<レポート>『LogicadテレビCMリアルタイム連動型広告配信』における実証実験

~CM放映直後のスマートフォン向け広告配信の効果~

SMN株式会社

ソネット・メディア・ネットワークス株式会社は、『Logicad テレビCMリアルタイム連動型広告配信』において、テレビCM放映と、放映後のDSP(*1)によるインターネット広告配信(バナー広告)の実証実験を行いました。
本実験では、テレビCM放映直後の広告配信と、テレビCM放映から時間が経過した広告配信を実施し、効果測定を行ったところ以下の傾向がわかりました。

 

                【実証実験 サマリー】
■  概要
・対象CM    電子書籍サイトに関するテレビCM(新規顧客獲得型)
・放映期間   2016年1月1日~11日
・放映エリア      関東エリア
・広告配信方法 DSP『Logicad』によるテレビCM連動型配信(放映後30分間以内)と通常の広告配信(放映後30分間以外)を比較
 - 配信地域       関東1都6県
 - 配信対象端末  スマートフォン
 - 想定ユーザー  自宅内にてテレビを視聴しながら、スマートフォンを閲覧するユーザー
 



 


■実験結果1 テレビCM連動広告と、通常の広告配信のCTR(*2)の比較
       CM放映後30分間の広告配信と、通常の広告配信(30分以外)のCTRを比較
       (通常の広告配信のCTRを1とすると、CM放映後30分間のCTRは1.47倍) 

■実験結果2 平日、休日別のCTR比較の分類
       CM放映後30分間の広告配信と、通常の広告配信(30分以外)のCTR比を平日と休日別に分けた結果、平日は1.16倍に対し、休日のCTR比は1.86倍に。

■実験結果3 休日の時間帯別、CTR比較の分類

       休日の日中(9~17時台)、夜間(18時~23時台)、深夜早朝(24時~8時台)の分類では、休日の日中における30分以内の配信が、通常の2.20倍となっている。

 

                    【まとめ】
・テレビCM放映後のインターネット広告配信は、スマートフォンのCTRにおいても、放映後30分以内の配信に高い傾向がみられた。
・また平日、休日のCTR比では、休日に高い傾向がみられた。なかでも、休日日中においては、通常配信との比較でCTRのスコアが2倍以上となった。
・今回の対象は、時間消費型の商材(電子書籍サイト)であることから、比較的時間に余裕がある日曜日に、高く反応したものと考えられる。
 
テレビCMとインターネット広告配信を連動させる場合、プロモーション商材の対象者のライフスタイル(時間帯)を想定することや、対象者がテレビCMとインターネット広告を併せて視聴する環境(端末など)をイメージすることで、より効果の高いプロモーションを展開することが可能と考えられます。

なお、上記以外の本実験における検証結果(年代別の分析など)を、ホワイトペーパーとして下記URLにてダウンロードが可能です。

※「Logicad テレビCMリアルタイム連動型広告配信」サービスページ
  http://www.logicad.com/product/tvcm.html

                                               以 上
*1 DSP(Demand Side Platform)
  広告主の広告配信効果を最適化するためのプラットフォーム

*2 CTR (Click Through Rate)
  広告が表示された際のクリックされる割合(クリック数÷インプレッション数)

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URL
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業種
情報通信
本社所在地
東京都品川区大崎2-11-1 大崎ウィズタワー12階
電話番号
03-5435-7930
代表者名
原山 直樹
上場
東証スタンダード
資本金
12億6056万円
設立
2000年03月