地域共生力ランキング発表! 都道府県では「福岡県」 市区町村では「文京区」が第1位 全国14万人 1,663自治体のデータから分析

“ストレスオフ×生きがい”で 持続可能なまちづくり 「ストレスオフ・デザイン賞2020」も応募受付中!

一般社団法人ストレスオフ・アライアンス(事務局:東京都渋谷区、 代表理事:恒吉 明美)は、全国の男女14万に行っている大規模インターネット調査「ココロの体力測定」を基に「日本人とストレス性疲労」の研究を進めています。
社員である株式会社メディプラス研究所では2016年より「女性のストレスオフ県ランキング」を行ってまいりましたが、この度当法人は同調査データをさらに活用し、全国1,663自治体のデータを分析。ストレスと厚生労働省が推進している「地域共生社会の実現」に注目した『ストレスと地域共生力白書2019-2020』を作成。共生力の高い市区町村を順位付けした「全国地域共生力ランキング」を発表いたしました。

●発表!ストレスオフ県ランキング2019 第1位は「鳥取県」https://mediplus-lab.jp/contents/detail/3370/

当法人では、暮らしや仕事、子育てなどのベースとなる居住地域の共生力、すなわち「人と人、人と資源が世代や分野を超えて『丸ごと』つながり、住民一人ひとりの暮らしと生きがい、地域を共に創っていく*力」に着目し、<心身活性度><生活快適度><地域公徳心度><地域共創度><地域愛着度>の5つの指標から「地域共生力」を算出しています。
*厚生労働省「地域共生社会」の実現に向けて


■ 地域共生力ランキング2020【都道府県版】TOP10 第1位は「福岡県」
この度、全国14万人(20~69歳、男女7万人)におこなった「ココロの体力測定2019」より決定した「地域共生力ランキング2020」の第1位は「福岡県」(偏差値61.4)でした。<地域愛着度><社会公徳心度>がともに全国第1位、<生活快適度>が第3位、<社会共創度>第4位と多くの項目が全国上位となっています。

そして第2位は「東京都」、第3位が「熊本県」。東京都は<生活快適度><社会共創度>が第1位で、利便性が高く活躍の場の多い都心部ならではの項目での高い偏差値がけん引しました。熊本県はストレス性疲労への対処力を示す<心身活力度>が第3位と、上位2都県とはまた違った軸で上位に進出しました。


■地域共生力ランキング2020【市区町村版】TOP20 第1位は「文京区」(東京都)
ウエイト修正をせずローデータで解析し、サンプル数100以上の310自治体(1,663自治体中)でランキング化した市区町村別では、「文京区」(東京都)が第1位、次いで第2位「鎌倉市」(神奈川県)、第3位「目黒区」(東京都)と、首都圏の市区町村が上位に並びました。

第1位 文京区は、<地域愛着度><社会共創度>がともに第1位、<生活快適度>も第2位と、5項目中3項目の特出した偏差値の高さが、地域共生力を全国第1位に押し上げる要素として貢献しています。
第2位 鎌倉市は、<心身活力度>が第1位となっており、ストレス性疲労への対策ができている傾向の高い地域であるほかにも、<地域愛着度>第2位、<社会公徳心度>4位、<生活快適度>7位と、多くの指標で上位にランクインしています。
第3位 目黒区は、<地域愛着度>第3位、<生活快適度>10位などが貢献しており、文京区と同様、都心型の地域共生力の高さが見られました。


■ 地域共生力指標(5項目)ランキング【市区町村版】TOP20
「地域共生力」を構成する5項目の指標別ランキングをまとめました。
[1]いきいきとした心身を示す<心身活力度>
「鎌倉市」(神奈川県)、「北名古屋市」(愛知県)、「東広島市」(広島県)がTOP3と、都心部や政令指定都市周辺の市区町村の中でも、ストレス性疲労に対処できている地域となっています。
[2]暮らしの充実感を示す<生活快適度>
「中央区」「文京区」「小金井市」のTOP3以外にも、東京都を中心とした都心部が多く上位にランクインしています。
[3]地域への愛着を示す<地域愛着度>
「文京区」「目黒区」(共に東京都)「鎌倉市」(神奈川県)がTOP3ですが、詳細をひも解くとその特性は異なり、「定住意向のみ高い」「地域満足度のみ高い」「両者ともに高い」3パターンに分類されます。上位の中でも、定住意向の高い「大府市」、地域満足度の高い「文京区」「目黒区」「渋谷区」、両者ともに高い「鎌倉市」などです。
[4]地域に貢献できるスキルや能力を示す<社会共創度> <生活快適度>と並び東京都が目立ちます。「文京区」「中央区」「渋谷区」など23区以外に、「稲城市」「日野市」「武蔵野市」が上位に並びました。
[5]“共生したい”と思うモチベーションを示す<社会公徳心度>5つの指標の中でもっとも市区町村の差が小さい結果に。その中でも、多くの指標で上位だった「東広島市」(広島県)が第1位。次いで「武蔵野市」(東京都)「宜野湾市」(沖縄県)「鎌倉市」(神奈川県)「鳥栖市」(佐賀県)など、都心部以外の自治体がランクインしましした。


