STUDIOで作成されたサイトを讃えるデザインの祭典「STUDIO DESIGN AWARD 2021」、グランプリを含めすべての受賞作を発表。
200を超える応募の中から、2021年を代表するにふさわしいグランプリ作品を選出いたしました
次世代のWebデザインプラットフォーム「STUDIO(https://studio.design/ja)」を運営するSTUDIO株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:石井 穣)は、STUDIOで作成されたサイトを讃えるデザインの祭典「STUDIO DESIGN AWARD 2021」の全受賞サイトを発表しましたのでお知らせいたします。
STUDIOで作られたサイトを讃えるデザインの祭典、STUDIO DESIGN AWARD2021。
昨年を大きく上回る227サイトのエントリー、50のノミネートサイトから、一般投票・STUDIOチームによる審査を経て、12の賞に輝く作品を決定いたしました。
- STUDIOグランプリ
鯛のないたい焼き屋 OYOGE - 犬飼崇
https://oyogetaiyaki.com/
STUDIO DESIGN AWARD 2021、全227のエントリーの中からグランプリに選出されたのは、STUDIOの更なる可能性に気付かせてくれた、犬飼崇さん制作の店舗サイト「OYOGE」です。 「鯛のないたい焼き屋」というキャッチーなコンセプトが、gifアニメーション、アニメーション、動画、写真など多様な手段で見事にまとめ上げられ、シンプルなのに奥深く、どこまでも心地よい、理想的なWeb空間が広がっています。 オーナーであるOYOGEの方へはもちろん、携わった撮影チームや、訪問者、そしてSTUDIOチームまで、周囲にたくさんの良いインパクトをもたらした、今年の顔と言える素晴らしいサイトでした。
■ 部門賞
- いいね賞
SHIGOTABI - 株式会社ロフトワーク / 株式会社DOSO
https://shigotabi.com/
富士吉田市全体を活用し行うワーケーションプログラムと、滞在期間をより楽しくするためのスポットを紹介しているウェブサイトです。 全ノミネートサイト中最多、526の投票を獲得し、見事ソーシャルいいね賞に輝きました。 今回の受賞をきっかけに、取り組みがより発展していくことを願っています。
- ブログ・メディア賞
YOUTRUST JOURNAL - 奥野圭祐、成田愛恵
https://lp.youtrust.jp/journal
CMS機能のリリースから1年以上が経過し、今回のアワードには大規模なメディアサイトが複数ノミネートされました。中でもSTUDIOの特徴であるデザイン表現の自由さと、中身のメディアとしての圧倒的なボリュームを両立した「YOUTRUST JOURNAL」を、本年度のブログ・メディア賞に決定しました。爽やかに統一されたデザイントーン、メディア訪問者の探索体験をよく考慮したカテゴリ設計に加え、程よく設定されたアニメーションが全体のクオリティを一段引き上げています。生きて運用されるSTUDIO CMS製メディアの好例をデザインアワードで表彰できたこと、大変嬉しく思います。
- ポートフォリオ賞
SABONTE’s Portforio - 川瀬貴大
https://sabonte.com/
ポートフォリオサイト部門では、大きく「掲載作品の編集力」「サイトそのもののクオリティ」という2つの評価軸で審査しました。 SABONTE’s Portfolioは、クオリティの高い作品群がそれぞれ効果的な見せ方で配置され、サイト全体の動きも楽しく、総合的に評価の高いサイトでした。ニュース欄の作り方や動線も、ご本人の活動内容とのバランスのよい優れた設計で、ミニマルながら安心して作品の楽しめる空間となっています。 何より、一つ一つを最もよい形で訪問者に見てもらいたいという作品への愛が、唯一無二の工夫として昇華されていた本サイトを、2021年のポートフォリオ賞に決定しました。
- コーポレート・サービス賞
TERMINAL - 伊奈 亮輔&坂元 麻貴子(もち)
https://order.the-terminal.jp/
