在宅勤務に最先端ITツールの活用開始 外食産業で手本となる“働き方改革”を試験的に導入 社内会議をメタバース空間で実施 コミュニケーション不足に一役

麺食

「喜多方ラーメン坂内(ばんない)」をFC事業展開する株式会社麺食(本社:東京都大田区、代表取締役社長:中原誠)は、本部・管理部門にて在宅勤務を試験的に導入したことをきっかけに、最先端メタバース「GAIA TOWN」の活用を、2022年11月10日(木)より開始しました。
■メタバース空間で社内会議 外食産業の最先端ITツールを活用した“働き方改革”
 

メタバース空間での社内会議(イメージ)メタバース空間での社内会議(イメージ)


 当社は、国内・海外(アメリカ)にてラーメン店を63店舗運営しています。当社を含む外食産業の“働き方改革”は、他業界と比較しても遅れている業界と言えるかもしれません。当社も、そのサービス内容から、コロナ禍において在宅勤務を導入することが困難であったため、全社員出勤での勤務を継続してきました。しかし、コロナ禍での飲食業の営業時間短縮等の要請もなくなり、売上もコロナ前に回復しつつあることから、まずは本部・管理部門にて在宅勤務を試験的に導入し、“働き方改革”に着手することにしました。そしてこの在宅勤務開始をきっかけに、「GAIA TOWN」の活用を始めました。「GAIA TOWN」(株式会社ガイアリンク) は、世界中で広く活用されているメタバースプラットフォーム「Virbela」の日本公式ワールドであり、VRゴーグルがなくてもPCから気軽にアクセスができるサービスです。アバターで音声会話を基本するリアルなコミュニケーションをすることができ、まさに新時代のワークスタイルをオンラインで実現しています。オンライン上で本部社員同士や店舗との打ち合わせをおこなうことで、移動時間の有効活用、交通費削減などが図れるとともに、孤独感を感じている店舗社員との交流を密に取ったり、シフトが抜けにくいスタッフとの交流が容易になったりなど、離職率の低下による人件費削減にも貢献すると考えています。

 さらに「GAIA TOWN」のメタバース空間では、会議室の内装やスクリーンをカスタマイズできるので、開発中のラーメンをリアルに映し出すことができたり、社員教育に使用している「絵の社訓」を映し経営理念を共有したりなどのメリットもあります。今後は、リアルで開催していたファンイベント「坂内向上委員会」をメタバース空間で実施することで全国各地の坂内ファンと交流できる場としてや、海外店舗との会議にも活用を拡大していきたいと考えています。

■企業理念を可視化した「絵の社訓」 外国人社員増加にともない理想像共有が容易に
 当社は現在、新卒や中途入社の社員、外国人社員の増加などにともない、入社の背景や価値観が多様になっています。そのような状況でも、企業理念の共有が円滑にできている理由に「絵の社訓」があります。「絵の社訓」は、当社がのれん分けしてもらった福島県喜多方市の「坂内食堂」の昭和30年代当時の写真をベースに、地元出身の色鉛筆作家・大竹惠子氏によって描かれたものです。当社が運営する「喜多方ラーメン坂内」全63店舗に掲げられており、社員全員がこの絵のような笑顔を作り出すことを理想とした行動を促しています。「絵の社訓」は目指す理想像が可視化されておりわかりやすく、社員教育に高い効果を発揮しています。

「絵の社訓」で経営理念を可視化「絵の社訓」で経営理念を可視化


 当社はこのように、最先端ITツールの活用や「絵の社訓」など、なかなか進まない外食産業の“働き方改革”における手本となるような取り組みを通じて、人手不足やコミュニケーション不足の解消に役立つ実例を増やすことで、コロナ禍で打撃を受けた外食産業が活気を取り戻し「笑顔の創出」実現の一翼を担いたいと考えています。

■手作りにこだわった小さな蔵の町の“ご当地ラーメン”を全国区に
 喜多方ラーメンはもともと、地元の人たちを中心に食べられていたローカルフードです。それが“ご当地ラーメン”ブームに乗って、全国的に有名になり、いまでは札幌・博多に並ぶ日本三大ラーメンといわれるまでになりました。札幌・博多の大都市と違い、喜多方は人口5万人弱の小さな「蔵の町」です。古くからきれいで美味しい湧水に恵まれ、醤油や味噌、清酒の醸造が盛んだった喜多方は、昔ながらの醸造蔵が数多く残っていました。朝からラーメンを食べる「朝ラー」の習慣があるほどラーメン好きで、ラーメンは人々の日常食として定着しています。

 当社は、そんな手作りにこだわった小さな蔵の町の美味しいラーメンを日本中に広めたいという思いから、「坂内食堂」の味を受け継ぎました。2014年からは海外進出も果たし、現在はアメリカに5店舗を構え、多くの方に喜多方ラーメンの味を知っていただく機会が増えました。

 当社は、喜多方市で創業した「坂内食堂」を本店に持ち、喜多方のラーメン文化を誇りに事業を展開する企業です。チェーン店でありながら店内調理にこだわり、一杯一杯を丁寧に作っています。ラーメンを通じて気持ちの温もりを伝えることを目指し、多くのお客様が心から笑顔になれるよう、今後も努めてまいります。

看板メニュー「喜多方ラーメン」720円看板メニュー「喜多方ラーメン」720円

福島県喜多方市にある本店「坂内食堂」福島県喜多方市にある本店「坂内食堂」


【会社概要】
    社名:株式会社 麺食
    代表:代表取締役社長 中原誠
    本社所在地:東京都品川区東大井2-13-8 ケイヒン東大井ビル10F
  TEL:03-3298-6161
  設立日:1988年5月
    URL:https://ban-nai.com/
    資本金:2,500万円   
    従業員数 :400人 (2021年5月現在)
    事業内容 :
 ・「喜多方ラーメン坂内」FC事業展開、FC業務に付随する業務全般
   国内63店舗(直営店21店舗、加盟店42店舗)、海外5店舗
 ・その他飲食業「そば処 笑庵(しょうあん)」1店舗、スペインバル「Bar de ollaria(バル デ オジャリア)」1店舗、ベトナム料理「ヴェトナムアリス」1店舗、アジア料理店「88asia」1店舗の運営

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会社概要

株式会社麺食

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URL
https://mensyoku.co.jp/
業種
飲食店・宿泊業
本社所在地
東京都品川区東大井2-13-8 ケイヒン東大井ビル10階
電話番号
03-3298-6161
代表者名
中原誠
上場
未上場
資本金
2500万円
設立
1988年05月