現代美術家 鬼頭健吾と、3名の若手アーティスト三浦光雅、井上七海、長田綾美による展示「over and over」が「装い」を愉しむ京都のラグジュアリーホテル「MOGANA」にて開催
〜国際的なアートフェアArt Collaboration Kyotoに合わせて開催〜
この度、2022年11月14日(月)から 11月20日(日)まで、2018年京都市中京区に誕生した「装い」を愉しむ京都のラグジュアリーホテル「MOGANA」にて、鬼頭健吾、三浦光雅、井上七海、長田綾美による展示「over and over」を開催いたします。本展は、11月18日(金)から11月20日(日)まで、国立京都国際会館で行われる国際的なアートフェアArt Collaboration Kyotoに合わせて開催され、芸術で彩られる秋の京都に新鮮な鑑賞体験をもたらします。
鬼頭健吾《cartwheel galaxy》2022
展覧会タイトルの「over and over」は、それぞれの作品に共通する脱中心的でオールオーバーな表現から連想し、「何度も繰り返して」という作業性の強さを含んでいます。⽇々の労働や仕事など、私たちの⽣産活動は共有可能で誰もが日常的に反復、実践しています。そのような当たり前の⽣活を、極限まで捨象しても残る微かなイメージや、それに伴う運動の痕跡を作品内にとどめ、高い純度で抽出した何かをこの4名のアーティストは見せようとします。特に、三浦、井上、長田3⼈に共通する、永続的に反復可能で収束点を持たない制作⽅法は常に沈黙状態を維持し、完結することを拒みます。また、彼女・彼らは作業性を強め、規格や乱数を使⽤し「選択をする作業」を半ば⾃動的に⾏い、無意識性を強調させます。それは、消極的な制作⽅法と捉えることもできますが、その⼀⽅で途⽅もない時間感覚、膨⼤な作業量を⼀気に引き受けるという忍耐⼒を必要とするのです。 近代的な科学、合理主義により、豊かで自由な社会を築けると思われた私たちの世界は、未だ先の見えない紛争や疫病の渦中にいます。本展覧会を通し、どこへ向かうのか分からない答えのない世界に対して、「考え続ける/⾏動し続ける」という痕跡の⽚鱗が少しでも垣間⾒えることに期待しています。是非ご高覧下さい。
■開催概要
「over and over」
会期: 2022年11月14日 (土) - 11月20日(日)
開廊時間: 10:00 – 18:00
※入場無料
協力: MtK Contemporary Art
■参加アーティスト(50音順※敬称略)
鬼頭健吾、三浦光雅、井上七海、長田綾美
■会場
MOGANA
〒604-8276 京都市中京区小川通御池下ル壺屋町450
アクセス:京都市営地下鉄「二条城前駅」より徒歩4分、
京都市営地下鉄「烏丸御池駅」より徒歩約7分、
JR「京都駅」よりお車にて約15分
URL: https://yadomogana.com
TEL: 075-606-5281/+81-75-606-5281
EMAIL: info@yadomogana.com
鬼頭健吾 | Kengo Kito
三浦光雅 | Koga Miura
井上七海 | Nanami Inoue
長田綾美 | Ayami Nagata
■作品
鬼頭健吾《cartwheel galaxy》2022
三浦光雅《void (pale)》2022
井上七海《スフ_26》2022
長田綾美《floating ballast》2022
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