南三陸町観光協会が交流人口拡大を目的に、ワーケーション誘致の伴走型サポートを実施

「南三陸まなびの里いりやど」へワーケーションの受け入れ体制をサポート。サウナや動画制作など多様な取り組みに発展

一般社団法人南三陸町観光協会(本社:宮城県南三陸町、会長:及川吉則、以下南三陸町観光協会)が交流人口拡大を目的として企画した宿泊施設向け課題解決型ワーケーションでは、南三陸町内4施設のそれぞれの宿泊施設の課題に対して、専任のアドバイザーがワーケーションとして滞在しながら課題解決支援を行いました。その中の「南三陸まなびの里 いりやど」では、新規サービスの参入検討、地域紹介動画の制作を実現しました。南三陸町観光協会はこれからもコロナ禍で利用が低迷した地域の観光事業者に対し、キャンペーンやアドバイス支援などを通じ、集客の向上に努めていきます。
 

 
  • 課題解決型ワーケーション実施の背景 南三陸町観光協会ではコロナ後の集客増加をサポート
コロナ禍で多くの地域事業者が課題に直面する中、南三陸町観光協会では2022年11月に南三陸町内の宿泊施設の課題調査を実施し、新しい顧客層の集客や閑散期への利用促進などのニーズを明らかにしてきました。一方、注目が集まるワーケーションの取り組みでは、個人向けへの地域としての環境整備を課題とし、中々受け入れに注力できない現状がありました。
そこで南三陸町観光協会では、課題を持ちながらも解決の糸口を見つけられていない宿泊施設に対し、それぞれの課題に合った人材にワーケーションとして各宿泊施設への滞在を依頼し、それぞれの課題に対して伴走型支援を実施しました。その結果、各宿泊施設では、課題解決に向けて一歩ずつ変化が起き始めました。
「南三陸まなびの里 いりやど」には、地域の良さを伝える動画を制作するWACO CREATEの岩村夫婦が滞在し、様々な良い変化をもたらしました。また、施設が必要としていたWebページの制作や動画制作を滞在者の2人に依頼することができ、今後の持続的な関係性へと発展していきました。

・ ワーケーション滞在を検討している方向けの動画PR
・ 今後の宿泊施設の追加改修計画のブラッシュアップ
・ 入谷地区での景観を活かしたサウナの実証実験実施
・ワーケーション滞在者向けWebサイトへの掲載検討

ワーケーション滞在者〈WACO CREATE〉

 

東北の魅力、地域に根ざした人の営みと想いが伝わるような動画制作・WEB制作を中心に活動。(イベントのダイジェスト映像、個人・企業様のプロモーションムービー、Youtube用の動画編集、企業やイベントのWEBサイト制作など)
東北の各地をワーケーションなどしながら、魅力発掘・発信を行っています。
https://wacocreate.studio.site/


宿泊施設〈南三陸まなびの里 いりやど〉


南三陸まなびの里いりやどは、「人と人」、「人と自然」の学びの交流拠点として、東日本大震災後2年目にスタートした宿泊施設です。2016年8月にオープンした新館「いりやどアネックス」では、柱や梁、廊下から外装まで南三陸町産の杉材をふんだんに使用した、ぬくもりあふれる穏やかな空間が特徴です。各種研修での利用はもちろん、ビジネスユースやプライベートの旅行にもおすすめです。
https://ms-iriyado.jp/

「南三陸まなびの里いりやど」でのワーケーション滞在をPRする動画は以下のYoutubeをご覧ください。
【Vlog】南三陸で2泊3日のワーケーション体験!
https://youtu.be/k_vTUc--XLg

同時期に滞在したワーケーション滞在者による記事は下記よりご覧いただけます。
【モニター体験レポート】南三陸町で仕事と観光のワーケーション滞在
 https://m-now.net/2022/03/workcation.html

南三陸町観光協会では地域事業者との関係性を密に構築しているため、今後も課題解決型ワーケーションに限らず伴走型支援を実施していく予定です。アフターコロナを見据えた観光再開への事業が様々な自治体や団体で進んでいます。これを期に新たなお客様へのリーチ拡大の後押しができればと思います。
 
  • 南三陸まなびの里いりやど コメント

コロナ禍で非常に厳しい状況が続いています。これまで大学や企業研修などの団体客がメインだった当館も、方向性を転換し、個人客へのシフトが求められていました。今回のワーケーション滞在で、課題も含めてリアルな声をフィードバックいただいたことで、アフターコロナを見据えた宿としての方向性に大きなヒントを得ることができました。当館がワーケーターと町をつなぐ拠点となるよう、ハード・ソフト面ともに整備をしていきたいと思います。
  •  課題解決型ワーケーションの概要
■南三陸町観光協会からの支援提供内容 
・各事業者の課題をヒアリング
・各事業者の課題に合ったワーケーション滞在者をアレンジ
・ワーケーション提供中に滞在者と共に解決に向けた提案を実施
・提案内容で課題に感じていることへの伴走支援

■期間
・ 2021年12月~2022年3月

■各宿泊事業者のメリット
・実際の宿泊する人の具体的なニーズがわかる
・ 現状の設備やサービスで何が足りないかがわかる
・ 新しい価値観やアイディアをもらえる

■各宿泊施設への予約
南三陸町観光協会が運営する予約サイト「みなたび」から、地域の宿泊施設が予約可能です。
それぞれ特徴のある宿泊施設ばかりなので、是非南三陸での滞在を計画してみてください。
https://minatabi.good-travel.info/
  一般社団法人南三陸町観光協会は、2009年に設立。南三陸町及びその周辺地域の有する文化的、社会的、経済的特性を活かし、観光客の誘致促進を図ると共に、観光地及び観光物産の紹介宣伝、 観光施設の整備促進、観光関係者の資質の向上を図り、もって地域の生活文化の向上及び産業経済の発展に寄与することを目的とし、その目的を達成するために事業を行っています。
  • プレスリリースに関するお問合せ
一般社団法人南三陸町観光協会
0226-47-2550( 9:00~18:00)
post@m-kankou.jp

すべての画像


ビジネスカテゴリ
旅行・観光ホテル・旅館
ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

URL
https://www.m-kankou.jp/
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
宮城県本吉郡南三陸町志津川五日町200番地5
電話番号
0226-47-2550
代表者名
佐藤太一
上場
未上場
資本金
-
設立
2009年06月