人気の鳥類学者・川上和人史上、最高の出来！ただ骨を並べただけの図鑑と思うなよ？『鳥の骨格標本図鑑』発売！

外見より中身が大切と、ならわなかったかい？ バード川上、今度は鳥の骨を語る。

株式会社 文一総合出版（東京・新宿／代表取締役社長・斉藤 博）は、鳥の骨の仕組みを解説した「BIRDER SPECIAL 鳥の骨格標本図鑑」（定価：本体2,800円＋税）を11月11日（月）に発売いたしました。

いままで、鳥の骨格をここまで詳しく解説した本があっただろうか。
この本では、145種の鳥の骨格標本を掲載しました。体を支える丈夫さと飛ぶための軽量性を兼ね備えた骨の見どころを、飛ぶ、泳ぐ、走る、木に止まる、獲物を捕らえるなど、鳥の生態、行動と関連させて解説しています。

 

表紙

この本の使い方・凡例についても、川上氏独特の表現で解説。骨の部位の名称については読み仮名も併記しているので、難しい骨の名称も親しみやすい印象に。

 

この本の使い方・凡例／骨の部位の名称

各種のページでは分類と掲載順、メインとなる標本写真のほか、その鳥の生態を特徴づける一推しの骨、生態写真を掲載。生態写真と骨格を合わせて見ることで、鳥の進化の道筋を垣間見ることができます。 
 

アリスイ／コゲラ

「飛ばない鳥は竜骨突起（りゅうこつとっき）が小さく、飛ぶ鳥は竜骨突起が大きい」「飛ばないけれど、水中を飛ぶように泳ぐペンギンの竜骨突起は？」——ペリカンやペンギンなど、だれもが知っている鳥の話が骨をきっかけに大きく膨らみます。

 

コサギ／骨太コラム

鳥の骨に関する豆知識的な情報を解説した「骨太コラム」も要所に掲載。
鳥の生態や行動の特性は骨の至るところにあらわれます。鳥の骨の見どころがわかると、鳥を見る目も変わってきます。

「骨格こそが脊椎動物を世界の隅々へ進出させた立役者なのだ——鳥の骨について知っても、この先の人生に役立つことは何もないだろう。だが、長い進化の歴史が紡いだ機能美に触れ、損をしたと思う人もいないはずだ。この本は、鳥の骨に特化したヴンダーカンマー（驚異の部屋）である。」（本文より）


商品仕様
書名　BIRDER SPECIAL 鳥の骨格標本図鑑
発売日：2019年11月11日（月）
定　価：本体2,800円＋税
判　型：B5判
ISBN10：4-8299-7509-1
ISBN13：978-4-8299-7509-1
ページ数：168ページ（全4色）
電子版：なし
発行所：文一総合出版（東京・新宿）
 

川上和人先生

著者　川上和人（かわかみ・かずと）
森林総合研究所・主任研究員。小笠原諸島の鳥類の進化と保全の研究に従事。好きなカールはチーズ味。好きなブルボンはルマンド。好きなジェイソンはステイサム。ただし、一生カールか、一生ピーナッツかの二者択一なら後者だ。ピーナッツはジョッキでゴクゴクいけます。
著書に『鳥肉以上、鳥学未満。』（岩波書店）、『鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。』（新潮社）、『そもそも島に進化あり』（技術評論社）等。

写真　中村利和（なかむら・としかず）
神奈川県生まれ。写真家。日本大学芸術学部写真学科を卒業後、アシスタントを経てフリーランス。高校生のころ、友人の影響で観察を始めて以来、身近な野鳥を中心にその自然な表情、仕草を記録している。
「光」にこだわり、「光」が感じられる写真を心掛けている。2017年、青菁社より写真集『BIRD CALL』を出版。


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文一総合出版　https://www.bun-ichi.co.jp/tabid/57/pdid/978-4-8299-7509-1/Default.aspx
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このほか、全国の書店でお求めいただけます。

 

• 「鳥の骨格標本図鑑」発売記念　トーク＆サイン会、開催

書泉グランデ5Fにて「鳥の骨格標本図鑑」をご予約・ご購入いただいた方、先着40名様に参加券をお渡しいたします。残席わずか！

日程　2019年11月14日（木）
時間　19：00〜（会場18：45）
会場　書泉グランデ 7階 イベントスペース

申込・詳細
書泉グランデ・イベント情報　https://www.shosen.co.jp/event/110287/