3次元地盤モデル構築・管理システム「OCTAS® Modeler」に計測・モニタリング機能、地盤改良工の進捗管理機能追加!
応用地質株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:成田 賢)は、計測・モニタリング機能や地盤改良工の進捗管理機能等を追加した3次元地盤モデル構築・管理システム「OCTAS® Modeler」の「Ver1.6」を、2020年7月31日(土)よりウェブサイトで公開しました。
- 概要
このような状況を受けて、当社では、地盤の専門家でなくても簡単に利用可能な3次元地盤モデル構築・管理システム「OCTAS® Modeler」に、新たに施工管理に関わる情報を統合する機能を搭載し、土工分野のBIM/CIMを強力に支援する「OCTAS® Modeler Ver1.6」を公開しました。
「OCTAS® Modeler」は地盤情報の追加による3次元地盤モデルの速やかな更新を可能とし、フリービュア「OCTAS® Manager」を使用してリーズナブルに情報共有できるシステムです。今回のアップデートにより、地盤の時間変化を可視化する機能が加わることで、地質・地盤リスクを把握・監視・共有する機能がより強化されました。
「OCTAS® Modeler」は、今後もさらなる機能の充実を進めて参ります。
- 「OCTAS® Modeler Ver1.6」の新機能と改良点
①計測・モニタリングデータ可視化機能追加
構造物や地盤変形、地下水位変化などの計測・モニタリングデータ、地盤改良工等の進捗管理を3次元地盤モデル上に展開することが可能となりました。
②時系列データ可視化機能追加
地下水シミュレーションや施工管理情報のような、時系列で属性値が変化するデータを可視化することが可能です。 ③ウォークスルー機能強化
ウォークスルー機能は、使用者の視線で3次元データ・モデルを可視化することが可能な簡易的なVR機能です。ウォークスルーパスに沿った移動にも対応し、例えば地上レーザーで取得された点群データに重ねたインフラ施設点検や、避難移動路の確認などに利用可能です。
(Las点群データは静岡県点群DB(URL https://pointcloud.pref.shizuoka.jp/)を使用)
2.システム改善
「OCTAS® Modeler」では、より使いやすい製品とするために、随時システム改善を行っています。「Ver1.6」では以下のアップデートを実施しました。
①インターフェース改善
モニタリング機能のパネルを追加し、3次元プレビュー画面やモニタリングデータ・時系列データの検索・抽出が可能なデータビュー機能を追加しました。
②プロジェクト管理機能を向上
プロジェクトにおける各レイヤ設定の一括保存や3次元ビュアの視点保存が可能になりました。また、プロジェクト納品時の利便性を向上させるため、プロジェクト設定ファイルから「OCTAS® Manager」の起動をサポートしました。
3.ウェブ動画マニュアル公開
サポートウェブサイトでは、「OCTAS® Modeler」の基本操作や3次元地盤モデルを作成する方法などを分かり易く解説する動画マニュアルを公開しました(図4)。
- 今後の予定
- リーズナブルな価格と充実したユーザーサポート
サポートホームページ: https://www.oyogeotools.com/
以上
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