17件と最も多くのサイトがノミネートされたコーポレート・サービス部門では、受賞作として「TERMINAL」公式サイトを選出しました。 華やかな演出で彩られながらも、サービスサイトとして伝えるべき情報がわかりやすく整理されており、ストレスなく楽しく閲覧することができる素晴らしいサイトです。デザイン面では、特に全体のモーションデザインのバランス感覚が素晴らしく、サイト閲覧体験を通してショッピングをするときのような高揚感を覚えさせます。 感度の高いファッション業界で戦うサービスに相応しいハイセンスな本作は、多数のノミネート作品の中でも頭ひとつ抜けたクオリティでした。
- 店舗・商品賞
日本酒と肴 ふるさと - 犬飼崇
https://sakeate-furusato.com/
店舗・商品サイトを表彰する本カテゴリでは、7つのサイトをノミネート。 中でも「日本酒と肴 ふるさと」は、日本酒への愛と作り手へのリスペクトに溢れる居酒屋のアイデンティティがデザイン・文章などサイトの全ての要素を使ってよく表現され、サイトを訪れることでお店への理解や愛着が深まる、優れたサイトとなっています。 うっすらと空間の接続を保つ仕切りであるのれんの質感、和の心を感じさせる存在感あるロゴ、サイト全体に通ずる控えめな遊び心など、どの観点からみてもハイクオリティで、何度も訪れて隅々まで楽しみたくなる本サイトに、店舗・商品賞を授けます。
- イベント賞
WHITE FRIDAY FABRIC TOKYO - 菅卓也
https://studio.fabric-tokyo.com/white_friday
世の「ブラックフライデー」セールの裏側でFABRIC TOKYOが掲げる、商品への愛着に着目したキャンペーン「WHITE FRIDAY」。 イベント部門の審査においては、イベントそのものの内容、思想がとても素敵なことも高評価のポイントでした。本サイトはアパレルブランドならではのスタイリッシュなトーンにのせて、イベントの全容を理解しやすい情報設計が徹底されています。それぞれの生地の個性にちなんだストーリーを紡ぐ期間限定メディアという形で、速さと自由度というSTUDIOの特長を最大限活かし、大きなインパクトを生み出したこのサイトを、2021年のイベントサイトの代表として表彰することを決定いたしました。
■ 協賛企業賞
- 日本デザインセンター賞
たかまつなな オフィシャルサイト - 高野 菜々子
https://www.takamatsunana.com/
まるで会話の達人のようなサイト。 看板のようにただ情報を置いておくわけでもなく、たくさんの言葉で一方的に想いを伝えてくるわけでもなく。 訪れた人が気になることを、気になる順にテンポよく伝え、たかまつさんを応援したい人にはその方法をすっと差し出す。 「コミュニケーション」というWebサイトの本来の役割を、立体的に気持ちよく体験させられました。SNSやYouTubeもあるなかで、改めて個人の活動拠点としてのWebサイトの可能性を感じました。
ーーー日本デザインセンター
- D4V / IDEO 賞
日本酒と肴 ふるさと - 犬飼崇
https://sakeate-furusato.com/
D4VとIDEOのデザイナーで全てのノミネート作品を楽しく拝見しました。 まず第一に、去年に輪をかけて質の高いサイトが増えたな、という印象があります。アニメーションやホバーなどSTUDIOの機能を工夫して使った作品が多く、表現の幅が確実に広がっていることを実感できました。 D4V/IDEO賞として今回、我々が選んだ作品は「日本酒と肴 ふるさと」です。 「店主が愛する日本酒と食材でもてなす居酒屋」という店のコンセプトに違わず、お酒を手にとって飲みたくなるような、まさに「もてなし」に似た体験をすることができるデザインに仕上がっています。 大きな評価ポイントの1つは、縦書きのレイアウトを巧みに使っている点です。ウェブレイアウトではコピーなどを横書きにするのが主流であるなか、本作では居酒屋の和のコンセプトを際立たせる縦書きがユーザビリティも考慮した形で絶妙に配置されています。例えば、目次の部分を見てみてください。目次には横書きのレイアウトを使うのが一般的ではありますが、このサイトではのれんの形状に合わせた縦書きのレイアウトが、まさに居酒屋に入っていくような臨場感を演出しています。 