トライコーン、クライゼルとkintone・AIエージェントを連携し、与信チェック・商談準備に伴う企業情報取得フローの大幅な工数削減を実現

～インサイドセールス時における企業情報収集・登録の自動化ソリューションの提供を開始～

トライコーン株式会社

2025年12月15日 11時00分

株式会社セプテーニ・ホールディングス（本社：東京都新宿区、代表取締役：神埜雄一、証券コード：4293）の連結子会社であるトライコーン株式会社（本社：東京都新宿区、代表取締役：福原雄亮、以下「トライコーン」）は、CRMプラットフォーム「クライゼル」、サイボウズ株式会社が提供する業務課題改善プラットフォーム「kintone」、AIエージェントを連携した、企業情報取得の自動化ソリューションの提供を開始いたしました。

本ソリューションにより、インサイドセールスにおいて、お問い合わせや自社サービスの試用申込があった際、サービス提供前の与信チェックや商談準備に伴う企業情報の取得を自動で行うことで、大幅な工数削減を図ることが可能です。

背景

トライコーンではこれまで、Web上でCRM活動を実施するうえで必要となる様々な機能がパッケージされたCRM プラットフォーム「クライゼル（https://kreisel.krs.bz/）」をはじめとする様々なデジタルソリューションの提供を通じ、企業の課題解決を支援してまいりました。また、そこで培ったノウハウをもとに、kintoneの導入支援や業務に適したアプリ構築、kintoneの拡張機能・プラグインを用いた業務プロセスの最適化も行っています。

多くの企業の支援を行う中で、インサイドセールス時における、新規取引前の与信確認や商談前の企業情報収集といった業務が依然として手作業に依存しており、顧客への対応速度の低下や、営業担当者が本来注力すべきコア業務の時間を圧迫する要因となっている現状を目の当たりにしてきました。

クライゼル、kintone、AIエージェントによる企業情報取得の自動化ソリューションの詳細

この課題を解決するため、トライコーンは、クライゼル、kintone、業務の効率化において昨今注目を集める「AIエージェント」を連携した、企業情報取得の自動化ソリューションの提供を開始いたしました。
本ソリューションでは、インサイドセールスにおいて、お問い合わせや自社サービスの試用申込があった際、以下のフローを自動で完結させることが可能です。サービス提供前の与信チェックや商談準備に伴う企業情報の収集とkintoneアプリへの登録を自動化することで、大幅な工数削減に貢献します。

【本ソリューションによる自動化フロー】

データ登録：クライゼルで作成したWebフォーム（お問い合わせや自社サービスの試用版申込フォーム）から情報が入力されると、kintoneで構築したSFAアプリに自動で登録される。
AIエージェント起動： kintoneアプリへのデータ登録をトリガーとして、自動でAIエージェントが起動し、登録された企業名をもとにインターネット上から必要な情報を取得する。
kintoneへの書き込み：取得した企業情報や簡易的な与信チェックの結果を、kintoneの該当レコードへ自動で書き戻す。

先行してトライコーンで本ソリューションを導入した結果、従来1〜2営業日を要していたクラウドサービス試用版の提供前の仮与信チェックの迅速化に加え、インサイドセールス担当者が1件あたり約10分かけていた企業情報確認作業の工数削減を実現。顧客へのサービス提供開始までのリードタイムの短縮と、営業担当者の生産性向上につながることを確認いたしました。

トライコーンでは、今回のクライゼル、kintone、AIエージェントを連携した成功事例を基盤に、お客様の業務課題を解決するためのソリューションとして提供し、さらなる社内業務のDXを推進してまいります。

サイボウズ株式会社からのコメント

サイボウズ株式会社は、トライコーン株式会社がCRMプラットフォーム「クライゼル」とサイボウズの業務改善プラットフォーム「kintone」、さらにAIエージェントを組み合わせた新しいソリューションの提供を開始したことを心より歓迎いたします。この連携により、企業情報の取得・登録が自動化され、インサイドセールス業務の効率化が大きく進むことを期待しています。今後もパートナーシップを深め、お客様に最適なソリューションを提供いたします。

サイボウズ株式会社執行役員営業本部長玉田一己

kintone導入支援サービスサイト：https://www.tricorn.co.jp/service/kintone/solution/sfa/