日本の戦後美術と現代アートが一堂に。東西ニューアート、12月5日に東京公開 オークションを開催
山口長男、今井俊満らの作品に加え、澁澤卿コレクションを特集。浮世絵や西洋装飾美術、ジュエリーも出品。

株式会社東西ニューアートは、2026年12月5日(土)、東京・銀座にて「12月 東京公開オークション」を開催いたします。
今回は、草間彌生、奈良美智をはじめ、戦後日本の抽象美術を代表する山口長男など、国内外の著名作家による作品が集結。近現代美術から浮世絵、ジュエリー、西洋装飾美術まで、幅広いジャンルから全262点、落札予想価格総額2億8,000万円超の作品を出品いたします。
また、特集企画として、日本の四季や自然美を繊細に描いた「澁澤卿コレクション」38点もご紹介します。

日本抽象絵画のパイオニアとして知られる山口長男が、抽象表現へと本格的に踏み出した1955年に制作された重要な初期作品。
深い黒の背景に赤土色の形態が大胆に配され、画面上部の円と下方で交差する帯状の形態が印象的な対比を生み出している。幾何学的でありながら有機的な広がりを感じさせる構成に加え、絵具の厚みやナイフの跡が残る重厚な絵肌も本作の特徴である。
1950年代は山口の画風が大きく展開した時期であり、本作には、後年のより単純化された構成へとつながる造形への探究が見て取れる。また、山口は1955年のサンパウロ・ビエンナーレ、翌1956年のヴェネツィア・ビエンナーレに日本代表として出品し、国際的な評価を高めていった。
限られた色彩と形態によって力強い存在感を生み出す本作は、山口長男の独創的な抽象表現と、その形成過程を伝える一作である。

澁澤卿コレクション
澁澤卿(1949–2012)は、日本の四季折々の自然や寺院風景を、繊細かつ緻密な筆致で描き続けた画家です。東京藝術大学でデザインを学び、画家として活動する一方、1977年には日蓮宗の僧侶となる異色の経歴を持ちます。
近代日本洋画を代表する画家・和田三造を大伯父に持ち、東京藝術大学では大藪雅孝に師事。デザインによって培われた構成力と、素材への自由な探究心、そして僧侶としての修行を通じて深められた精神性が、その独自の作品世界を形づくりました。
アクリル絵具、岩絵具、墨などを組み合わせた独自の技法を用い、樹木や水面、建築物の細部に至るまで丹念に描き込むことで、重厚感と透明感を併せ持つ風景表現を確立。四季の移ろいを捉えながら、自然の奥にある静けさや精神性を画面に映し出しています。
今回のオークションでは、1980年代から2010年頃までに制作された作品を中心に、春の芽吹きから秋の深まり、雨や霞に包まれた風景まで、澁澤卿の多彩な表現を伝える38点を一挙にご紹介します。



まだ、本オークションでは、澁澤卿コレクションに加え、国内外の著名作家による近現代美術作品も多数出品いたします。多彩な表現が集う今回のラインナップから、注目作品の一部をご紹介します。





開催概要
オークション開催日時:2026年12月5日(土)
12:00~(開場 11:00)
オークション会場:銀座スイムビル 2F
下見会開催日時:2026年12月2日(水)~4日(金)11:00~18:00(最終日は16:00まで)
下見会会場:銀座スイムビル B1F·1F·2F
出品数:全262ロット
参加方法
*参加申し込み、事前入札はオークション前日(12月4日(金)18:00)まで受け付けております。
*参加登録費無料
会場参加:当日会場にてお客様ご自身でご参加いただきます。
電話入札:スタッフが当日、お客様と電話をつなぎ参加します。
書面入札:入札金額を事前にご提出いただきます。
オンライン入札:当日、オンラインシステムにお客様ご自身がログインし、入札にご参加いただきます。
ご参加のお申し込み、ご不明点は下記までお問い合わせください。皆さまのご来場、ご参加を心よりお待ち申し上げます。
会社情報
株式会社東西ニューアート
〒104-0061 東京都中央区銀座1-15-6 銀座東洋ビル 3F
Tel:03-5579-5890
Fax:03-5579-5891
Mail:info@tozai-newart.co.jp
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