やまびこ、太陽建機レンタルとの協業により、仮設ハウスにおける電源供給時のCO2排出量7割削減に向けた実証運用を開始
新開発 BESS型「shindaiwa 50kVAマルチハイブリッドキューブ」の導入により、独立電源供給時のCO2排出量および軽油消費量の削減効果を検証
株式会社やまびこ(以下、やまびこ)は、太陽建機レンタル株式会社(以下、太陽建機レンタル)との協業により、新開発のBESS型※「shindaiwa 50kVAマルチハイブリッドキューブ」を2024年9月より静岡県の工事現場へ導入し、仮設ハウスへの電力供給の実証運用を開始しました。
仮設ハウスで従来使用される太陽光パネルに加え、BESS型「shindaiwa 50kVAマルチハイブリッドキューブ」 を組み入れることにより、電力をすべて賄いながら、CO2排出量の7割削減という低炭素化の両立を目指します。
※BESS(バッテリーエネルギー貯蔵システム)
■BESS型「shindaiwa 50kVAマルチハイブリッドキューブ」
蓄電池と50kVAパワーコンディショナーを搭載した電源供給システムであり、自社開発の新エネルギーマネジメントシステム(K‐EMS)を通じて外部にある発電機を含めた統合制御を行うことが出来ます。
晴天時は太陽光発電の余剰電力を蓄電池に蓄えることで発電機の稼働を不要にし、雨天時は蓄電池からの電力供給を優先しながら、発電機の稼働を最小限に抑える制御を行うことで、再生可能エネルギーの最大活用とCO2排出量の最小化を実現します。
また、発電量や燃料残量を遠隔で確認できるため、給油などの現場の作業工数の削減にも貢献します。
やまびこは、2024年5月に10kVAパワーコンディションナーを搭載した太陽光パネル一体型「shindaiwa 10kVAマルチハイブリッドキューブ」をCSPI‐EXPO 2024(第6回 建設・測量生産性向上展)にて初公開し、同月には株式会社技研製作所のモバイルエコサイクル™の動力源とする実証実験を開始しています。
今回は、さらに容量の大きい50kVAの出力が可能となったため、工事現場をはじめ幅広い場面での活用が可能となり、低炭素化への貢献の可能性を広げています。
やまびこは、本実証を通じて、引き続きカーボンニュートラル化に向けた取り組みを加速してまいります。
BESS型 「shindaiwa 50kVAマルチハイブリッドキューブ」システム構成
「shindaiwaマルチハイブリッドキューブ」ラインアップ
■やまびこのカーボンニュートラルソリューション をまとめたWEBサイト
https://www.yamabiko-corp.co.jp/shindaiwa/special/id=gogreen/top/
■マルチハイブリッドキューブに関する過去のプレスリリース
1) マルチハイブリッドキューブ CSPI-EXPO 2024で初公開
https://www.yamabiko-corp.co.jp/news/detail/id=15067
2) マルチハイブリッドキューブ 技研製作所と実証実験を開始
https://www.yamabiko-corp.co.jp/news/detail/id=15090
【太陽建機レンタルについて】
建設・土木の工事現場や各種イベント会場などに建設機械、各種産業車両や機械、小物機械など様々な機器を貸し出し、レンタルを通じて地域社会の街づくり、これからの豊かな国づくりへの貢献を目指しています。
【株式会社やまびこについて】
KIORITZ, shindaiwa, ECHOの3つのブランドを有するやまびこは、小型屋外作業機械(刈払機、チェンソーなど)、農業用管理機械(防除機、畦草刈機など)、一般産業用機械(発電機、溶接機など)の3事業における各種製品の開発・製造・販売をグローバルに展開しています。また、省人・省力化や再生可能エネルギー、カーボンニュートラル対応など、市場が抱える課題解決に寄与するために、高い安全性と作業性、環境技術を備えた製品・システムの開発を推進しているとともに、電力サービスやロボット事業等の新規事業創造にも積極的に取り組んでいます。
■本社:東京都青梅市末広町1-7-2
■代表者:代表取締役社長執行役員 久保 浩
■URL:https://www.yamabiko-corp.co.jp/
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