ABALが電通と戦略的提携 特許技術「Scape®」を使った唯一無二のバーチャル体験を共同提供開始

電通×ABALの技術力を掛け算し、特許技術「Scape®」を通じて独特の体験を提供。企業の保有するIP(知的財産)やコンテンツを生かし、既存施設のテーマパーク化や事業開発を支援していく。

株式会社ABAL

 株式会社ABAL(所在地:東京都目黒区、代表取締役・CEO:尾小山 良哉、以下「ABAL」)は独自の空間拡張技術※1で特許を取得し、Scape®※2を既に展開しており、6月1日付で株式会社電通(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員:佐野 傑、以下「電通」)と戦略的提携を締結いたしました。

 店舗や施設などのリアル空間とバーチャル空間を重ね合わせることで、高度な没入体験ができる次世代エンターテインメントプラットフォームScape®を活用し、ロケーションベースエンターテインメント市場を開拓します。

 電通の様々な業界で培ったマーケティング支援のノウハウやクリエイティビティと、ABALの技術力を掛け算し、Scape®を通じて独特の体験を提供しながら、企業の保有するIP(知的財産)やコンテンツを生かし、既存施設のテーマパーク化や事業開発を支援していきます。

※1 Scape® 公式ウェブサイト https://scape01.abal.jp/lp/scape-lp/

※2 株式会社ABAL 公式ウェブサイト「保有特許について」 https://www.abal.jp/business/technology

〈店舗や施設などで提供する次世代エンターテインメント「Scape®」のサービスイメージ〉

◆事業機会について◆

 コロナ禍でバーチャル空間の活用が広がり、コロナ禍の収束後にリアル空間での体験価値が再評価される中、リアルとバーチャルが高度に融合した新たな体験価値の創造が期待されています。店舗や施設などのリアル空間に仮想空間を重ね合わせて提供されるScape®のようなエンターテインメントは、近年「ロケーションベースエンターテインメント」とも呼ばれ、デバイスやXR(拡張現実)技術の進歩に伴い、より高度な体験型コンテンツの提供が可能になっています。

 

 ハードウェア、ソフトウェアの需要も高まり、今後、市場の成長が期待できる分野です。 ABALは、500㎡のリアル空間にいても、20倍の1万㎡の仮想空間にいるような体験ができるなどの「空間拡張技術」で18件の関連特許を保有しています。

 代表的な特許としては、リアル空間の来場者は実際に移動していないにもかかわらず、バーチャル空間内のエレベーターや移動パネルによって広大な空間を移動したように感じさせる技術。また、来場者がバーチャル空間では異なる空間にいるが、リアル空間では同じ場所にいる場合、アバター表現を変化させることで来場者同士の衝突を防ぐ技術などがあります。

 この特許を活用したプラットフォーム「Scape®」を活用することで限られたリアル空間をバーチャル空間内で拡張させ、体験が物理的に難しい会議室などの空間でも、バーチャル空間において、広大で入り組んだ構造を構築することができます。 さらに、「Scape®」には、リアル空間での行動が、バーチャル空間に影響を与える仕組みや、バーチャル空間で撮影した写真をスマートフォンに保存し、SNSでシェアする機能もあり、体験や感動を共有することもできます。

 

 企業にとっては、既存の施設を生かしてテーマパーク化することや、展示会などの限られたスペースでもさまざまな体験提供が可能になります。低コストで次世代エンタメを導入したり、少ないスペースを生かして収益源とすることが可能になったりと、メディアやエンタメ企業のIPを活用した新規事業として活用できます。 

◆株式会社電通について◆

 顧客のマーケティング全体に対するさまざまなソリューション提供に加え、デジタル時代の変革に対応する効率的な広告開発、最適な顧客体験のデザイン、マーケティング基盤そのものの変革、さらには顧客事業変革などを支援しています。また、マーケティング領域を超えて進化させた多様なケイパビリティを掛け合わせ、顧客と社会の持続的な成長に貢献する統合ソリューションを提供していきます。

◆株式会社ABALについて◆

 ABALは、これまで、「バーチャル空間デベロッパー」として、リアルとバーチャルが融合する「ロケーションベースXR」技術を駆使し、数々のXRエンターテインメント体験を創出してきました。ABALが開発したXRプラットフォームである特許技術の「Scape®」を通じて、テーマパーク体験を革新し、従来の1,000分の1のコストでXRエンターテインメントを提供することを目指しています。今後、商業施設や観光地、アトラクション運営会社、IPホルダーに向けたご提案を拡大し、新しいXRエンターテインメントの可能性を広げていきます。また、ABALは技術保護のために、知的財産権の管理体制を一層強化致します。

▼HP:https://www.abal.jp

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会社概要

株式会社ABAL

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URL
https://www.abal.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都目黒区大橋1-7-4 久保ビル4F
電話番号
-
代表者名
尾小山良哉
上場
未上場
資本金
1000万円
設立
2016年01月