7月21日(水) AndTech WEBオンライン3か月連続学習講座「超撥水・超親水・動的ぬれ性」Zoomセミナー講座を開講予定
(国研)産業技術総合研究所 極限機能材料研究部門 材料表界面グループ 研究グループ長 博士(工学) 穂積 篤 氏 にご講演をいただきます。
株式会社AndTech(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:陶山 正夫、以下 AndTech)は、R&D開発支援向けZoom講座の一環として、超撥水/超親水/処理技術と動的ぬれ性/接触角の制御それぞれについて、入門者向けに平易に解説、第一人者の講師である穂積先生の指導の下、「超撥水・超親水・動的ぬれ性」3か月連続学習講座を開講いたします。
“ぬれ”の基礎知識の修得を目指すとともに、動的なぬれ性の評価手法と制御技術について、実例をもとに理解を深め,学習することができます。
本講座は、2021年7月21日に第一講を開講予定いたします。 詳細:https://andtech.co.jp/seminar_detail/?id=7113
“ぬれ”の基礎知識の修得を目指すとともに、動的なぬれ性の評価手法と制御技術について、実例をもとに理解を深め,学習することができます。
本講座は、2021年7月21日に第一講を開講予定いたします。 詳細:https://andtech.co.jp/seminar_detail/?id=7113
- AndTech オンラインLive配信・WEBセミナー オンライン学習講座会 概要
開催日時:2021年7月21日(水) 14:00-16:00(第2講 8月23日(月) 第3講 9月17日(金) )
参 加 費:44,000円(税込) ※ 電子にて資料配布予定(2名受講同額料金)
U R L :https://andtech.co.jp/seminar_detail/?id=7113
WEB配信形式:Zoom(お申し込み後、URLを送付)
- セミナー講習会内容構成
(国研)産業技術総合研究所 極限機能材料研究部門 材料表界面グループ 研究グループ長 博士(工学) 穂積 篤 氏
【第1回】 ぬれの基礎:動的ぬれ性評価の重要性と制御技術のコンセプト
(日時:7月21日(水) 14:00-16:00 、学習時間:2時間)
【第2回】 撥液・高滑落表面創製技術の基礎と応用
(日時:8月23日(月) 14:00-16:00 、学習時間:2時間)
【第3回】 親水/超親水性表面創製技術の基礎と応用
(日時:9月17日(金) 14:00-16:00 、学習時間:2時間)
- 本セミナーで学べる知識や解決できる技術課題
本講義では、“ぬれ”の基礎知識の修得を目指すとともに、動的なぬれ性の評価手法と制御技術について、実例をもとに理解を深める。
- 本セミナーの受講形式
詳細は、お申し込み後お伝えいたします。
- 株式会社AndTechについて
幅広い分野のR&Dを担うクライアントのために情報を提供する研究開発支援サービスを提供しております。
弊社は一流の講師陣をそろえ、「技術講習会・セミナー」に始まり「講師派遣」「出版」「コンサルタント派遣」
「市場動向調査」「ビジネスマッチング」「事業開発コンサル」といった様々なサービスを提供しております。
クライアントの声に耳を傾け、希望する新規事業領域・市場に進出するために効果的な支援を提供しております。
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- 株式会社AndTech 技術講習会一覧
https://andtech.co.jp/seminar_category/
- 株式会社AndTech 書籍一覧
https://andtech.co.jp/books/
- 株式会社AndTech コンサルティングサービス
https://andtech.co.jp/business_consulting/
- 本件に関するお問い合わせ
メールアドレス:pr●andtech.co.jp(●を@に変更しご連絡ください)
- 下記プログラム全項目(詳細が気になる方は是非ご覧ください)
【第1回】 ぬれの基礎:動的ぬれ性評価の重要性と制御技術のコンセプト
(日時:7月21日(水) 14:00-16:00 、学習時間:2時間)
【学習のねらい】
これまで固体表面の“ぬれ性”は静的な状態で測定した液滴の接触角の大小で評価することが一般的であった。最近、固体表面からの液滴の除去性能の指標として、動的なぬれ性評価の重要性が認識されつつある。本講義では、“ぬれ”の基礎知識の修得を目指すとともに、動的なぬれ性の評価手法と制御技術について、実例をもとに理解を深める。
【プログラム】
1.ぬれの基礎
1-1 Youngの式
1-2 表面張力の定義
1-3表面張力の測定方法
1-4 固体の表面自由エネルギーの測定方法
1-5 平滑面におけるぬれ 〜到達可能な最大接触角〜
2. 凸凹/複合表面におけるぬれ
2-1 Cassieの式(凹凸表面におけるぬれ)
2-2 Wenzelの式(複合表面におけるぬれ)
2-3 CassieとWenzelの式は本当に正しいのか?