さらに、本作を通じた気付きとしてあったのは、モバイル版で 縦方向にスクロールしながら見ていく際に縦向きの文字列は無理なく読めるということです。 おすすめの日本酒を紹介している部分では縦長のシルエットを持つ一升瓶と縦書きの文字列がきれいに連動していて感心しました。 もう1つ本作の魅力として挙げられる点は、モバイル版で見る場合とデスクトップ版で見る場合とで、それぞれ微妙に異なる体験を提供していることです。デスクトップ版は酒屋に出向いた時のように、いくつもの酒瓶が並び、それぞれの差異がひと目で見て取れるように設計されています。一方、モバイル版は一瓶、一瓶をじっくりと見ていけるような作りになっていて、それぞれのお酒の魅力に向き合うことができました。 一升瓶をクリックして個別の紹介ページに遷移する際のアニメーションもよく作り込まれており、そのお酒の世界観に引き込まれていく感覚がありました。 STUDIOを長年支援させてもらっている立場から、STUDIOで作った様々なサイトやページが日本中で公開され、国内クリエーターの中にファンが増え続けていることを非常に嬉しく思います。 日本国内のみならず、海外への飛躍も期待しつつ、弊社も良きパートナーであり続けられるよう努めて参ります。
ーーーD4V / IDEO
- 博報堂賞
鯛のないたい焼き屋 OYOGE - 犬飼崇
https://oyogetaiyaki.com/
博報堂では、プロフェッショナルの方にノーコードツールを使ってご自身の職域を拡張して頂く「TOOL PROJECT(ツールプロジェクト)」という取り組みを開催しています。 中小企業の業務委託を単独で行って頂くプログラムを提供していることもあり、今回は店舗・商品部門の個人による作品から選抜させて頂きました。 コピーとデザインでお店のコンセプトを上手く伝えることができている上、作り手が楽しんで作っているのが伝わってきます。TOOL PROJECTメンバーからの評価も高く、STUDIOを使いこなす上で学ぶべきことが詰まっていて、僕たちのお手本にもなっています。こういうのを「みんなを幸せにする仕事」というんでしょうね。
ーーー博報堂
- モリサワ賞
OCCK WORK - 犬飼崇
https://occkwork.com/
賞の選定にあたっては、サイトの中で文字や書体が担う役割に注目しました。 見出しは太ゴ B101、本文は中ゴシックBBBと書体を使い分け、シンプルなレイアウトでもメリハリをつけて、OCCKWORKさんが得意とする「形」と「色」を表現されています。 サイト全体としても、余白や緩急があり、また本文の文字色もトーンを合わせて調節されていて、プロダクトを引き立てることに成功しています。
ーーーモリサワ
- PARTY 賞
迷宮脱出アドベンチャー NUKEDONE(ヌケダン) - 前田デザイン室
https://nukedone.studio.site/
まず、ノミネート群を見て驚きました。STUDIOは、ここまでできるのかと。 従来のWeb制作では「モーションセンスのあるコーダー」が求められました。デザイナー一気通貫でWeb制作の門戸を開くサービスに昇華したなと。 「迷宮脱出アドベンチャー NUKEDONE」は、選択式RPG的なUIで、Web来訪者の異なるターゲットに、妥当なコンテンツを届けるという、新たなSTUDIOの可能性を切り開いていました。
ーーーPARTY
■最後に
スタッフ一同、このアワードを通じてより多くの環境でSTUDIOを活用いただき、表現への追求が行われていることを再認識するきっかけとなりました。
次回のデザインアワードへの更なる期待を胸に、STUDIO DESIGN AWARD 2021を閉幕いたします。ご協賛いただいた企業の皆様、ご応募いただいた皆様、そしてノミネート作に投票・拡散いただいた皆様、誠にありがとうございました。
STUDIO DESIGN AWARD 2021 | STUDIOで作成されたサイトを讃える「デザインの祭典」
https://designaward.studio.design/
STUDIO | ノーコードでWebサイトを作成
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