2017年4月の住宅ローン平均金利は3月に続きじわり上昇。ただし、日銀が長期金利を0%程度に誘導する方針を継続しており、年内の金利は上がっても段階的な上昇にとどまると予測

WhatzMoney住宅ローンレポート 2017/04

全国763金融機関、17,000超の住宅ローンプランを比較できる「WhatzMoney 住宅ローン」(URL: https://whatzmoney.com/) を運営するWhatzMoney株式会社(本社:東京都目黒区、代表取締役:前田 一人)が独自に4月実行分のローン金利状況を調査し、公開いたしましたので、お知らせ致します。

※ 本資料またはデータは、ニュースなどでご自由にご利用ください。
■調査結果サマリー 
  1. 10年固定金利型の金利は、基準となる10年国債金利が前月同水準の0.06%だったものの、過度な金利競争を回避するため、金利を引き上げようとする銀行の姿勢が鮮明に
  2. マイナス金利導入以降、金利低下の一途であった変動金利型も金利引き上げの動きがみられ、底打ち反転の兆し
  3. フラット35の最低金利は、基準となる長期金利が前月同水準であったため、返済期間20年以下のプラン、返済期間21年以上35年以下プランとも金利は横ばい
  4. 主要銀行全プランの最低金利ははじめて0.300%のプランが出現。対象プランは三菱UFJ信託銀行の固定3年,5年のプラン

1. 10年固定金利型の金利は、基準となる10年国債金利が前月同水準の0.06%だったものの、過度な金利競争を回避するため、金利を引き上げようとする銀行の姿勢が鮮明に

4月の10年固定金利型住宅ローンの金利は、基準となる10年国債金利が0.06%前後で推移し、ほぼ横ばいであったものの、過度な金利競争を回避するため、金利を引き上げようとする銀行の姿勢が鮮明になり、一部銀行で金利を引き上げる動きがみられました。【図1】【図2】

【図1】10年固定金利型 金利引上行と引上幅(主要73行中)


【図2】10年固定金利型 金利動向


主要73行の10年固定金利型の平均金利は1.010%(前月比プラス0.019%)となりました。【図3】

【図3】10年固定金利型平均金利(主要73行)

 


三菱東京UFJ銀行のキャンペーン終了に伴う0.5%の金利引き上げを除けば、0.1%前後の引き上げにとどまっており、急激な金利引き上げにはなっていない状況です。
今後、米国の中央銀行にあたるFRB(米連邦準備理事会)は年内に残り2回の利上げを予定しており、その影響で日本の金利も上昇する可能性を含んでいますが、日銀は長期金利を0%程度に誘導する金利操作政策を継続する姿勢を見せており、急激な金利上昇はないとみられます。
ただし、世界的には金融緩和から金融引締めのトレンドになっており、2017年度の住宅ローン金利は2016年度のように一方的に低下することはないと予測します。


2. マイナス金利導入以降、金利低下の一途であった変動金利型も金利引き上げの動きがみられ、底打ち反転の兆し

変動金利型の金利はマイナス金利導入以降、過去最低水準を更新・維持してきましたが、一部銀行で金利引き上げの動きが見られ【図4】、平均金利は僅かながら上昇しました。【図5】

【図4】変動金利型 金利動向


【図5】変動金利型平均金利(主要73行)

日銀はマイナス金利政策を継続しており、基準金利は横ばいで推移しているものの、一部銀行では金利引き下げ競争から撤退する動きがみられます。4月は金利を引き上げなかった銀行も近い将来、金利を引き上げる可能性があり、住宅ローンの借り入れ、借り換えを検討している方には、金利動向を踏まえて早めの判断を推奨いたします。


3. フラット35の最低金利は、返済期間20年以下のプラン、返済期間21年以上35年以下プランとも金利は横ばい

フラット35の最低金利は、基準となる長期金利が前月同水準であったことから借入期間20年以下のプラン、借入期間21年以上35年以下のプランともに金利は横ばいとなりました。【図6】

【図6】フラット35の金利推移



4.  主要銀行全プランの最低金利ははじめて0.300%のプランが出現。対象プランは三菱UFJ信託銀行の固定3年,5年のプラン。教育資金贈与信託の利用が必須のプランであるが、条件を満たす場合は検討したい

主要銀行の全新規借入プランのうち1月の最低金利は0.300%と初めて、0.300%のプランが出現いたしました。【図7】

【図7】0.300%台の住宅ローンプラン(4月3日現在)

対象プランは三菱UFJ信託銀行の固定3年,5年のプランで、教育資金贈与信託の利用が条件になっているものです。すべての方が利用できるプランではないものの、条件を満たすご家族には有効なプランになります。

固定金利期間が限定されているプランは、固定金利期間終了後の金利が上がる傾向があるため、金利だけで選ぶのではなく、総支払額でも比較検討することを推奨いたします。

WhatzMoney株式会社
代表取締役 前田一人


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