応用技術、世界最高峰のソーラーカーレース「Bridgestone World Solar Challenge」に出場する和歌山大学への継続スポンサーを発表
AM技術と設計コンサルティングで次世代エンジニアの育成を支援
応用技術株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:船橋 俊郎、以下、応用技術)は、世界最高峰のソーラーカーレース「Bridgestone World Solar Challenge 2025(以下、BWSC 2025)」へ挑戦する和歌山大学ソーラーカーチームに向けて、2023年大会に引き続き、本年も同プロジェクトのスポンサーを務め、Additive Manufacturing(以下、AM)技術と設計コンサルティングで次世代エンジニアの育成を支援します。

和歌山大学ソーラーカーチームでは、学生が主体となってソーラーカーの設計・製作を行い、世界最高峰のソーラーカーレースであるBWSC 2025に挑みます。応用技術の製造業向けデジタルマニュファクチャリングを提供している「toDIM」事業では、学生たちの挑戦を応援するため、単なる資金提供にとどまらず、3Dプリンターを活用したAM技術によるソーラーカーの車両部品設計のコンサルティングを実施しています。
BWSC 2025へ出場する車両名は「YATA」と命名されており、神武東征において神武天皇を熊野から大和へと導いた、3本足のカラスの姿である導きの神「八咫烏(ヤタガラス)」に由来しています。当社が車両部品の支援を行っている「YATA」は、前回出場車両からさらにアップグレードされた車両であり、学生たちの技術的な進化と挑戦が詰まっています。
toDIMの技術支援
学生たちが最先端のAM技術とその設計プロセスを理解し、実践を通じて習得できるよう以下のコンセプトにおいて支援を行っています。

現状の流用設計からシミュレーションドリブンへの変革
部品設計において、これまでの経験則や流用設計に依存するのではなく、シミュレーションに基づいた最適化設計への移行を支援します。
AM工法をベースとした最適化部品の実現
3Dプリンターの特性を最大限に活かし、従来の工法では実現困難だった軽量で高機能な部品の設計・製作をサポートします。
toDIM事業では、デジタル技術を活用し、お客様の製品開発プロセスを最適化するソリューションを提供しています。和歌山大学ソーラーカープロジェクトへの支援は、toDIMサービスの理念を体現するものであり、学生たちの情熱とものづくりへの真摯な姿勢に共感し、未来を担う若いエンジニアが革新的なものづくりに挑戦できるよう、今後も技術とノウハウを提供し続けてまいります。
応用技術株式会社について
応用技術は1984年の会社設立以来、ものづくり支援やBIM/CIM、GISを活用した「ソリューションサービス事業」と防災・環境分野を対象とした「エンジニアリングサービス事業」を両輪に、お客様の課題を価値に変えるイノベーションカンパニーとして成長しています。製造分野においては、デジタル技術で変革する「toDIM」を展開し、AM技術や切削加工のDX支援を行っています。
本件に関するお問い合わせ先
応用技術株式会社 マーケティング戦略部
ogi_public_relations@apptec.co.jp
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