佐賀女子短期大学 Sajo Future 2030 構想実現アドバイザーに就任
TFJは、「すべての子どもが、素晴らしい教育を受けることができる世界の実現」を目指し、教育をより良くしたいと考える多様な人材を、選考・研修を通して育み、自治体との連携により、学校へ教師として送り出すフェローシップ・プログラムを実施しています。
「Sajo Future 2030」プロジェクトは、地域の中の高等教育機関としての存在意義を再定義・確立し、地域一丸となって今後の佐賀を、世界を、つくる人を育成することを目的としています。
TFJの代表理事の中原が Sajo Future 2030 構想実現アドバイザーに就任することで、既存の教員養成・採用・研修の構造的な課題を乗り越え、教員を含めた人材育成とキャリア支援を、産官学民が一体化して取組める仕組みの構築に寄与します。佐賀女子短期大学のノウハウとTFJのノウハウが組み合わさることで、公教育の「先生」のみならず、様々な力と才能を集めたチーム学校、チーム地域社会による「教育」を実践する人材の育成を目指します。
▼佐賀女子短期大学 学長 今村正治様コメント
私たちは、地方の、特に佐賀県の高等教育機関のあり方を見つめ直す「Sajo Future 2030」プロジェクトに取り組んでおり、佐賀県武雄市に新たな4年制大学をつくることを決意しました。新大学では全世代・多様な人が学べる場、そして韓国をはじめアジアのエンターテイメントを学術的に学ぶグローバル系の学部、教育プロフェッショナルを育成する学部を展開します。中原氏には、この大学構想へ今までにない新しい要素を盛り込んでいくアドバイザーとして、一緒にアイディアを出し、実現に向けて活動をしてほしいと願っています。
▼TFJ 代表理事 中原健聡コメント
日本において、教員採用試験の倍率低下が、教員の質の低下につながると危惧されています。しかし、この課題の本質は、教員養成、採用試験、教員研修が一体化されておらず、教員免許状が保障する資質・能力と、時代によって変化する教員に求められる資質・能力が乖離していることであり、倍率ではありません。教員免許の質を保障する仕組みが課題なのです。
TFJのフェローシップ・プログラムは、フェロー(教師)の実践と子どもの状況を、フェローの選考・研修等にフィードバックし、学習者を起点としたプログラムの教育評価を毎年行っています。佐賀女子短期大学のSajo Future 2030構想において、TFJのノウハウを共有することで、新たな人材育成のロールモデルづくりに貢献します。
▼TFJ概要と実績
TFJは、世界60ヵ国以上に広がるTeach For Allというグローバルネットワークの一員で、「すべての子どもが、素晴らしい教育を受けることができる世界の実現」をビジョンに活動する認定NPO法人です。 主な事業は、教育をより良くしたいと考える多様な人材を、選考・研修を通して育み、自治体との連携により、2年間「教室」に教師として送り出すフェローシップ・プログラムの実施です。
2013年からスタートしたフェローシップ・プログラムは、これまでに250名以上が参加し、フェロー(教師)として学校現場で子どもたちに向き合ってきました。また、2023年度までにフェローが赴任した自治体は、26都府県87市区町村と全国に広がっており、向き合ってきた子どもたちは3万人を超えています。
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