【岐阜県飛騨市】~石積み技術の伝承~ 未来につなぐ棚田遺産の修復ワークショップの参加者を募集します!
岐阜県飛騨市の旧宮川村地区に今も残る「種蔵棚田」は、農林水産省が選定する「つなぐ棚田遺産」、環境省が選定する「全国かおり風景100選」に認定されるなど、日本の原風景が残るどこか懐かしく美しい棚田です。
この美しい風景を後世に残していくため、飛騨市では棚田の保全を目的として石を積む「空積み」の技術を継承するワークショップを毎年開催し、今回で16回目の開催です。
空積みとは
石積みには「練積み」と「空積み」がありますが、種蔵棚田の石積みは「空積み」と言われる工法で作られています。裏込めにコンクリートやモルタルを使わずに、割栗石や砂利を用いて石を積み上げる工法です。
日本の城壁・庭園・井戸・棚田づくりなどに用いられてきた、最もシンプルで美しい「自然と調和する」石積み技術ですが、現在は「コンクリートやモルタルを用いる練積みが主流となり、歴史ある空積みの伝統技術と、それを伝える人材が途絶えようとしています。
この空積み修復作業は、技法を理解すれば誰でも簡単に出来るというものではありません。修繕するための石を探して現地へ運び、何度も石を積む「積み重ねた経験」が伝承につながります。石積みをいろいろな観点から見ていただき、継承していくべき技術、残すべき景観を感じて、触れていただければと思います。
イベント概要
【日時】10月8日(日)12時30分~10月9日(月祝)16時30分
【集合】種蔵公民館(飛騨市宮川町種蔵14)
スケジュール(8日)
12時30分 集合・受付・開会式
13時00分 足場組み・石積み解体・空積み実習
16時00分 一日目終了
スケジュール(9日)
8時30分 集合
9時00分 空積み実習
12時00分 昼食・休憩
13時00分 空積み実習
16時00分 閉会式
16時30分 解散
持ち物
飲み物・昼食・作業着・帽子・安全靴・薄いゴム付きの軍手・合羽・メモ・筆記具 など
申込方法
下記申込フォームからお申し込みください
【締切】9月25日(月)13時00分
■宿泊希望の方には宿泊先をご紹介します。また、2日目(9日)のお弁当の希望がありましたら、参加申込と合わせてお申し込みください。お弁当代金は 受付時に徴収させていただきます。
■ご入力いただきましたメールアドレスに回答内容が送信されます。
定員
先着10名
お問合せ先
種蔵を守り育む会(飛騨市宮川振興事務所 産業振興係内)
【電話】0577-63-2311
岐阜県飛騨市
飛騨市は、人口約22,000人の小さな市で、周囲を北アルプスなどの山々に囲まれ、総面積の約93%を森林が占めるなど豊かな自然に恵まれたまちです。また、豊富な自然資源のほか、ユネスコ無形文化遺産である古川祭・起し太鼓、ノーベル物理学賞の受賞に寄与した「スーパーカミオカンデ」を始めとする宇宙物理学研究施設、大ヒットアニメ映画「君の名は。」のモデル地となった田舎町の風景など、多彩で個性豊かな地域資源の宝庫です。
飛騨市公式サイト https://www.city.hida.gifu.jp/
飛騨市公式観光サイト https://www.hida-kankou.jp/
飛騨市公式移住サイト https://www.city.hida.gifu.jp/site/iju/
飛騨市公式食のサイト https://hidaichi.jp/
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