電気自動車向けクラウド型EV充電システムの社会実証実験を開始
岩崎電気のIoT電源制御システムの基盤技術を応用
岩崎電気株式会社は、事業領域の拡大、社会への新たな価値提供の実現に向け、当社のクラウド型統合システム「Link-SP®」(※1)と、電気自動車(EV)向け充電器を組み合わせた「クラウド型EV充電システム」を新開発しました。
このシステムの市場展開に向け、EV充電環境のソリューション事業を展開しているpmiテック株式会社(以下「pmiテック」)と共同で、2023年2月より福岡県福岡市内駐車場にて社会実証実験を開始いたしました。
このシステムの市場展開に向け、EV充電環境のソリューション事業を展開しているpmiテック株式会社(以下「pmiテック」)と共同で、2023年2月より福岡県福岡市内駐車場にて社会実証実験を開始いたしました。
新開発の「クラウド型EV充電システム」は、岩崎電気製の日本初のIoTスマート壁スイッチ「Link-S²®」(※2)に搭載しているクラウド型IoT電源制御システム「NetSWITCH®」(※3)の技術と、IoT開発ベンチャーのNetCONNECT株式会社製の施設予約管理システムを結合した、新クラウド型統合システム「Link-SP®」を基盤技術としています。
この度の実証実験では、「Link-SP®」を基に、pmiテックのEV充電ソリューションと連携したシステム環境を実際の駐車場に設置しています。
直感的に操作可能なユーザーインターフェース(UI)を備えた「クラウド型EV充電システム」で、利用者は「予約」「充電」「課金操作」を、施設管理者は「運用管理」「情報提供」を体験しながら実証実験を進めています。
pmiテックは、今回開発した「クラウド型EV充電システム」を「pmicharge™(ピーエムアイチャージ)」ブランドとして、マンションなどの立体駐車場や平置き駐車場に向けたサービスを事業展開する計画です。
pmichargeは、ウェブから簡単操作で充電開始・決済が可能で、マップ機能で施設の場所や営業時間、充電器の空き状況なども確認できます。
もちろん現地でQRコードを読み取ってすぐに充電も可能。
充電完了はメールなどで利用者と管理者に通知されます。
(画面は開発中のものです。実際の画面とは異なる場合があります)
国内では「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」を実現するために、EV戦略について具体的な数値目標が定められ、これからの自動車業界ではインフラ産業も含めてEV化が加速することは間違いありません。
しかしながら現時点でのEV普及率は低く、インフラ整備の遅れが要因の1つとしてもあげられています。
そこで岩崎電気はEV化に伴う社会インフラの課題解決を図るべくEV向け充電システムを開発しました。
このシステムは、道路・トンネル・商業・スポーツ施設などの照明事業と自動車業界とのインフラ共有による協創と共生を目指し、クラウド型統合システム「Link-SP®」を基盤技術としています。
今後は利用者の予約と課金システム、施設管理者の運用管理をクラウド上で簡単に扱えるシステムの特長を活かし、電気自動車(EV)向けだけでなく、施設管理での省力化やレンタルスペース、施設や機器の空き時間を活用するシェアリングサービス、利用者と管理者が施設運用の可視化による情報共有など、想定されるさまざまな幅広い分野での利用に向けた新しいパートナー企業との連携によるトライアルなども含めて新しい事業展開を推進してまいります。
※1 クラウド型統合システム「Link-SP®」
Link-SP(リンク エスピー)はクラウドで電源制御を繋ぐ、クラウド型統合システムです(特許出願中)。(SP:Smart Power)
※2 IoTスマート壁スイッチ「Link-S²®」
Link-S²(リンク エスツー)はIoT基板を内蔵した壁スイッチ。
Wi-Fi接続で照明操作が簡単に。
スマートフォンやスマートスピーカーでさまざまな照明のON/OFFができます。
https://www.iwasaki.co.jp/lighting/control/link-s2/
※3 クラウド型IoT電源制御システム「NetSWITCH®」技術
NetSWITCHはIoT機器をリアルタイムに無線で制御可能な基盤技術で、NetSWITCH技術を搭載したLink-S²では照明のON/OFF制御のスマート化に利用しています。
※4 分散型スマート充電
複数台ある充電器の最大使用電力量を効率的に自動で制御するシステムで、電源制御回路1ユニットで最大8台のEV充電器を同時制御が可能です。
メンテンスサポート体制も充実しており、マンションなどへのEV充電環境のソリューション事業を展開している。
本社:東京都江戸川区一之江 1-14-7
代表取締役社長:古木 倫太郎
