10/15(水)中間ピッチイベントを開催|さいたま市アクセラレータープログラム(SCAP)
採択スタートアップ5社が、約7か月間のプログラム期間の中間成果を発表しました
公益財団法人さいたま市産業創造財団(埼玉県さいたま市、理事長:中村雅範)は、2025年7月~2026年1月にかけて実施中の市内スタートアップ支援事業「さいたま市アクセラレータープログラム(SCAP)」前半における成果発表を目的として、10月15日に「まるまるひがしにほん2階 東日本連携センター」にて中間ピッチイベントを開催しました。

▼さいたま市アクセラレータープログラム(SCAP)|公式ウェブサイト
https://www.sozo-saitama.or.jp/scap/
「さいたま市アクセラレータープログラム(SCAP)」は、さいたま市内のスタートアップを対象に実施する、約7か月間の集中支援プログラムです 。応募総数32件から書類審査、プレゼン審査を経て選抜された採択スタートアップ5社を対象に、2026年2月4日(水)の成果発表会まで約7か月間の集中支援を実施することで、採択者の掲げる定量目標の達成をサポートしています。
10月15日(木)14:00~16:00|中間ピッチイベント開催レポート
SCAP中間ピッチイベントは、約7か月間のプログラム期間の後半戦へ向けて、さいたま市内外のサポーター(金融機関、大学、公的支援機関、メディア、事業会社など)に対してSCAP採択スタートアップ5社を紹介し、地域のスタートアップ支援者とのネットワークを構築することを目的として開催しました。
当日は会場(まるまるひがしにほん2階 東日本連携センター)に30名近いサポーターが来場し、下記内容でイベントを実施しました。

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主催者挨拶|会田 浩一(公益財団法人さいたま市産業創造財団 常務理事)
さいたま市発スタートアップの創業および成長支援を行う意義を語るとともに、プログラム期間後半へ向けて採択スタートアップ5社にエールを贈りました。 -
基調講演|星野 邦敏 氏(株式会社コミュニティコム 代表取締役)
テーマ:埼玉でゼロから億超え企業へ、コミュニティコムの20年物語
元手なし・無職からさいたま市で起業し、いち早くITやコワーキングスペースに参入して年商億超え企業まで成長させてきたストーリーや、その背景にあった行動哲学、さいたま(埼玉)で事業を行うことの可能性、今後20年のビジョンなどについて熱く語りました。 -
SCAP概要紹介|小板橋 直也(SCAP運営事務局)
SCAP採択者およびサポーターに対して、あらためてSCAPプログラム内容、スケジュールなどを紹介しました。 -
SCAP採択者中間ピッチ|採択スタートアップ5社(各8分)
SCAP採択スタートアップ5社より来場サポーターに対して、自社の事業内容やSCAP期間中の定量目標、プログラム期間中の行動計画および中間成果について発表するとともに、自社の事業成長へ向けて必要な支援を来場サポーターに求めました。 -
ネットワーキング(名刺交換)|SCAP採択者、来場サポーター約30名
SCAP採択スタートアップおよび来場サポーターがネットワークを構築し、採択者の事業推進へ向けたサポートなどについて活発な情報交換が行われました。
SCAP採択スタートアップ5社の中間成果

