マラトンキャピタルと中小企業向け経営支援クラウド事業を手掛ける株式会社スーツとの資本業務提携のお知らせ
なお、本件はマラトンキャピタルの運用ファンドによる出資ではなく、マラトンキャピタルのハンズオンの質を高める事を目的とした、マラトンキャピタルからの出資となります。
スーツの代表取締役である小松裕介氏は、2014年12月にコンサルタント業を開始して以来、時価総額100億円以下の中小企業やスタートアップ企業(以下「中小企業等」)に対して、人材投入(ハンズオン)型経営支援を実施してまいりました。2022年12月には、この長年の中小企業等のクライアント企業に対する経営支援で培ったノウハウをシステム化したプロダクト開発・運用を行う経営支援クラウド事業を開始し、それに伴い、外部資金を調達してIPOを目指す新会社スーツを設立いたしました。現在、スーツでは、中小企業の経営支援にかかるSaaS(Software as a Service)提供のため、プロダクト開発を進めています。
マラトンキャピタルは、2021年4月に設立され、2025年問題と言われる事業承継問題や人手不足等による経営資源の不足、コロナショックを契機とする経営基盤の弱体化など、様々な課題を抱える国内中小企業、特にスモールキャップ*及びマイクロキャップ**の企業を投資対象とするマラトン1号投資事業有限責任組合(以下「マラトン1号ファンド」)の運営をしております。
このたび、マラトンキャピタルとスーツは、中小企業の事業承継と経営課題の解決という社会課題の解決に向けて、資本業務提携を行うことといたしました。資本提携では、スーツがJ-KISS型新株予約権を発行し、マラトンキャピタルに割当てを行います。なお、調達した資金はプロダクト開発に充当されます。業務提携では、現在、スーツが開発しているプロダクトに、マラトンキャピタルが有する中小企業等のバリューアップの知見やノウハウを提供します。また、スーツのプロダクトが完成しサービス提供が開始した後には、マラトン1号ファンドの投資先支援の一環として、中小企業BPO/DXの選択肢の一つとして検討する予定です。なお、当該サービスは、2023年夏頃のα版のサービス開始、同年冬頃のβ版のサービス開始が予定されております。
*スモールキャップ・・・EBITDAで4億円以下
**マイクロキャップ・・・EBITDAで1億円以下
株式会社スーツ概要
会社名:株式会社スーツ
代表者:代表取締役社長CEO 小松 裕介
所在地:東京都千代田区九段南4丁目6番13号ニュー九段マンション301号
主な業務内容:経営支援クラウド事業、経営支援事業、投資銀行事業
設立:2022年12月1日
マラトンキャピタルパートナーズ株式会社概要
会社名:マラトンキャピタルパートナーズ株式会社
代表者:代表取締役 小野 俊法
所在地:東京都千代田区丸の内1-6-2 新丸の内センタービルディング21階
主な事業内容:プライベートエクイティファンドの組成、運営、管理に付随する全ての業務
設立:2021年4月1日
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