日本初!多重知能理論に基づく「子どもたちの生きる力を育む」インクルーシブな遊び空間
北陸・富山を拠点に総合建設業を展開し、遊具メーカーとしても事業を行う株式会社岡部(所在地:富山県南砺市・富山市、代表:岡部竜一)は、2026年4月に埼玉県深谷市にオープンした県内最大級かつ市内初の屋内遊戯施設「こどもふっかパーク(深谷市こども館)」の建設において、1階「わんぱくアリーナ(体育室)」の一部および2階「アソビバ(プレイホール)」に遊び空間を設計・施工しました。本遊び空間は、年齢や障害の有無に関わらず誰もが楽しめるインクルーシブな空間であることに加え、多重知能理論の考え方を取り入れた日本初(※自社調べ(2026年3月時点/多重知能理論を取り入れた公共屋内遊び空間として))の遊び場として設計・施工された、子どもの多様な成長を支える新しい公共遊戯施設です。多重知能理論を専門とする金沢大学 融合研究域 融合科学系 講師 有賀三夏氏と連携し、理論的知見を空間設計に反映しています。

■多重知能理論を取り入れた遊び空間の特徴
本遊び空間は、単に身体を動かすための遊具を設置するのではなく、遊具・遊び場づくりの専門家が子どもたち一人ひとりの「好き!」「楽しい!」を大切に考え、多重知能理論に基づき、空間全体を設計している点が大きな特徴です。多重知能理論は、知能を単一の能力として捉えるのではなく、「言語的知能」「論理・数学的知能」「身体的知能」「音楽的知能」「空間的知能」「対人的知能」「博物学的知能」「内省的知能」など、複数の知的特性が存在するとする考え方です。
岡部では、子どもの成長に寄与する遊具づくりを追求する中で、特定の能力に偏らず、子ども一人ひとりが持つ多様な力を自然な遊びの中で引き出す環境づくりを重視してきました。多重知能理論の考え方をもとに、「運動が好き」「みんなで遊ぶことが好き」「空想することが好き」といった子どもそれぞれの「好き」を分類し、子どもの感性を8つの特性として位置づけています。これら8つの特性がどのような遊具と結びつくのかを検討し、それぞれの知能がバランスよく育まれるよう本遊び空間を整備しました。
■多重知能理論とは
多重知能理論は、米国の心理学者ハワード・ガードナー氏が提唱した理論で、人には8つの異なる知能があり、その組み合わせが一人ひとりの個性を作っているという考え方です。言語的知能や論理・数学的知能だけでなく、身体的知能、音楽的知能、空間的知能、対人的知能、博物学的知能、内省的知能など、多様な能力がそれぞれ独立して存在するとされています。 この理論では、人それぞれが異なる強みや特性を持つことを前提に、その個性を活かす教育のあり方が重視されています。遊びは、こうした多様な知能を自然に刺激し、育む機会となると考えられています。
■金沢大学 有賀三夏氏との共同研究
株式会社岡部では、遊びを通じた子どもの成長や学びに関する研究において、多重知能理論を専門とする金沢大学 融合研究域 融合科学系 講師 有賀三夏氏と共同研究に取り組んでいます。本遊び空間の設計においても、その研究知見をもとに有賀氏に完成した空間をご確認いただき、専門的な観点から評価をいただいています。今後も有賀氏との共同研究を継続し、子どもたちの多様な能力を引き出す遊び空間づくりに取り組んでまいります。
【プロフィール】

金沢大学 融合研究域 融合科学系 講師。
専門は多重知能理論、アートセラピー、芸術教育。画家・アートセラピー研究者としても活動。
2009年よりハーバード大学教育大学院Project Zero(プロジェクト・ゼロ)に参加。
■遊具と知能の関係性
本遊び空間では、各遊具が子どものどのような知的特性に働きかけるのかを、多重知能理論の観点から分類しています。身体を動かす遊具、創造力を刺激する遊具、協調性を促す遊具など、それぞれが異なる知能にアプローチしています。「アソビバ(プレイホール)」では、子どもの個性を伸ばし、今まで気づいていなかった感性を発見することができます。以下に、その一例をご紹介します。
●天空ネット/ファームトランポリン/みんなのネット