https://pmitech.jp/
本社:東京都目黒区祐天寺 2-8-13 祐天寺ビル301
代表取締役社長:徳永 隆也
https://www.netconnect.co.jp/
この度の実証実験では、「Link-SP®」を基に、pmiテックのEV充電ソリューションと連携したシステム環境を実際の駐車場に設置しています。
直感的に操作可能なユーザーインターフェース(UI)を備えた「クラウド型EV充電システム」で、利用者は「予約」「充電」「課金操作」を、施設管理者は「運用管理」「情報提供」を体験しながら実証実験を進めています。
- 実証実験の「クラウド型EV充電システム」概念図
- 「クラウド型EV充電システム」の主な特長
- 利用者のスマートフォンやタブレット端末などからの簡便な予約
- 利用者に対する多様な課金、認証(クレジットカードや電子マネー決済)サービス
- 施設管理者へ遠隔でのシステム利用状況や課金情報などのリアルタイムの情報提供
- 複数台ある充電器の最大使用電力量を効率的に制御する分散型スマート充電(※4)
- 利用者や管理者への遠隔支援や機器不具合対応に向けたサービス
pmiテックは、今回開発した「クラウド型EV充電システム」を「pmicharge™(ピーエムアイチャージ)」ブランドとして、マンションなどの立体駐車場や平置き駐車場に向けたサービスを事業展開する計画です。
- 実証実験の様子(4台の充電器を制御)
- 直感的に操作可能なユーザーインターフェースデザイン
pmichargeは、ウェブから簡単操作で充電開始・決済が可能で、マップ機能で施設の場所や営業時間、充電器の空き状況なども確認できます。
もちろん現地でQRコードを読み取ってすぐに充電も可能。
充電完了はメールなどで利用者と管理者に通知されます。
(画面は開発中のものです。実際の画面とは異なる場合があります)
国内では「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」を実現するために、EV戦略について具体的な数値目標が定められ、これからの自動車業界ではインフラ産業も含めてEV化が加速することは間違いありません。
しかしながら現時点でのEV普及率は低く、インフラ整備の遅れが要因の1つとしてもあげられています。
そこで岩崎電気はEV化に伴う社会インフラの課題解決を図るべくEV向け充電システムを開発しました。
このシステムは、道路・トンネル・商業・スポーツ施設などの照明事業と自動車業界とのインフラ共有による協創と共生を目指し、クラウド型統合システム「Link-SP®」を基盤技術としています。
今後は利用者の予約と課金システム、施設管理者の運用管理をクラウド上で簡単に扱えるシステムの特長を活かし、電気自動車(EV)向けだけでなく、施設管理での省力化やレンタルスペース、施設や機器の空き時間を活用するシェアリングサービス、利用者と管理者が施設運用の可視化による情報共有など、想定されるさまざまな幅広い分野での利用に向けた新しいパートナー企業との連携によるトライアルなども含めて新しい事業展開を推進してまいります。
※1 クラウド型統合システム「Link-SP®」
Link-SP(リンク エスピー)はクラウドで電源制御を繋ぐ、クラウド型統合システムです(特許出願中)。(SP:Smart Power)
※2 IoTスマート壁スイッチ「Link-S²®」
Link-S²(リンク エスツー)はIoT基板を内蔵した壁スイッチ。
Wi-Fi接続で照明操作が簡単に。
スマートフォンやスマートスピーカーでさまざまな照明のON/OFFができます。
https://www.iwasaki.co.jp/lighting/control/link-s2/
※3 クラウド型IoT電源制御システム「NetSWITCH®」技術
NetSWITCHはIoT機器をリアルタイムに無線で制御可能な基盤技術で、NetSWITCH技術を搭載したLink-S²では照明のON/OFF制御のスマート化に利用しています。
※4 分散型スマート充電
複数台ある充電器の最大使用電力量を効率的に自動で制御するシステムで、電源制御回路1ユニットで最大8台のEV充電器を同時制御が可能です。
- pmiテック株式会社について
メンテンスサポート体制も充実しており、マンションなどへのEV充電環境のソリューション事業を展開している。
本社:東京都江戸川区一之江 1-14-7
代表取締役社長:古木 倫太郎
https://pmitech.jp/
- NetCONNECT株式会社について
本社:東京都目黒区祐天寺 2-8-13 祐天寺ビル301
代表取締役社長:徳永 隆也
https://www.netconnect.co.jp/
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