EASL創設・中国圏代表チーム「ベイエリアドラゴンズ」が元NBAの2選手 アンドリュー・ニコルソン選手とマイルズ・パウエル選手と契約
EASL シーズン1 およびPBAのコミッショナーズカップに向けてチームを強化 来年1月、同じグループBの宇都宮ブレックスがホームアンドアウェイで対戦予定
アジア最高峰のバスケットボールリーグ「東アジアスーパーリーグ」(East Asia Super League、以下「EASL」)は、EASLの中華圏代表チームとして創設した「ベイエリアドラゴンズ」がアンドリュー・ニコルソン選手とマイルズ・パウエル選手の元NBAの2選手と契約したことを発表しました。EASL 2022-23シーズンとフィリピンバスケットボール協会(PBA)コミッショナーズカップに向けて、チーム強化を目指します。
ニコルソン選手とパウエル選手は、10月に開催されるEASLの試合でベイエリアドラゴンズのユニフォームを着る初の外国籍選手となる予定です。カナダ出身のニコルソン選手は、フォワードとしてNBAではオーランド・マジック、ワシントン・ウィザーズ、ブルックリン・ネッツで5シーズンを過ごしました。NBAでのルーキーシーズンでは、1試合16分未満で平均7.8得点を記録し、75試合に出場しました。
チームCANADAの一員として複数の国際大会でのプレーし、国際試合での経験が豊富です。直近では、韓国バスケットボールリーグ(KBL)の大邱KOGASペガサスでプレーしていました。アメリカ出身で25歳のマイルズ・パウエル選手は、ガードとして2021年にフィラデルフィア・76ersとツーウェイ契約を結び、14試合に出場しました。2019年にペルーで開催されたパンアメリカン競技大会にチームUSAとして参加し、銅メダルを獲得した経歴を持ちます。EASL参加のために新たに結成されたベイエリアドラゴンズは、2人の元NBA選手をクラブに迎え入れ、シーズン1での優勝を目指します。
ベイエリアドラゴンズは、先月フィリピン・マニラにて開催されたEASL 2022-23シーズンのグループ分け抽選会にて、「B.LEAGUE 2021-22 シーズン」 年間優勝チームである宇都宮ブレックスと同じ、「グループB」に選ばれています。宇都宮ブレックスは、2023年1月4日(水)にアウェイ戦、1月25日(水)にホーム戦で対戦を予定しています。
ベイエリアドラゴンズは、香港バスケットボール協会(HKBA)とバスケットボールの世界統括団体である FIBA の支援をもとに、中華圏の代表として EASLの試合に参加するために 2021年に香港で設立され、主に中国本土、香港、チャイニーズ・タイペイ、マカオの選手によって構成されているチームです。今年3月、ホーム地域である香港での新型コロナウイルス感染症による移動制限のため、クラブの拠点を一時的にフィリピンのマニラに移し、約20年ぶりのPBAのゲストクラブとしてコミッショナーズカップに参加することを発表しました。初代ヘッドコーチには、オーストラリア代表チームを史上初のオリンピックメダル(2020年東京オリンピック・銅メダル)に導いた経歴を持つ、アジア太平洋地域のバスケットボール界を牽引するブライアン・ゴージャン氏と2シーズンの契約を締結しています。
EASLのCEOマット・ベイヤー氏は以下の通りコメントしています。
「先月、10人のロースターが発表されたとき、チームはすでに大きな話題となりました。今回、このようなトップの外国籍選手が加入したことでベイエリアドラゴンズは世界中のファンの注目を集めることになるでしょう。」
次回のPBAコミッショナーズカップの開幕は、9月21日を予定しています。EASLの初回ホーム&アウェイ方式のシーズンは、8チームで10月に開幕します。前シーズンの日本B.LEAGUE、韓国KBL、フィリピンPBAの優勝と準優勝チームがEASLへ出場します。中華圏からは、ベイエリアドラゴンズとP. LEAGUE+の優勝チームが出場する予定です。
- 東アジアスーパーリーグ(EASL)について
EASLは、香港に本社を置き、広州、マカオ、マニラ、ソウル、上海、台北、東京に拠点を置いています。東アジアスーパーリーグに関する情報はwww.easl.basketballをご覧ください。
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