福島と宮城を繋ぐ企業連携 福島県のカフェで宮城県の伝統雑貨を販売開始
東日本大震災から今年で8年。「3.11」を前に、福島県と宮城県を繋ぐ、企業コラボが始まりました。
福島県のカフェで、宮城県の伝統雑貨の販売が開始されました。東日本大震災の被災地において、民間企業で協力しあいたいという想いがきっかけでした。
去年(2018年)オープンした福島県楢葉町(ならはまち)のカフェ「マリデカフェ(Mare di Caffe)」で、今月(2月)から宮城県の伝統雑貨の販売を始めました。
カフェの店舗内に雑貨が陳列され、飲食をしなくても、巾着袋等の雑貨を購入することができます。
【今回の取組について】
マリデカフェでは、東日本大震災の被災地において、民間企業でも協力しあう仕組みを作りたいとのことで、同じ被災地である、宮城県の雑貨小売店とのコラボを始めました。
また、マリデカフェでは、地元の人が日常的に集まるカフェで、飲食以外の楽しみも提供したいと考えています。現在、カフェの店舗内には、華やかな着物地で作られた巾着袋や髪飾りなど、約10種類の雑貨が販売されています。
【株式会社WATALISとは?】
今回、コラボ先となった雑貨小売店は、宮城県亘理町(わたりちょう)にある株式会社WATALIS(ワタリス)です。地元である亘理町の伝統雑貨を製作・販売しています。
宮城県亘理町は、かつて養蚕が盛んで、日常的に縫い物をする文化がありました。「袋(ふくろ)」が訛って「ふぐろ」と呼ばれている巾着袋を、着物を仕立てた残り布で手作りして、お米をつめてお祝いやお返しにしていたということです。
株式会社WATALISは、亘理町の歴史や文化、高い裁縫技術を次世代に引き継ぐため、「FUGURO」をはじめとした雑貨等の製作に取り組んでいます。雑貨は、何千枚もの着物地から選りすぐった生地で、すべてハンドメイドで作られています。
【看板商品「FUGURO(ふぐろ)」】
地元の返礼文化の象徴である「ふぐろ」を商品化した、看板商品「FUGURO」は、繊細な縫い方と、可愛らしいデザインにこだわっています。大きさは手のひらサイズで、ちょっとした小物を入れるのにぴったりです。どれも、一つひとつ異なる着物地が使われている「一点もの」なので、お好きな柄をじっくりお選びください
<企業概要>
■Mare di Caffe(マリデカフェ)
所在地:福島県双葉郡楢葉町大字北田字中満256番地
「ここなら笑店街」内
営業時間:10:00~17:00(定休日:月曜日)
電話番号:0240-23-5557
店長:鈴木 麻海
■株式会社WATALIS(ワタリス)
所在地:宮城県亘理郡亘理町字中町22番地
電話番号:0223-23-1975
代表取締役:引地 恵
オンラインショップURL:http://watalis.com
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