世界初の定常核融合炉実現を目指す株式会社Helical Fusionのコンセプト動画を公開
核融合の仕組みから、炉形式の特長や高温超伝導技術、液体ブランケットなどの技術解説を公式Youtubeチャンネルで公開
世界初の定常核融合炉実現を⽬指し、ヘリカル型核融合炉の開発を進める日本のスタートアップである株式会社Helical Fusion(本社:東京都中央区、代表取締役CEO:⽥⼝ 昂哉、以下「Helical Fusion」)は、核融合エネルギーの社会実装に挑む想いや、強みなどを語ったコンセプト動画を公開しました。
コンセプト動画でお伝えしたいこと
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核融合エネルギーの社会実装を目指す意義
世界の人口は2050年には約97億人まで増加すると予測*され、経済発展や都市化、AIの普及によるサーバー電源の増加などによる世界的な電力需要の急増に対し、既存発電方法のみで応えることは厳しい見通しです。核融合発電は、太陽の輝きと同じ原理を使ったクリーンで安全性の高い発電方法であり、海水からほぼ無尽蔵に採取可能な燃料を用いることから、人類共通のエネルギー確保の課題を抜本的に解決する技術として期待されています。
動画では、核融合発電の仕組みや社会実装がもたらす希望や意義、Helical Fusionとしての想い・ビジョンを、代表取締役CEOの田口・代表取締役CTOで研究者として世界の第一線で活躍してきた宮澤が自ら語ります。
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世界に誇る日本の研究実績を受け継いだ、技術的な強み
核融合発電を実現する技術として、日本には、先達の知恵の積み重ねの中で培われた、世界に冠たる研究実績や要素技術があります。
そうした技術や実績を活かし、世界初の定常核融合炉の実現を可能にする弊社の技術的な強みを、各技術の映像と合わせて直感的にご理解いただけることも、この動画のポイントです。
例えば、炉形式の特長や高温超伝導技術、液体ブランケットなど、文字や静止画だけではお伝えしづらい内容も、アニメーションを通してわかりやすく表現しています。
*United Nations Department of Economic and Social Affairs Population Division
”World Population Prospects 2024” (https://population.un.org/wpp/)より、中位推計を参照
Helical Fusion Youtube公式チャンネルはこちら
http://www.youtube.com/@HelicalFusion
株式会社Helical Fusion
Helical Fusionは磁場閉じ込め⽅式で核融合(フュージョンエネルギー)の社会実装を⽬指す⽇本発のスタートアップです。
次世代のエネルギー源として、世界では60年以上かけて様々な核融合⽅式が開発されています。
⽇本では、DNA に似た⼆重らせん構造の超伝導ヘリカルコイルを⽤いて⾼温のプラズマを安定に閉じ込めるヘリカル⽅式が⽣まれ、⼤きく育まれてきました。我々はこのヘリカル⽅式にさらなる独⾃の最先端技術を取り⼊れた、世界初の定常核融合炉の開発を⽬指しています。
昨年10月には、商用炉実現に欠かせない高性能な高温超電導導体の独自開発について、日本政府の核融合関連補助金(SBIR Phase 3)にも採択され、開発を加速させています。
<概要>
・事業内容:商⽤核融合炉および関連技術の開発
・設⽴: 2021年10⽉
・Webサイト https://www.helicalfusion.com
<本件に関するお問合せ>
・担当:株式会社Helical Fusion 広報担当
・連絡先:contact@helicalfusion.com
<株式会社Helical Fusionのプレスリリース⼀覧 >
https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/89262
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