いけばな草月流は、初夏のいけばな展を開催します
草月いけばな展「花のスケルツォ」
いけばな草月流は、草月会館にて初夏の草月いけばな展「花のスケルツォ」を開催します。
草月会館2階談話室には「自由花」に加え、草月流の代名詞でもある「“竹” を取り入れた作品」を展開します。素材や器、空間と戯れるようなのびのびとした作品に、正面エントランスには家元による大作が展示され、見る人の心に喜びの花を咲かせます。
瑞々しい季節を彩る展覧会に、どうぞご期待ください。
概要
会期:2024年6月12日(水)~ 27日(木) (各期2日間、5期制)
※断続的な開催となりますのでお出かけの際はご注意ください。
1期:6月12日(水)・13日(木) 2期:6月15日(土)・16日(日)
3期:6月19日(水)・20日(木) 4期:6月22日(土)・23日(日)
5期:6月26日(水)・27日(木)
時間:水・土曜日は10:30~18:30 / 木・日曜日は10:30~16:30
※入場は閉場の30分前まで
会場:草月会館 2階談話室(東京都港区赤坂7-2-21)
入場無料
主催:一般財団法人草月会
運営・お問合わせ:一般財団法人 草月会 事業部事業課
TEL:03-3408-1156 FAX:03-3405-4947 E-mail:kikaku@sogetsu.or.jp
家元作品展示
6 月12 日(水)~ 6 月27 日(木) 草月会館 1階・正面入口前
※天災及びその他不可抗力による事由により、本展の開催を延期・中止する場合がございますので、予めご了承ください。
勅使河原茜家元からのメッセージ
「いけばなは立体造形である」
先代家元・勅使河原宏による、この明快ないけばなの定義を指針の一つとして、草月流は3年後の創流100周年に向けて大きく歩みを進めています。
いけばなが纏ってきたあらゆる形容を取り去った後の、この清々しいまでの本質に立ち返ることは、創造の新たな可能性の扉を開くと共に、花をいける喜びと新たに出会い直すことにもつながると思うのです。
本展では、出品者一人ひとりがこのいけばなの原点に立って、それぞれの思いを形にする自由花と、宏が得意とし、草月の代名詞ともなった“竹” を取り入れた作品を展示いたします。
100周年へと向かうこの大きな一歩が、伸びやかで軽やかで心躍るものとなることを強く願っています。
草月流家元 勅使河原 茜
草月流第四代家元 勅使河原茜(てしがはら あかね)
2001年第四代家元就任。自由な創造を大切にする草月のリーダーとして、国内外さまざまな場所でみずみずしく大胆ないけばな作品を発表する。他分野のアーティストとのコラボレーションにも積極的に取り組むとともに、いけばなを通じて子どもたちの感性と自主性を育む「茜ジュニアクラス」を主宰し指導にも力を注ぐ。
2020年、コロナ禍の花卉業界を応援するため、クラウドファンディングの支援をもとにグロリオーサ5,000本を使用したインスタレーションを制作。2021 年には家元継承20 周年を記念した2つの個展「むすぶ」(京都・草月WEST)・「ひらく」(東京・草月会館別館アトリエ)が行われ、多くの反響を呼んだ。
いけばな草月流について
1927年、初代家元・勅使河原蒼風が形式主体のいけばなに疑問を持ち、個性を尊重した自由な表現を求めたことから草月のいけばなは始まりました。草月のいけばなは「型」にとらわれることなく、常に新しく、自由にその人の個性を映し出します。いつでも、どこでも、だれにでも、そして、どのような素材を使ってもいけられるのが草月流。いけ手の自由な思いを花に託して、自分らしく、のびやかに花をいけていきます。
また、時代とともに変化してきた草月のいけばなは、それぞれのご家庭で楽しむことはもちろん、ウインドーディスプレーや舞台美術など、社会のあらゆる空間に植物表現の美と安らぎをもたらしています。
ご取材について
草月会広報部までご連絡ください。
一般財団法人草月会 広報部 矢口
TEL:03-5411-5100 FAX:03-3405-4947 E-mail : pr@sogetsu.or.jp
公式ホームページ https://www.sogetsu.or.jp/
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