オンラインカウンセリングのcotreeが、早稲田大学で試行導入

学生の不安や悩みの解決をサポートする相談窓口として、時間や場所の制限なく相談できるオンラインカウンセリングを活用

株式会社JMDC

 株式会社cotree(本社:東京都港区、代表取締役:西岡 恵子、以下cotree)が提供するオンラインカウンセリングの「cotree」が、学校法人早稲田大学(所在:東京都新宿区、理事長:田中愛治、以下、早稲田大学)で試行導入されました。大学が設置する、学生生活における不安や悩みの解決をサポートする学生相談室以外の相談窓口として、活用が始まっています。


 コロナ禍以降、学生たちは、行動制限によるストレスや孤独感、アルバイト収入が減ることによる経済的困窮、就職への不安など、様々な悩みを抱えています。

全国大学協連が実施した「第57回学生生活実態調査 概要報告」によると、悩みを最も相談しやすい相手は「友だち」と回答する学生が多い結果に対し、「学生生活が充実していない」と感じている学生ほど、「友だちができない(いない)・対人関係がうまくいかないこと」に悩みを抱えており、多くの学生が悩みの相談先に困っていることが予想されます。※

また学校側にとっても、学生相談窓口などのサポートサービスにおいてコロナ禍以降の前例がない対応を模索している状況です。

※全国大学協連「第57回学生生活実態調査 概要報告」(https://www.univcoop.or.jp/press/life/report.html

 早稲田大学では、学生の問題解決をサポートする窓口として学生相談室が設置されていますが、コロナ禍以降相談申し込み数および継続相談を希望する学生が増えています。一方で従来からの対面相談では感染対策に気をつけながら実施する必要があるため、コロナ禍前に比べて、相談に要する空間と時間に制約が生じています。このような事情から、早稲田大学内でも相談方法の選択肢を拡げて学生をサポートする必要性が高まりました。

そこで学生相談室で、相談申し込みからの待ち時間短縮を目的とした単回電話アドバイスを設けるとともに、開室時間外でも相談ができる体制を整えるために今回学外機関であるcotreeのオンラインカウンセリングが試行導入されることになりました。

これにより、学生は土日祝日を含む24時間カウンセリングを受けることができ、相談形式のバリエーションも多彩となりました。
なお今回のオンラインカウンセリング対象者は、早稲田大学の正規学生(大学生・大学院生)としています。

 

  • オンラインカウンセリングの導入結果

結果サマリ
・学生相談室の開室時間外(特に夜間)の相談希望が多い
・現在までのところ、オンラインカウンセリングの利用後に行ったアンケートでは、回答者のうち89%の学生が満足であると回答(10点を最高評価として7点以上を選択した割合。n=43)
・利用後のアンケート回答者のうち63%の学生が継続を希望
 

 オンラインカウンセリングの予約時間帯は、学生相談室の開室時間外が多く、導入時の期待通り、学生相談室の補完的な役割としての活用が今後も期待されています。

 また、オンラインカウンセリングの利用後アンケートでは、回答した学生のうち89%が「満足した」(10点を最高評価として7点以上を選択した割合。n=43)と回答し、「自分の感情を客観的に捉えることができた」、「自分が漠然と悩んでいたことに対して、どうやって一歩を踏み出したら良いのか何となくイメージができた」などの声が寄せられており、利用後アンケート回答者のうち63%以上が継続したいと回答しています。
これらの結果から、オンラインカウンセリングは、時間や場所の制限がなく相談できる先として、学生生活の悩み解決をサポートするサービスとして今後も活用が期待できます。

 早稲田大学では2022年度に限った試行導入の予定ですが、これからも多くの学校にcotreeのオンラインカウンセリングを活用いただき、学生の問題解決のサポートを広げていきます。

 今後もcotreeは、メンタルヘルスケアのインフラになり、やさしさでつながる社会をつくることを目指します。

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会社概要

株式会社JMDC

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URL
https://cotree.co/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区六本木4-8-5 5階 Kant. co-office 507
電話番号
-
代表者名
西岡恵子
上場
未上場
資本金
2250万円
設立
2014年05月