サプライチェーンリスク管理の「Black Kiteプラットフォーム」の取扱いを開始

ジェイズ・コミュニケーション株式会社(以下 ジェイズ・コミュニケーション、本社:東京都中央区新川、代表取締役社長:愛須 康之)は、Black Kite(正式名称:NormShield社、本社:米国ボストン)が提供する「Black Kiteプラットフォーム」を2025年10月より取扱いを開始しました。
現代のビジネスは数百~数千の取引先、クラウドサービス、サードパーティソフトウェアに依存しており、こうしたエコシステムは効率と拡張性を高める一方で、サイバー攻撃の対象領域を拡大させています。取引先のソフトウェアに脆弱性がある場合、その影響は瞬く間に複数の組織へ波及する可能性があり、サプライチェーンリスク管理は、今日のサイバーセキュリティにおいて最も困難な課題の1つとなっています。
企業が自社のセキュリティを直接管理できるのに対し、サプライチェーンリスク管理では、外部の取引先に対する直接的な制御が難しく、リスクの把握と影響の最小化が求められます。
Black Kite プラットフォームは、攻撃者の視点からサイバーリスクを継続的に監視するSaaS型のサービスです。企業は、取引先やサードパーティソフトウェアとの安全な連携が可能かどうかを、非侵入的な分析により迅速かつ簡易に把握できます。技術・財務・コンプライアンスの3カテゴリーでリスクをスコアリングし、従来数週間かかっていた評価を数分に短縮します。製造業や重要インフラなど、サプライチェーンリスクの高い業界において、Black Kiteプラットフォームは取引先のセキュリティ状況を継続的にモニタリングし、サイバーリスクの低減に貢献します。
■Black Kiteプラットフォームの特長
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3400万社のデータを収集しNISTとMITREに規定された20カテゴリー、500項目の検査を実施
侵害された認証情報、設定ミス、重大な脆弱性等を検出して48-72時間以内にフォーカスタグとして通知します。 -
攻撃者が実際に利用する30のTTP(Tactics、Techniques、Procedures)をモデリング
収集データからランサムウェア指数(ランサムウェアによる攻撃リスクの高さ)を算出します。 -
AIによる企業のセキュリティ規定の取込みとギャップ分析
CMMC、NIST 800-171、CIS、ISMなどの基準とのギャップを分析して、コンプライアンス準拠状況の調査を大幅に簡略化します。企業・業界独自のセキュリティ基準にも対応しています。
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2次ベンダー、3次ベンダーのサイバーリスクも可視化
サプライチェーンに大きな影響を与える可能性のある取引先、サプライヤーを特定します。また、取引先とのサイバーリスク状況の共有が可能です。
■Black Kiteプラットフォーム提供形態・開始時期
提供形態:SaaS
開始時期:2025年10月
ジェイズ・コミュニケーションは、Black Kiteプラットフォームを今後3年間で20顧客へ販売し、3年後の年間売上5億円を見込んでいます。
【Black Kiteプラットフォーム Webページ】
https://jscom.jp/product/blackkite/
Black Kiteについて
Black Kiteは、サプライチェーンリスク管理に特化した企業です。ハッカーの攻撃手法に対抗する観点から構築されており、高精度かつ包括的なサイバーインテリジェンスを活用し、サイバーエコシステム全体の強化に注力しています。
ジェイズ・コミュニケーションについて
ネットワークセキュリティ、ネットワークインフラ技術に特化したセグエグループ株式会社の中核企業です。ネットワークセキュリティに係るディストリビューション事業、インテグレーション事業、サービス事業を展開しています。
【Black Kite製品に関するお問い合わせ先】
ジェイズ・コミュニケーション株式会社
セキュリティ営業推進部 Black Kite担当
Mail:sec-promo@jscom.co.jp
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