立体的に張り巡らされたネット遊具は、身体を使って登る・くぐる・跳ねるといった動きを通じて、身体的知能を刺激します。また、高低差や構造を把握しながら移動することで、空間的知能にも働きかけます。さらに、「みんなのネット」では車椅子の子どもも利用できる設計としており、天空ネットの揺れや振動を通じて他者の存在を感じ合い、ともに遊ぶ体験を生み出します。多様な子どもが同じ空間で遊びを共有できる設計です。
●オトの谷


音やリズムを体験できる「オトの谷」では、音楽的知能を中心に子どもの感性や表現力を刺激します。単に音が出るだけでなく、施設の奥で奏でた音が空間全体に響き渡るよう設計されています。音の広がりや響きを体感することで、音への気づきや空間認識の発達にもつながります。
●ごっこひろば



ごっこひろばでは、役割を決めて遊ぶ中で言語的知能や対人的知能に働きかけます。相手の気持ちを想像しながらコミュニケーションを取る経験は、社会性や協調性の発達にもつながります。ブロッコリーやネギを引き抜く「収穫体験」は、地域の特産物への関心を高めるとともに、野菜の数を数えたり色や形で仲間分けしたりする活動が論理・数学的知能を刺激します。さらに、野菜のかたちや特徴を観察し、自然の事物への気づきや分類する力を育む博物学的知能にも働きかけます。こうした体験全体が、子どもの探究心を豊かに育みます。
■施設概要
こどもふっかパーク(深谷市こども館)は、2026年4月1日に埼玉県深谷市仲町にオープンした屋内型児童施設です。深谷市が推進する「こどもの健全育成と子育て支援の拠点創出」を目的に整備され、0歳〜18歳までのこどもとその保護者を対象としています。県内最大級・市内初の屋内遊戯施設として、約900㎡の大空間「アソビバ」や「わんぱくアリーナ」をはじめ、図書室・工作室・自習室など多様なエリアを備えています。
【施設基本情報】
正式名称:深谷市こども館(こどもふっかパーク)
所在地 :〒366-0822 埼玉県深谷市仲町20番1号
開館時間:9:00~18:30
休館日 :月曜日(祝日、振替休日の場合は翌日)、年末年始
延べ面積: 3233.15㎡
主な施設:アソビバ、わんぱくアリーナ、図書室、工作室ほか
■今後の展望
本取り組みは、子ども一人ひとりの「好き」や「楽しい」という気持ちを起点に、多様な力が自然に育まれる遊び環境を理論に基づいて実現したものです。岡部は今後も、遊具づくりを通して子どもの成長に寄与する空間づくりを追求し、地域社会に貢献してまいります。
■株式会社岡部について
株式会社岡部は総合建設業という核になる事業に加え、既存事業のノウハウを活かした新規事業に対して積極的にチャレンジするなどチャレンジスピリットを大切にしています。
社員一人一人の成長が企業の成長になると考えており、社員の成長を促す人事制度と教育制度を取り入れています。
弊社のものづくりのスケールの大きさは、大きな達成感を得ることができます。土木・建築工事の他、子どもたちの笑顔をつくる空間創造企業として、全国の遊び場の遊具の設計製造施工・点検を行っています。
また、若手技術者数は県内トップクラスで、10、20代は3割弱、30代までは全社員の4割にものぼります。
【過去の新卒採用実績】
2026年:3人(予定)、2025年:11人、2024年:5人、2023年:9人、2022年:8人、2021年:5人
■会社概要
商号 : 株式会社岡部
市場 : 未上場
代表者 : 代表取締役社長 岡部 竜一
所在地 : 〒939-1901 富山県南砺市祖山39
富山本社 : 〒930-0026 富山県富山市八人町6-2
創業 : 1943年7月
事業内容 : 総合建設業・遊具メーカー
資本金 : 10,000万円
URL : オフィシャル https://www.okabe-net.co.jp/
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