三角測量式LiDARを用いて2車線幅を同時に計測する路面性状計測システム「TN-Twin Tracker」を「ハイウェイテクノフェア2022」に初出展
共同開発したネクスコ東日本エンジニアリングのブースで紹介
株式会社東陽テクニカ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:高野 俊也(こうの としや)、以下 東陽テクニカ)は、2022年11月24日(水)からの2日間、東京ビッグサイトで開催される「ハイウェイテクノフェア2022」にて、株式会社ネクスコ東日本エンジニアリング(本社:東京都荒川区、代表取締役社長:水口 和之、以下 ネクスコ東日本エンジニアリング)と共同開発した路面性状計測システム「TN-Twin Tracker」を初出展いたします。「ハイウェイテクノフェア2022」は、『高速道路の建設管理技術』に焦点をあてた展示会で、公益活動の一環として2004年に開始して以来、2022年で累計18回目の開催となります。このたび、ネクスコ東日本エンジニアリングのブースにて路面性状計測システム「TN-Twin Tracker」を初めて展示、ご紹介いたします。
- イベント概要
■開催展名:ハイウェイテクノフェア2022
■会期:2022年11月24日(木)~25日(金) 10:00~17:00
■場所:東京ビッグサイト 西1・2ホール (東京都江東区有明3丁目11−1)
■イベント公式サイト:https://htf.express-highway.or.jp/htf2022/
- 製品概要
※1 特許番号:JP6387407 B2
(レーザー照射イメージ:図左とセンサー本体:図右)
あらゆる車両のルーフ上に取り付けができ、簡便に測定することができるため、日常点検用の車両に搭載することで、路面性状計測を頻度高く行え、鮮度の良い面的路面プロファイルデータを収集・把握することができます。
(「TN-Twin Tracker」の概要:図左と実際に車両のルーフに取り付けた様子:図右)
また、高速道路だけではなく一般道路においても使用できるため、道路管理、車両耐久試験や乗り心地試験といった自動車開発、運転支援開発、テストコース管理などでも利用できます。
(2車線分の路面凹凸をデジタル化/イメージ:右図が3D、凹凸によって色が変化)
< 主な機能 >
(1) 2車線分の路面高さデータを取得(横幅7.5m:地上高2mの位置にセンサーを設置した場合)
(2) トンネル内もデータ取得が可能
(3) エンジン連動Auto Start/Stop機能
(4) 路面データの画像(動画)出力機能
(5) IRI(※2)・わだち掘れ量 計算ソフトウェア用 csvファイルの出力
※2 International Roughness Index(国際ラフネス指数)の略。世界銀行が提唱した路面の平たん性の指標。
◆製品ページURL:https://www.toyo.co.jp/mecha/products/detail/tntwin_tracker.html
◆YouTube:https://www.youtube.com/watch?v=YVGPjYiTL0A
< 参考資料 >
東陽テクニカニュースリリース (2022年11月10日)
https://www.toyo.co.jp/files/user/company/documents/release/221110_tn_twintracker_71012.pdf
<株式会社東陽テクニカについて>
東陽テクニカは、1953年の設立以来、最先端の“はかる”技術のリーディングカンパニーとして、技術革新に貢献してまいりました。その事業分野は、情報通信、自動車、エネルギー、EMC(電磁環境両立性)、海洋、ソフトウェア開発、ライフサイエンス、セキュリティなど多岐にわたります。5G通信の普及、クリーンエネルギーや自動運転車の開発などトレンド分野への最新の技術提供に加え、独自の計測技術を生かした自社製品開発にも注力し、国内外で事業を拡大しています。最新ソリューションの提供を通して、安全で環境にやさしい社会づくりと産業界の発展に貢献してまいります。
株式会社東陽テクニカ Webサイト:https://www.toyo.co.jp/
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