2-4 既存理論を否定する研究事例
2-5 3相接触線の重要性
3. 静的/動的ぬれ性
3-1これまでの固体表面のぬれ性評価
3-2 静的接触角とその測定方法
3-3 動的ぬれ性とは?
3-4 動的ぬれ性制御の重要性
3-5 動的接触角とその測定方法
4. 接触角ヒステリシス
4-1 接触角ヒステリシスとは?
4-2 自然界における高/低接触角ヒステリシス表面の実例
4-3 接触角ヒステリシス制御に関する過去の研究
4-4 接触角ヒステリシスを抑制するためのコンセプト
4-5 接触角ヒステリシスと滑落性の関係
4-6 低接触角ヒステリシス表面の応用例
5. 演習
【演習回答・内容への質疑応答】
【第2回】 撥液・高滑落表面創製技術の基礎と応用
(日時:8月23日(月) 14:00-16:00 、学習時間:2時間)
【学習のねらい】
これまでに報告されている国内外の撥水/撥油処理技術の長所・短所、最新の研究開発動向を紹介するとともに、前回の講義で学んだ動的ぬれ性制御技術を利用した実用的な表面処理技術について、その設計指針と得られる機能について実例(単分子膜、ゲル、ハイブリッド皮膜等)を挙げながら分かりやすく詳細に解説する。
【プログラム】
1.超撥水性の基礎と応用
1-1 超撥水性の定義
1-2 超撥水性を得るための表面設計指針
1-3 これまでの超撥水性表面の問題点・課題
1-4 最新の超撥水性に関する研究開発動向
2.超撥油性の基礎と応用
2-1 超撥油性の定義
2-2 超撥油性を得るための表面設計指針
2-3 これまでの超撥油性表面の問題点・課題
2-4 最新の超撥油性に関する研究開発動向
3.液体膜を利用した高滑落・難付着表面
3-1 ウツボカズラを模倣した高滑落・難付着表面:SLIPS:Slippery Liquid-Infused Porous Surfaces
3-2 SLIPS作製のコンセプト
3-3 SLIPSの問題点・課題
3-4 最新のSLIPSに関する研究開発動向
4.動的ぬれ性制御技術を利用した滑落性に優れた撥水・撥油材料 その1
4-1 自己組織化単分子膜
4-1-1 枝状構造分子膜
4-1-2 環状構造分子膜
4-2 ポリマーブラシ(PDMS)
4-2-1 動的ぬれ性の分子量依存性
4-2-2 動的ぬれ性の温度依存性
【総合質疑】
【第3回】 親水/超親水性表面創製技術の基礎と応用
(日時:9月17日(金) 14:00-16:00 、学習時間:2時間)
【学習のねらい】
前回の講義の続きに加え、これまでに報告されている国内外の親水性/超親水性処理技術の長所・短所、最新の研究開発動向を紹介する。これまで人工材料の最大の課題であった外部ダメージによる機能劣化を克服できる自己修復機能を付与した新しい親水性/超親水材料の設計指針と性能について実例を挙げながら分かりやすく詳細に解説する。
【プログラム】
1.動的ぬれ性制御技術を利用した滑落性に優れた撥水・撥油材料 その2
1-1 有機—無機ハイブリッド皮膜
1-1-1 フッ素系ハイブリッド皮膜
1-1-2 アルキル系ハイブリッド皮膜
1-1-3 滑落性発現メカニズム
1-2 耐熱性に優れた撥油性皮膜
1-3 生物の分泌機能を模倣した難付着性ゲル:Self-Lubricating Gel (SLUG)
1-3-1 SLUGの撥液性/難付着性
1-3-2 SLUGの自己修復機能
1-3-3 温度応答型SLUGの着氷防止機能
1-3-4 SLUG表面の微細加工技術と光学特性
2.親水性/超親水性の基礎と応用
2-1親水性/超親水性を得るための表面設計指針
2-2 これまでの親水性/超親水性表面の問題点・課題
2-3 最新の親水性/超親水性に関する研究開発動向
2-4親水性/超親水性によって発現する表面機能の数々
3.親水性/超親水性を活かした機能材料の実例
3-1 曇りのメカニズムとぬれ性制御の重要性
3-2 これまでの防曇処理の研究事例と問題点・課題
3-3 魚の体表を模倣した多機能透明防曇皮膜
3-3-1自己修復性
3-3-2 抗菌性・抗カビ性
3-3-3水中での特異なぬれ性
4.今後の課題と最近のトピックス
【演習回答・内容への質疑応答】
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* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。
以 上
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