日本初、建設業特化の電子商取引クラウドのKENZO、1.7億円のプレシリーズA資金調達を実施
建設テックスタートアップの株式会社KENZOがプレシリーズAで累計資金調達額2.4億円となりました。
【建設産業のポテンシャルを最大化する】建設PADがデファクトスタンダードとなる未来に向けて
株式会社KENZO(本社:東京都港区、代表取締役社⻑ CEO:⻘木 陽)は、建設業界のDXプラットフォーム 「建設PAD」事業拡大に向け、株式会社セゾン・ベンチャーズ、株式会社ココナラスキルパートナーズ、GOLDEN EGG Ventures、ユナイテッド株式会社その他法人及び個人投資家を引受先として第三者割当増資により、アーリーラウンドの資金調達を実施しましたことをお知らせします。
本資金調達により、改正電子帳簿保存法やサブロク協定など建設業界を取り巻くバックオフィスの課題解決に向け、事業展開を加速いたします。
■KENZOが取り組む事業
建設産業では、非常に多くの潜在力が埋もれたままになっています。書類業務や管理業務に忙殺され、高齢化で人手が足りない、情報やネットワークが乏しいなど様々な理由によって革新を阻まれ、本来の経営力や技術力を発揮しきれていません。 バックオフィスに山積みとなっている問題を”シンプルで確かなサービス”一つで解決できたら。
「建設PAD」は建設業者間での見積、受発注、請求業務といったプロセスにテクノロジーを介入させることで業務簡易化 、生産性を向上させるクラウド型ソフトウェアです。
昨年、JIIMA認証(電子取引ソフト法的要件認証)を取得し、電子帳簿保存法や建設業法における法的安全性も確保しており、ユーザーは建設PADを利用することで自然と法令遵守に繋がります。
建設PADが業界標準として浸透するよう企業様と密にコミュニケーションを取り、業界が抱える課題への共通認識を深めています。
建設業界で働く人々の生活を豊かにするため、私たちは日々真剣に顧客と向き合い、サービスのブラッシュアップに努めています。
■資金調達の目的
エンジニア職をはじめ、人材の採用を強化し、提供機能の充実と顧客基盤の確立、事業拡大のスピードアップに引き続き注力していきます。
人材への投資を積極的に実施することで事業をさらに拡大し、より良い業界への変革に取り組んでいきたいと考えています。
本年は複数の建設DX展示会にも出展予定で「建設PAD」のサービスの普及を目指してまいります。直近では、幕張メッセにてCSPI-EXPOが主催する第6回建設・測量生産性向上展(2024年5月22日〜24日開催)に出展予定です。
また、定期的にKENZOオフィスにてユーザー様との交流会を実施し、各社DX成功事例や新しい取り組みなどの共有を行なっております。事務所を活用したイベントにて、ユーザーコミュニティの拡充にも力を入れていきます。
■出資者コメント
株式会社セゾン・ベンチャーズ取締役 林田 綾沙子 様
KENZOを取り巻く建設業界のバックオフィス業務はいまだアナログ業務がメイン、さまざまな課題が残っている状況です。DX化を推進するプレーヤーは数多く存在しておりますが、KENZOの提供するサービスは各種法規制に順守しており、ユーザーに向けた高品質なサービスであることはもちろん、成長の大きな助けになると感じております。クレディセゾンとしてもバックオフィス業務の一部である決済部分において、革新的なサービスを一緒に展開してまいりたいと考えております。
株式会社ココナラスキルパートナーズ代表取締役社長 南 章行 様
労働人口が減っていく日本においてどの業界もDXの推進が急務ですが、多重請負構造からなる複雑さ、高齢化かつ人材不足などに直面する建設業界についてはDXの複雑さとインパクトがとても大きいと思っています。元請け、下請け間での契約や受発注などの書類業務をテクノロジーでシンプルにするKENZO社のソリューションは、この業界の生産性を大きく向上させるものです。時間外労働の上限規制や電子帳簿保存法の改定などの環境変化の後押しを受け、成長を続けるであろう当社を支援できることをとても楽しみにしています。
株式会社GOLDEN EGG Venturesマネージングパートナー 三村 泰弘 様
青木CEOの豊富な経験と強烈なリーダーシップにより、「建設PAD」がこれまで課題であった建設業界独特の業務請負プロセスをテクノロジーで効率化する唯一無二のプロダクトになると確信しています。また「建設PAD」で蓄積したデータにより、資金繰りの改善をサポートできるソリューションの開発など色々な新事業軸の創出を今後期待しています。「建設業のポテンシャルを最大化する」というミッションに心から共感し、益々楽しみなKENZOの更なる成長を祈念しています。
ユナイテッド株式会社投資事業本部 キャピタリストマネージャー 八重樫 郁哉 様
建設業界は、建設業従事者の高齢化に伴う人材不足や時間外労働への上限規制、インボイス制度や電子帳簿保存法の改定等の環境変化に伴い、業界全体でデジタル化の重要性が極めて高まっています。KENZOは建設事業者の現場に対して高い解像度をもって「建設PAD」を開発してきました。
「建設PAD」が建設事業者にとって、なくてはならないプロダクトとして成長していくことを期待し、この度出資を決めました。ユナイテッドとしても「建設PAD」の事業拡大とKENZOのさらなる成長に向け、支援してまいります。
■株式会社KENZO
「建設産業のポテンシャルを最大化する」をミッションに、KENZO社は現場とデジタルの共生基盤を構築し、イノベーションを促します。
インターネットがもたらす産業改革に最適化したエコシステムの研究から社会実装を担い、レガシー産業への新たな価値創造を目指します。
建設業に特化した電子取引プラットフォーム「建設PAD」は働き方改革に対応し、大幅な業務削減を実現します。
■会社概要
出資先名 :株式会社KENZO
本社所在地:〒106-0032 東京都港区青山5-13-1 No.42 Arai Bldg. 4F
設立日 :2020年2月14日
代表者 :代表取締役社長CEO 青木 陽
事業内容 :建設PADの運営、建設クラウドの開発
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