松井証券がブロードリッジのポストトレード・ソリューションを利用し株券貸借取引を効率化
モジュール導入が可能なクラウドベースのソリューションが新たな市場開拓を支援すると共に、メンテナンス負担軽減と業務簡素化を実現
松井証券の常務取締役コーポレート部門担当役員の鵜澤 慎一氏は、次のように述べています。
「これまで当社は、株券等貸借取引について、社内で開発したシステムを運用してきましたが、業務の拡大に伴いシステムが肥大化し、システムのメンテナンスに係る負担も重くなっていました。今回グローバルに実績のあるブロードリッジのポストトレード・プロセシング・ソリューションを導入することで、メンテナンス負担を軽減し、管理の安定化及び業務の効率化が大きく促進されることを期待しています。」
ブロードリッジのマネージングディレクター、アジア太平洋地域責任者のイアン・ストラドウィックは、次のように述べています。「松井証券そしてIWIと協力することで、松井証券のお客様に対し現在および将来的な株券等貸借取引ニーズに対応できることを喜ばしく思います。今日の競争が激しいオンライン証券市場において、マージンの縮小は、各社が新たな収益拡大の機会と業務効率化を模索していることを意味します。当社のモジュール導入式プラットフォームは、お客様がこれらの目標を迅速かつ容易に達成することを可能にし、将来的に国内およびグローバルにサービスを拡大するための柔軟性を提供します。」
ブロードリッジは、スケーラブルなソリューションを通じて、取引ライフサイクル全体にわたりグローバルな簡素化、変革、革新を実現します。ブロードリッジのクラウドベースのポストトレードSaaSソリューションを採用することにより、松井証券は全ての株券等貸借取引の処理と決済、対応するポジション管理、必要な担保の計算、貸借料や担保金金利、配当相当額の自動計算等ができるようになります。
松井証券について
松井証券はインターネットを介して個人投資家向けに金融商品・サービスを提供する「オンライン専業の証券会社」です。日本株、米国株、FX(外国為替)、投資信託、先物オプション、NISA、iDeCo等の商品・サービスを取り扱っています。当社は、「お客様の豊かな人生をサポートする」を企業理念とし、「個人投資家にとって価値のある金融商品・サービスを提供する」ことを企業目標としています。そして、「投資をまじめに、おもしろく」をコーポレートスローガンに掲げ、投資に「まじめに」向き合う姿勢は決して忘れずに、投資体験を通じたワクワク感・楽しさを伝えながら、お客様の人生における発見と成長につながるような投資を「おもしろく」するアイデアあふれる商品・サービスの提供を目指しています。
IWIについて
IWIは、決済、金融、セキュリティ分野を含む、企業のビジネスリライアビリティ(※) を支えるITサービス会社です。
決済システムにおけるオンラインネットワーク基盤のシステム構築を中心に、証券市場向け株価情報配信基盤システムなど、金融業界向けの大量データをリアルタイムかつ正確に処理するシステムの開発、構築、保守を手がけ、国内における高いシェアを獲得しています。また自社開発の内部情報漏洩対策製品をはじめ、海外の先進的なソリューションを国内に紹介普及させていく情報セキュリティ対策事業も、その領域を大幅に拡大させています。
※ビジネスリライアビリティ:顧客事業の信頼性および当社事業の信頼性を高め続けること (当社の造語)
ブロードリッジについて
ブロードリッジ・フィナンシャル・ソリューションズ(NYSE:BR)は、総収益60億ドルの世界有数のフィンテック企業です。より優れた金融活動を実現するため、投資やコーポレートガバナンス、コミュニケーションを支える重要なインフラを提供しています。また世界中の銀行をはじめ、証券会社、資産運用会社、上場企業に対し、事業変革を促進する、テクノロジーに基づくソリューションを提供しています。ブロードリッジのインフラは、世界中の何千社もの上場企業や投資信託と、何千万人もの個人や機関投資家をつなげることで、コーポレートガバナンスを実現したグローバルなコミュニケーションの基盤としての役割を果たしています。ブロードリッジのテクノロジーやオペレーションのプラットフォーム上では、全世界で1日に平均10兆ドルを超える株式や債券などの証券取引の処理が行われています。S&P 500®指数構成銘柄であるブロードリッジは、世界21カ国で1万4,000人超の社員を擁しており、「働きがいのある会社(Great Place to Work®)」にも認定されています。
ブロードリッジの詳細については、ウェブサイトをご覧ください:https://www.broadridge.com/jp/
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