高校生留学のための奨学金、大幅に拡充!「三菱商事高校生海外留学奨学金」を60名に支給
三菱商事高校生海外留学奨学金は2019年12月に新設され、初年度は20名を募集しました。本格始動する2020年度は、全国より60名を募集します。これにより、2021年にAFS年間派遣プログラムに参加する生徒のうち、およそ3名にひとり、約100名に奨学金を提供できることになりました。
- AFSプログラム x 「三菱商事高校生海外留学奨学金」
「三菱商事高校生海外留学奨学金」は、異文化学習の機会を提供する世界的な教育団体、AFSの年間派遣プログラムへの参加機会を経済的に支援する奨学金です。日本の将来を担うグローバル人材の育成を目的として、AFS年間派遣プログラムにより多くの生徒が参加できるよう、プログラム参加費(派遣先によって120万円、145万円、170万円)を全額給付し、国際的な相互理解や異文化学習に関心を持ちながらも経済的な理由で留学に踏み切れなかった生徒を応援します。
三菱商事高校生海外留学奨学金は2019年12月に新設され、初年度は20名を募集しました。本格始動する2020年度は、全国より60名を募集します。応募時の年齢が中学3年生~高校3年生(※1)で、AFS年間派遣プログラムを一般選考A日程もしくはB日程で受験する方は、どなたでも応募できます。
(※1)派遣先によって対象年齢は異なります。
- 対象: 経済的に本奨学金がなければ留学が困難な方
- 支給内容: 派遣先国に応じたAFSプログラム参加費の全額(120万円、145万円、170万円)
- 募集人数: 60名
- 応募期間: 2020年4月13日(月)~2020年6月18日(木)。5月28日(木)の締め切りで50名を選抜、6月18日(木)の応募締め切りで10名を選抜予定
- 応募方法: AFSオンライン申込サイト(https://www.afs.or.jp/apply/)より応募。同時に、AFS留学選考への申込が必要
三菱商事による支援についてAFS日本協会の事務局長・河野淳子は「日本で65年以上にわたり、異文化とともに生きる力を育んできたAFSの活動と理念に共感し、次世代育成に協働いただけることを大変嬉しく思う」と語っています。AFS日本協会はこれからも、公益法人として、次世代の若者を中心にあらゆる世代の人々に対して異文化を理解する知識とスキルを提供し、積極的に活動するグローバル市民の育成に貢献して参ります。
- AFSプログラムが育むグローバル・コンピテンシー
AFSの留学は、異文化とともに生きる力を育む学習プログラムです。三菱商事高校生海外留学奨学金が支給対象となる「年間派遣プログラム」は、約10ヶ月間の高校通学とホームステイに加え、各種オリエンテーションを通じた包括的なカリキュラムで、多様性に満ちた世界において、異文化と共に生きるために必要不可欠な知識、前向きな変化を生み出す力、他者への理解力や共感力を養うのが特徴です。
自分の進路や生き方を模索する多感な10代にとって、AFSの年間派遣プログラムはより広い社会を視野に入れ、世界が抱える問題や共存について考えるきっかけとなっています。
内向き志向の若者が多いとも言われる日本でも、AFSで留学した生徒の約9割が「将来海外を視野に入れて仕事をしたい」と回答しています。
※AFSについて
AFSは世界的な教育団体です。第一次・第二次世界大戦中に傷病兵の救護輸送をしたボランティア組織American Field Service(アメリカ野戦奉仕団)を経て、異なる文化背景を持つ者同士がお互いの違いを認めあい、尊重しあうことの大切さを伝え続けるため、1947年、どこよりも先駆けて、若者の留学制度を始めました。
AFSの加盟国は約60か国、交流国は100か国以上に及び、理念に共感し活動を共にするボランティアとともに、交換留学以外にも、キャンプや出前授業、交流会、研修など多様な文化・価値観の人々と「共に生きることを学ぶ」活動を継続しています。
日本では1954年に8名の生徒をアメリカに派遣して以来、国際交流と異文化理解教育に努めて参りました。その功績が認められ、2004年には国際交流功労者文部科学省大臣表彰を受けました。2011年には公益財団法人の認定を受け、2018年までに派遣プログラムに参加した生徒は2万人以上に上っています。2015年UNESCOオフィシャルパートナーに認定。
https://www.afs.or.jp/
本件に関するお問い合わせ先:
公益財団法人AFS日本協会
広報担当 藤澤・石野
TEL:03-6206-1920 Email:info@afs.or.jp
すべての画像