日本のモノづくりスタートアップ、米国の子どもたちを取り巻く社会課題の解決を目指し、国内No.1子ども見守りGPS「BoTトーク」を米国にて販売開始。

ビーサイズ

2024年8月8日 14時00分

日本国内No.1（※1）子ども見守りGPS「BoTトーク」を開発・提供するビーサイズ株式会社（横浜市港北区　代表取締役社長：八木啓太　以下「ビーサイズ」）の米国子会社BoT US Inc.（デラウェア州、CEO：大野祐生）は、近年、米国で強い懸念が示されている、子どものスマートフォン利用に伴う健康被害や、コロナ禍を契機とした米国の子どもたちを取り巻く治安の悪化といった社会課題に対し、2024年8月15日、メイド・イン・ジャパンの子ども見守りGPS「BoTトーク」を米国にて販売を開始することを通じて、それら米国社会課題の解決を目指します。

近年、米国では携帯電話やSNSが教育や青少年のメンタルヘルスに与える影響が懸念され、スマートフォンを持ち始める年齢を14歳程度（日本の中学3年生相当）まで遅らせようとする「Wait Until 8th」運動や、若年層がSNSや有害なオンラインコンテンツに依存しないよう健全な利用を促す「ログオフ」運動が始まっています。子育て世代に加えて、実際にSNSなどによる影響で摂食障害やうつ状態になった当事者らが起点となり、社会の大きな関心が寄せられています。

2024年6月には、米ロサンゼルス統一学校区の教育委員会が約43万人の生徒に対してスマートフォン使用禁止の方針を決定するなど、各州で学校での携帯電話使用禁止の法案が相次いで提出されています（※2）。しかし、米国の小学生（12歳未満）は約2,500万人と日本の約4.2倍ですが、年間行方不明者数は2023年で約28,000人と日本の約30倍に達しており、携帯電話の禁止措置には「緊急時に必要」と反発する保護者もいます（※3）。また、コロナ禍後、スクールバスの運転手不足や警察官の不足による治安悪化など、子どもを取り巻く環境が大きく変化しており、保護者たちは様々な不安を抱えています。

これらの社会課題解決を目指し、ビーサイズは子ども見守りGPS「BoTトーク」の米国販売を開始します。

「BoTトーク」は手のひらサイズのデバイスで、子どもが持ち歩くことでGPSの位置情報で居場所を見守ることができ、子どもと離れて過ごす保護者に安心をもたらすことが出来ます。またGPSの位置情報を基に生活パターンをAIが学習して保護者に通知する機能に加え、BoTトークと保護者のスマートフォン間で音声メッセージの送受信が無制限に行うことができるため、有事の際も速やかに連絡を取り合い、親子で解決ができます。AIが家族の行動やメッセージを学習し、パーソナライズされた見守りサービスを提供します。

BoTトークは、子どもの見守りに必要なGPS機能と音声メッセージの送受信に絞った機能のみを搭載しているため、SNSへの接続や有害コンテンツへのアクセスがなく、子どもの健康被害を阻害しません。

教育現場の妨げにもならないUIUXなので、日本の保護者や教育関係者にも広く支持されており、広く学校への持ち込みが許可されています。

2023年2月から米国の4地域で約30家庭を対象に実証実験を開始し、7月からは150家庭に拡大し、サービスの改善点や現地のニーズを把握し、調整を行っています。実際にBoTトークを利用した人々からは、「いつでも娘と連絡が取れるので安心」「GPSで居場所を把握しながら、ボイスメッセージでコミュニケーションが取れる点が良い」「BoTトークを持つことで安心でき、親子の生活が変わった」「動画などの必要ない機能はなく、子どもの安全を見守るために欲しい機能のみが搭載されていて、まさにこういう商品を望んでいた」などの声が寄せられています。

■BoTトーク仕様

　寸法　　　幅50mm 高50mm 厚み21mm　/　2inch ｘ 2inch x 0.83inch　

　重量　　　50ｇ/1.76 oz

　バッテリ　リチウムイオンバッテリ内蔵 1400mAh

　充電頻度　バッテリ優先モード　目安10日前後（約3分間隔で現在地を更新）

　　　　　　頻度優先モード　目安1週間前後（1～2分間隔で現在地を更新）

　充電時間　 3～4時間

　通信方式　　　　 LTE-M

　位置特定　GPS、みちびき（QZSS）、BeiDou、Galileo、SBAS

　　　　　　アシストGPS（A-GPS）

　　　　　　クラウド測位（WiFi・携帯基地局の電波によって測位）

　　　　　　モーションAI（加速度）