大崎電気工業とLiLzが業務提携、エネルギー計測サービスに点検AIを採用

大崎電気工業株式会社

2024年9月25日 10時10分

大崎電気工業株式会社（本社：東京都品川区、代表取締役社長：渡辺光康、以下「大崎電気」）は、遠隔点検向けのIoT・AIサービスを提供するLiLz株式会社（リルズ、本社：沖縄県宜野湾市、代表取締役社長：大西敬吾、以下「LiLz」）と業務提携したことをお知らせいたします。これにより、大崎電気が提供する「スポット計測サービス」の付加アイテムとして、点検用AIサービスである「LiLz Gauge（リルズゲージ）」を使用することが可能になります。

大崎電気の「スポット計測サービス」は、工場や設備のエネルギー（電力・温湿度）使用状況の見える化と計測したデータの分析支援を、最短3ヶ月から・計測機器の購入不要（レンタル型）で導入できるエネルギーマネジメントサービスです。計測したデータは、エネルギー管理プラットフォームO-SOL（オーソル）を通じてクラウド上で確認・分析することができます。

一方で、工場や設備には既にアナログメーターが設置され、目視点検・手書き記録を行うケースもあります。このアナログメーターの情報を、LiLzが提供するアナログメーター読み取りAIサービスであるLiLz Gaugeにてデジタル化し、スポット計測サービスを導入されているお客様に提供いたします。

この連携によって、既設のアナログメーターを活用し「スポット計測サービス」の分析対象とすることが可能となり、より精度の高いエネルギー使用状況の分析に基づいたエネルギー効率化のアクションが取りやすくなります。

【両社が目指す姿】

各社のコメント

大崎電気工業株式会社

執行役員　ソリューション事業部副事業部長　兼事業統括部長　小野信之

今回のLiLz様との業務提携により、既存のアナログメーターを活用し、より正確で迅速なエネルギー管理が可能になったことを大変嬉しく思います。大崎電気の提供する「スポット計測サービス」がエネルギー使用状況を見える化し、LiLz様の「LiLz Gauge」がアナログメーターの情報をデジタル化することで、お客様のエネルギー効率化の取り組みがさらに推進できるようになります。今回のLiLz様との提携により、多くの企業のエネルギー効率化の取り組みが一層促進され、持続可能な社会の実現に寄与できるものと確信しています。

LiLz株式会社

代表取締役社長　大西敬吾

この度大崎電気様と業務提携することで、工場や施設管理に従事する皆様のエネルギーの見える化および効率化の一助となれることを大変嬉しく思います。LiLz Gaugeは、簡単操作かつ高精度でアナログメーター値を自動で読み取り、異常検知できる点検AIサービスです。大崎電気様の「スポット計測サービス」とLiLz Gaugeが連携することで計測対象に制限を設けることなく分析の選択肢が広がることで、各企業様のエネルギー効率化に関する取り組みが加速するよう両社で取り組んでまいります。

■「スポット計測サービス」とは

「スポット計測サービス」は、工場や設備のエネルギー（電力・温湿度）使用状況の見える化と計測したデータの分析支援を、最短3ヶ月から・計測機器の購入不要（レンタル型）で提供するエネルギーマネジメントサービスです。計測後には大崎電気がデータを分析し、エネルギー使用量やCO2排出量削減のアドバイスを含むレポートを提供します。お客様はレポートをもとに、現場に適した省エネ活動を推進することが可能となります。

https://www.osaki.co.jp/ja/product/search/category/category19.html

■「LiLz Gauge（リルズゲージ）」とは

「LiLz Gauge」は、アナログメーター値の自動読み取りが可能なクラウドベースの点検AIサービスです。機械学習および画像処理を活用して画像からアナログメーターの値を高精度でデジタル値に変換できます。あらゆる点検シーンに対応するために、円型・矩形型・カウンタ型・ナナセグ型・レベル型・フロート型・ランプ型と7種類のAIサービスをAPIで提供しています。