ラボシェアで研究開発を加速するCo-LABO MAKER、東京都のスタートアップ支援展開事業「TOKYO SUTEAM」協定事業者に採択
ラボネットワークとPoC支援機能提供により、ディープテックスタートアップの研究開発促進を目指す
当社が運営する「Co-LABO MAKER(コラボメーカー)」は、研究開発したい研究者や企業と、研究リソースをもつラボ(研究室)をマッチングし、機動的な研究開発を支援する、研究リソースシェアリングプラットフォームです。
Co-LABO MAKERは研究開発のスピードと投資対効果を大幅に向上できるサービスとして、現在、全国300件以上のラボを中心に、5,000件以上の研究リソースを登録いただき、大手メーカーから一般企業、学校、団体など、400件以上のマッチングを実現しています。これまで以上に支援の幅を広げていくために「TOKYO SUTEAM」事業を活用して、ディープテックスタートアップとそれを支援する支援者(VC・アクセラレーター・大学・自治体等)向けのPoCインフラを構築いたします。
当社は、本取り組みを通じて、日本のディープテックスタートアップの研究開発促進と次世代を担うスタートアップの創出を目指します。
協定事業の内容
ディープテックスタートアップを支援するVC・アクセラレーター・公的機関といった支援者へ、当社の保有するラボデータベースやノウハウを活かした「ディープテックスタートアップ支援プラン」を提供します。
スタートアップがPoCのために施設や設備を用意するためには、莫大な費用と時間がかかります。また、それだけでなく人材含む特殊な環境が必要であるため、実施できる環境を用意すること自体が非常に難しく、支援者としても専門性やつながりがある一部の領域以外では支援が難しいという課題がありました。
本プランを活用することでPoCにかかる費用や時間を大幅に抑えることができるため、PoCがネックで次のフェーズに進めていないスタートアップを、支援者と連携してサポートいたします。
加えて、本プランを活用してスタートアップがPoCを実施する際は、PoCを進めるための資金やネットワーク形成、連携契約などの支援も行います。
公開されているシェアラボ・レンタルラボ一覧:https://co-labo-maker.com/resources/rental_labos
※ web公開していないものも多数ございます。
「TOKYO SUTEAM」について
東京都では、令和4年11月に「Global Innovation with STARTUPS」を策定し、東京が中心となって、挑戦者が希望を持って活躍できる社会の実現に向け、「異次元」のスタートアップ戦略の展開を図っています。
本事業は、東京都と多様な支援者の連携による多彩なスタートアップ支援の展開とその支援者同士のネットワーク化をもって、東京のスタートアップ・エコシステムの強化、ひいてはスタートアップの創出と成⾧を促進することを目的としています。
「Global Innovation with STARTUPS」で掲げる 「10x10x10(5年で、東京発ユニコーン数10倍、東京の起業数10倍、東京都の協働実践数10倍)」達成のため、多様な主体による多彩なスタートアップ支援策の実施を後押しします。
TOKYO SUTEAM Webサイト:https://tokyosuteam.metro.tokyo.lg.jp/
Co-LABO MAKER について
Co-LABO MAKER(コラボメーカー)は、機動的な研究開発を可能にする研究リソースシェアリングプラットフォームです。利用者は、自社に設備や技術がなくても、早く安く外部の研究開発リソース(ラボ・設備・人材)を活用し、研究開発を前に進めることができます。提供者は、既に保有している設備や人材・技術を活用して、資金獲得・連携先獲得・研究成果獲得の機会を得られます。
代表取締役CEOプロフィール
古谷 優貴(Yuki Furuya)
2011年に東北大学工学研究科修了。修士2年間で主著論文8本執筆。 昭和電工株式会社にて、パワー半導体(SiC)の研究開発・事業立上げに従事。自らの体験を元に、研究開発の民主化を志ざし、2017年4月にCo-LABO MAKERを起業。ラボシェアを中心とした研究開発リソースのシェアリングサービスを展開。 2020年東北大学客員准教授に就任。研究のポテンシャルを最大化し、産業と大学が共に発展していく新たな研究開発エコシステムの形成に挑戦中。
会社概要
会社名 :株式会社Co-LABO MAKER
本社 :仙台市青葉区国分町1丁目4−9 enspace
代表者 :代表取締役 古谷優貴
事業内容 :Lab as a Service「Co-LABO MAKER」の開発・運営
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