採択者名 |
事業内容 |
中間成果 |
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代表取締役CEO 藤井 涼 氏 |
Controudit AIは、AIの安全・公正な活用を支援する「AIガバナンス支援サービス」を展開。AIリスク研修、体制構築支援、セキュリティ監視ツール、品質評価支援を通じ、企業のAI活用におけるリスク管理と透明性の確保を一気通貫で実現。SaaSとコンサルティングを組み合わせたB2Bビジネスモデルです。 |
・広島県「⼦供の予防的⽀援構築事業AIモデル検証業務」をコンペ最高得点で受託 ・大手企業のAIガバナンス体制構築を支援 ・資金調達を実施 |
代表取締役 共同代表 小林 隼人 氏 |
スカイブリッジは、あらゆる産業と空を結ぶ懸け橋として、ドローンと3次元測量を軸とした4つの事業を展開しています。 「A:ドローン点検、B:3次元測量、C:3次元データ活用、D:内製化支援」 A:高所、狭所、暗所をドローン点検。 B:図面がなき構造物を測量し、3次元点群データを作成。 C:「デジタルツイン環境構築」「2次元/3次元図面化(CAD等)」「ドローン自動飛行点検構築」 D:機材販売、ドローンスクールおよび点検・測量ノウハウ供与、現場での内製化。他社にない実務的な導入支援により、顧客課題を中から解決。 |
・メンテナンスレジリエンス展出展(7/23-25) ・INCHEM TOKYO出展(9/17-19) ・ドローンジャーナルコンファレンス登壇(9/17)→業界4紙に記事掲載 ・新規名刺獲得750枚(目標1,000枚) ・新規顧客具体的案件27件(目標50件) ・新規顧客受注(内示)件数10件(目標20件) |
代表 辻 健太朗 氏 |
醤油粕を用いた燻製材のアップサイクルビジネスになります。醤油粕は塩分や水分が多く、食品リサイクル法のため飼料以外での有効活用が難しい状況です。開発した醤油粕燻製材は低リスク・低コストで製造できるだけでなく、醤油屋にとっては引取先との交渉や処分の費用を削減することができます。ビジネルモデルとしては醤油屋さんより醤油粕を買い取り、弊社Smoke-i-freetにて燻製材に加工し、食品工場や小売店に販売する形になります。 |
・大阪関西万博出展(9/23-29) ・食品開発展出展(10/15-17) ・コエドテラスにて燻製食品のテストマーケティング開始(10月以降の毎週木曜) ・新ホームページ公開(10月) |
代表 不破 千也子 氏 |
在宅で障害児者を介護する家族や障がいのある方を対象に、「やりたい」を起点に社会とつながり、小さく働く“自立の第一歩”を支援するカスタマイズ型ビジネスサポート講座を開催。専門家(ライター等)がオンラインや対面で創作支援・発信支援を行い、当事者が制作する作品や販売ページの完成をサポート。在宅でも社会とつながりながら“働き続ける力”を育む、スモールビジネスのための起業支援事業です。 |
・新規事業スモビズ10月開講講座:受講生3名獲得(目標3名) ・公式LINE:57名登録 ・オンラインおしゃべり会:30名参加(8月18名、9月12名) ・日本経済新聞(10/1)、埼玉新聞(10/15)に取材記事掲載 |
代表取締役 玉櫛 鉄平 氏 |
賃貸住宅に”終身”と言う選択肢を!終身賃貸という、不動産賃貸業に対する新しいサービスです。 |
・主催セミナー開催(8/26) ・セミナー後の問合せ120件、協定業者26社獲得 ・現役アスリート2名を契約社員として雇用 |
SCAP成果発表会(デモデイ)について
日時|2026年2月4日(水)14:00~16:00
会場|さいたま市内
内容|SCAP採択者の最終成果発表、ネットワーキング、など
※12月上旬頃より申込受付開始予定です
【さいたま市産業創造財団について】
公益財団法人さいたま市産業創造財団は、さいたま市の特性を活かして、市内中小企業者及び創業者の皆様の支援を行うとともに、中小企業等に勤務する方の福祉向上を図ることにより、地域産業の振興及び豊かな市民生活の形成に寄与することを目的に、平成16年3月にさいたま市の100%出捐により設立、同年4月1日から本市における都道府県等中小企業支援センターとして事業を展開しています。
法人名 :公益財団法人さいたま市産業創造財団
所在地 :埼玉県さいたま市中央区下落合5丁目4番3号 さいたま市産業文化センター4階
代表者 :中村 雅範(理事長)
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