KOLC+、オルソ画像(GeoTIFF)を地形モデルにドレープ可能に

ドローンなどで撮影した高精度なオルソ画像をデジタルツインに重畳表示

株式会社コルク

BIM/CIM共有クラウド「KOLC+(コルクプラス)」を提供する、株式会社コルク(東京都豊島区、代表取締役:堤正雄)は、オルソ画像(GeoTIFF)を地形モデルにドレープできる機能を新たに提供開始しました。BIM/CIMや点群データで構築したデジタルツインに、ドローンなどで撮影した高精度なオルソ画像を重畳表示して現場活用できるようになりました。

開発の背景

通常、ドローンなどで撮影した高精度なオルソ画像や広域の航空写真はファイルサイズが数十MBから数GBになることがあり、そのままでは閲覧や活用が難しいデータでした。そこで、国土地理院タイルと同じ「XYZ方式」でクラウドサーバ上でタイル化することで、テクスチャの高速表示を実現しました。

対応フォーマット

  • GeoTIFF(拡張子:tif / tiff )

  • ワールドファイル(.tfw)に対応

  • TIFF画像に位置情報を埋め込むか、同名のワールドファイル(.tfw)を用意する必要があります

特長

  • GeoTIFFの位置情報をもとに地形モデルにドレープ(貼り付け)

  • 大容量のTIFF画像でも「JPEG形式」でタイル化することで高速表示が可能に

  • 地理院タイルよりも高解像度のタイル画像を生成できます

  • BIM/CIMや点群データと組み合わせて3D活用できます

  • 2D表示に切り替えれば、Googleマップのような操作も可能

KOLC+「統合アプリ」でGeoTIFFを地形モデルにドレープした様子

データ出典:CrisisMappers JAPAN/G空間情報センター

https://wscart.geospatial.jp/ckan/dataset/tokyo20170902chofu

この多摩川河川敷のGeoTIFFは 53.9MB ありますが、タイル化とJPEG変換によって瞬時に表示できるようになります。ツールバーの「2D」ボタンを押せば、Googleマップのように横スクロール操作が可能です。
GeoTIFF、地理院オルソ、PLATEAUオルソの「最高画質」を比較した様子。GeoTIFFでは地理院タイルよりも高解像度なタイルを生成しています。
KOLC+「統合アプリ」で統合可能なデータ例(一部抜粋)

料金プラン

月額 5万円(税別)
※ 100GB/100ユーザー/統合アプリ(2現場分)の場合
※ 初期費用は不要
※ 料金表:https://kolcx.com/feature/pricing/

導入検討やトライアルのご相談は、以下よりお問い合わせください。

https://kolcx.com/support/contact/

■ KOLC+(コルクプラス)とは

KOLC+は、BIM/CIMモデルや点群をクラウド上で統合・共有・活用できる「デジタルツイン現場クラウド」です。国土交通省などの情報共有システム(ASP)としても利用でき、利用社数は500社以上になっています。国土交通省の「建築BIM加速化事業」での補助対象ソフトウェアにも認定されています。
サービスサイト:https://kolcx.com

機能一覧:https://kolcx.com/feature/

■ 株式会社コルクの会社概要

所在地: 東京都豊島区西池袋1-11-1 メトロポリタンプラザビル14階

代表者: 堤 正雄

事業内容: 建設業向けBIM/CIM共有クラウド「KOLC+」の企画、開発、運営

会社HP: https://kolg.co.jp

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会社概要

URL
https://kolg.co.jp
業種
情報通信
本社所在地
東京都豊島区西池袋1-11-1 メトロポリタンプラザビル14階
電話番号
-
代表者名
堤 正雄
上場
未上場
資本金
700万円
設立
2012年09月