用実績やエリア・属性データのマーケティング活用や再利用促進が容易であり、予約数向上も見込めます。

今後として、設計の自由度・拡張性の高さやデータ分析の解像度の高さを活かし、Nutmegのシステムを利用することで、団体予約だけでなく直販の販売力強化を実現し、入場者数や売上・利益拡大を狙うとともに、さらなる業務工程の削減とブランド力向上を図っていきたいと考えます。

「新江ノ島水族館」とは

 新江ノ島水族館は、神奈川県藤沢市・片瀬海岸に位置する人気の水族館で、1954年に旧・江の島水族館として開業。2004年に新江ノ島水族館としてリニューアルし、昨年20周年を迎えました。

 相模湾をはじめとする近海の生態系や、深海、クラゲ、ウミガメ、ペンギン、アザラシなど多彩な海洋生物を展示しており、来場者が海の魅力を深く学び楽しめる施設です。球状水槽や3Dプロジェクションマッピングでのショーなどにより、幻想的な非日常空間を創出する「クラゲファンタジーホール」や、江の島・富士山をバックにイルカたちのパフォーマンスが楽しめる「イルカショースタジアム」なども人気です。

 最新の科学研究とも連携し、教育的要素も充実。家族連れから学校団体、観光客まで幅広い層に親しまれており、年間を通じてさまざまなイベントや体験プログラムが開催されています。美しい湘南の海と富士山を望むロケーションも、訪れる人々に癒やしと感動を提供しています。

公式サイト:https://www.enosui.com/

株式会社新江ノ島水族館について

株式会社新江ノ島水族館は、神奈川県藤沢市を拠点に、新江ノ島水族館の運営を通じて地域に根ざした海洋教育と観光振興を担う企業です。1954年に開業した水族館の伝統を受け継ぎながら、最新の展示技術や科学的知見を取り入れ、相模湾や深海生物、クラゲなど多様な海の世界を紹介しています。また、イルカによるライブパフォーマンスをはじめ、環境教育や研究活動との連携を積極的に推進し、来場者に「海と人とのつながり」を実感してもらえる施設づくりを行っています。株式会社新江ノ島水族館は、美しい湘南の自然を舞台に、学びと感動を提供し続けることで、持続可能な社会と地域の魅力向上に貢献しています。

観光DXプラットフォーム「Nutmeg」とは

「Nutmeg」は、観光事業者向けのオールインワン型の観光DXSaaSプラットフォームです。

観光事業者専用のオンライン予約サイトを簡単に設置でき、従来の窓口販売や電話予約をデジタル化します。これにより、販売業務や在庫管理・予約管理業務が効率化され、現地の入場管理や参加管理がスムーズになります。

さらに、デジタルマップ機能を活用することで、訪問者の現地体験をより充実させ、満足度を向上させることができます。これらの機能により、観光事業者は深刻な人手不足を解消し、売上の拡大を実現できます。

2021年のサービス開始以来、「Nutmeg」の導入社数は約500社を超え、京都・沖縄・ハワイなどの人気観光地での導入が加速しています。

当社は、世界中の観光客がより現地体験を楽しめる「自由なタビナカ」の実現を目指し、観光現場における非効率をなくすことで、日本経済活性化の鍵となる約4,000万人を超える訪日外国人客のスムーズな受け入れを支援してまいります。

NutmegLabs Japan株式会社について

会社名:NutmegLabs Japan株式会社

所在地:東京都千代田区丸の内1-6-5

代表者:代表取締役:中口 貴志

事業内容:観光事業者向けDXプラットフォームの開発・提供

創業:2018年4月

会社HP:https://ntmg.jp

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会社概要

NutmegLabs Japan株式会社

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URL
https://ntmg.jp
業種
情報通信
本社所在地
東京都中央区日本橋 1-13-1日鉄日本橋ビル3階
電話番号
050-5328-8026
代表者名
中口 貴志
上場
未上場
資本金
1000万円
設立
2018年04月