【参考】地域共生力ランキング【市区町村版】TOP100 ※対象は310自治体



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当法人では、特別会員(会費無料)としてご入会いただける自治体様・メディア様に、今回ランキングを発表した『ストレスと地域共生力白書2019-2020』のサマリー版を差し上げています。詳細は広報事務局までお問い合わせください。

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【ご入会・調査報告書についてのお問い合わせ先】
一般社団法人ストレスオフ・アライアンス 運営事務局(株式会社メディプラス内)
TEL:03-6408-5121 E-mail:info@stressoff-alliance.or.jp


[調査概要]
調査名 :ココロの体力測定 2019
方 法 :インターネット調査
調査期間:2019 年 3 月 6 日~3 月 18 日
サンプル数:14 万人(男女各 7 万人)
※都道府県ランキングに必要な数、各県 1000 サンプル以上を確保。都道府県分析には、その後人口比率(都道府県、年代、有職割合)でウエイト修正。市区町村分析は、ウエイト修正をせずローデータで解析し、サンプル数100以上の310自治体(1663自治体中)でランキング化
設問数 :15 問
調査機関:株式会社メディプラス研究所
◆地域共生力に活用した指標データについて
心身活性度:厚労省ストレスチェック基準による高ストレス率の低さ、低ストレス率、休養意識
生活快適度:健康満足度、お金満足度、つながり満足度
地域愛着度:定住意向率、居住地域の満足度
社会共創度:リカレント教育実施率、マルチタスク実施率、存在感のある複数の居場所がある満足度
社会公徳心度:協力体制実施率、ありがとう力、社会貢献意識

■ 家庭、職場、趣味、そして地域。多くの役割を持つことが生きがいになる世の中を目指して
人口が減少し続ける社会において、いかにして日本及び地域の生産性の維持・向上をはかるか。AIやロボット活用、外国人労働者の雇用、女性・シニアの活躍など、「担い手を増やす」ための議論に多くの時間が費やされていますが、そのベースには、現状の課題である1人が多くの役割を担わざるをえないマルチタスク化による疲弊があります。

これまで当法人では、ストレスの負の側面だけでなく、「やる気を起こす」「集中力を高める」といったストレスの利点ついても言及し、ストレスと上手につきあうためのメソッド「ストレスオフ」の普及に努めてきました。同じように、マルチタスク自体は悪ではありません。全国14万人におこなっている大規模インターネット調査「ココロの体力測定」の結果においても、低ストレス者は多くの居場所を持つことで充足感を得ています。問題なのは、個々人のキャパシティを超えた稼働や、やりがいを感じられない“やらされ感”、そしてそれによって引き起こされるストレス性疲労による疲弊。これからの日本をみんなで支えていく社会を作るために必要なのは新たな担い手づくりだけではなく、マルチタスクがストレスにならない、多くの役割を持つことが生きがいになる社会基盤づくりです。

一般社団法人ストレスオフ・アライアンスは、これまでのストレス及びストレスオフに関する知見、ストレスの地域性に注目した「ストレスオフ県ランキング」の知見から、『ストレスと地域共生力白書2019-2020』の発行及び、持続可能な地域づくりに寄与する情報発信やソリューションを提供する取り組みを進めてまいります。

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http://stressoff-alliance.or.jp/SODA2020/


■ 組織概要
名 称   : 一般社団法人ストレスオフ・アライアンス
設 立   : 2018年10月22日
代表理事  : 恒吉 明美(株式会社メディプラス / 株式会社メディプラス研究所)
理事(企業):
ロート製薬株式会社
株式会社JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント
WINフロンティア株式会社
株式会社メディプラス
株式会社メディプラス研究所
監 事   : 株式会社 産業経済新聞社
事務局   : 一般社団法人ストレスオフ・アライアンス 運営事務局
東京都渋谷区恵比寿4-6-1 恵比寿MFビル2階 株式会社メディプラス内
TEL:03-6408-5121
E-mail:info@stressoff-alliance.or.jp
HP:http://stressoff-alliance.or.jp

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会社概要

URL
http://stressoff-alliance.or.jp
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
東京都渋谷区恵比寿4-6-1 恵比寿MFビル2F
電話番号
03-6408-5121
代表者名
恒吉 明美
上場
未上場
資本金
-
設立
2018年10月