世界で活躍するエンジニアを九州から輩出します

ロボットで世界一を目指す福岡のエンジニア集団「FUKUOKA NIWAKA」

FUKUOKA NIWAKAは九州・福岡を中心に活動する学生エンジニア集団であり、2018年夏、日本で初めてRoboMaster（ロボマスター）世界大会出場を果たしたチームです。
「日本の技術力で世界を驚かせたい」そんな熱い想いを持って集まった私たちは、世界一に向けて日々活動を行っています。

※当社は、「April Dream 4月1日は、夢の日。」に参加しています。このプレスリリースはFUKUOKA NIWAKAのApril Dreamです。

●RoboMasterとは
RoboMasterとは、最先端技術とe-Sportsの要素を兼ね備えた、世界最高峰のエンターテインメントロボットバトル大会です。

開催地は、経済成長が目覚ましい中国・深セン。
世界No.1ドローン企業のDJI社が主催するこの大会、2019年には中国、アジア、北米などから1万人以上もの学生エンジニア、約180ものチームが参加しました。

そんな輝かしいステージの裏で、世界中の学生エンジニアたちはがむしゃらにものづくりに取り組み、頂点を目指します。

機能性と耐久性を考慮した機械設計、思うがままに動作して操縦者と協調するロボット制御、相手ロボットを自動で識別できる画像認識技術、そして多くのロボットを同時に製作するためのマネジメント能力。
幅広い領域でハイレベルな技術を学び、チーム全体で実践していく必要があります。

●FUKUOKA NIWAKAとは
FUKUOKA NIWAKAは福岡・博多を拠点に活動するものづくり集団であり、日本で唯一RoboMaster世界大会への参加経験を持つチームです。

2017年高専ロボコン日本一に輝いた北九州高専や学生ロボコン全国大会常連校の九州大学をはじめ、九州中の高専・大学から幅広い年齢層の学生と、活動をサポートする教員や社会人が集まりました。

「絶対に優勝して、日本のロボットで世界を『アッ』と言わせてやる」
「そして何よりも、ものづくりは最高に楽しい！」 

そう思うからこそ、私たちは時に寝る間を惜しんでしまうほどに夢中になって開発を続けています。
 

●栄光と挫折
2018年7月、私たちは日本初のRoboMaster世界大会出場を果たし、無名のチームから一転、世界200チーム中BEST16にまで上り詰めました。

しかし、2019年はまさかの国際予選敗退。
「前年の決勝レベルの戦いが、翌年の予選で既に繰り広げられている」

この時私たちは、国内大会では味わったことのなかった世界の圧倒的な成長スピードを目の当たりにしました。
 

「このままでは世界一になれない」と感じた私たちは、試合に負けたその日から積極的に海外選手、特に中国の強豪チームを訪ね、つたない英語と中国語で質問をぶつけて回りました。交流を図る中で、中国チームの強みや私たちの課題を痛感することとなりました。

中国の技術的な成長は目まぐるしく、特にAIやロボット分野における技術発展のスピードはどんどん加速しています。
そして、RoboMasterに参加する10～20代の若手エンジニアは早くから世界に目を向け、自らの技術力に慢心することなく真摯にものづくりに向き合っています。


●新型コロナウイルスとの闘い
2020年、前年の挫折を乗り越えるべく、毎日必死にものづくりに勤しんできた私たちを襲ったのは新型コロナウイルス感染拡大による「RoboMaster2020大会中止のお知らせ」という文字。
世界大会出場のためのクラウドファンディングを行っている最中での発表でした。

しかし少しずつでも前に進んでいくことが、これまでご支援頂いた皆様への何よりの恩返しになると考え、渡航費に充てる予定だった予算をロボットの製作費や作業環境の拡充に充て、これからも開発を続けていくという決断を下しました。

大会の形はオンラインにシフトし、開発拠点であるニワカラボも閉鎖。
絶望的な状況下でも私たちは歩みを止めませんでした。
多拠点や自宅に持ち込んでの開発、オンラインでのミーティングなど、各ロボットを担当する設計者・エンジニアが状況に対応して開発を進めていきました。

その結果
FUKUOKA NIWAKAは国際枠で最高賞である”First Prize”を獲得することができました。

さらに、国際枠22チームの中で第1位のスコアを獲得することができました。

この結果はチームメンバー、そしてご支援をして下さる方々が困難な環境にも屈せず、望みをかけ、手を止めることなく挑んで手に入れた結晶であることに違いありません。

ですが、私達FUKUOKA NIWAKAが目指すのは「世界一」

現在も2021年オンライン大会に向けたロボット開発が日々行われています。
そして情勢が落ち着きを見せ、現地での国際大会で優勝を勝ち取るその日まで、私たちの挑戦は続きます。


●日本のものづくりと未来のために
FUKUOKA NIWAKAのチーム理念は
「世界で戦うことができるエンジニアの育成」です。

そのためにエンジニアが最大限活躍できる環境作りを行い
若手エンジニアの技術と意識の底上げを行っています。

また私たちは、今までに開発を行ったロボットの情報をオープンソースとして提供したり、地元の小中学校などに出向いてのイベントや講演を積極的に行うなど、国内のロボット競技者育成にも貢献してきました。

学校現場におけるプログラミング教育導入で社会全体のエンジニアに対する関心が醸成されたことにより
現在では地元小学校からの講演依頼や、行政機関との連携など未来のための活動が多岐に渡っています。

私たちはロボット競技のみならず、日本の未来のために立ちあがりました。

ぜひこの想いを共にして、一緒に応援していただければ嬉しいです。


●共に世界一を目指すメンバーを募集！
現在FUKUOKA NIWAKAは「世界一」という目標に向けて活動に励んでいます。
エンジニアにとって最高の環境で私たちと共に世界で戦えるエンジニアを目指しませんか？

【機械班】
・3DCADを用いた機械設計経験
・旋盤やボール盤などの各種工作機械を用いての部品加工経験

【回路班】
・回路基板の設計経験
・Arduino、Teensyでの開発経験
・ロボットやIoT機器といった物理的回路の製作経験

【ソフトウェア班】
・ComputerVisionを用いての開発経験
・ROSでの開発経験
・Pythonが書ける方

【広報班】
・Adobe製品を用いた画像や動画製作経験
・ライティングが得意な方
・英語や中国語が話せる方

【運営班】
・組織変革や人事に興味がある方
・会計スキルを身に付けたい方
・組織を運営する実績を身に付けたい方

上記に限らず未経験の方も募集しています！
興味のある方は以下URLのHP「CONTACT」よりご連絡をお願いいたします。

https://projectrm.niwakasoft.jp/

皆様のご応募をお待ちしております！

「April Dream」は、4 月 1 日に単に笑えるネタではなく、実際に企業が叶えようとする夢 を発信いただく PR TIMES によるプロジェクトです。