【新築一戸建てを購入したきっかけランキング】男女308人アンケート調査
新築一戸建てを購入したきっかけに関する意識調査
一般社団法人あんしん解体業者認定協会(所在地:東京都港区、代表理事:鈴木佑一)は、新築一戸建てを購入・建築した経験がある308人を対象に「新築一戸建てを購入したきっかけに関する意識調査」を実施し、そのデータをランキング化しました。
「広い庭付きの新築一戸建てで、ペットと遊んだり子どもとバーベキューしたりしたい」という憧れを抱く人も多いでしょう。
「家を買うのか、一生賃貸か」「戸建てかマンションか」あるいは「新築か中古か」は、それぞれにメリット・デメリットがあり、人により意見が異なります。ただ新築の一戸建てに憧れを抱く人も多いですし、実際に新築一戸建てを購入して満足している人もたくさんいます。
今回、一般社団法人あんしん解体業者認定協会(https://anshin-kaitai.or.jp/ )運営の解体無料見積ガイド( https://www.kaitai-guide.net/ )は、新築一戸建てを購入・建築した経験がある308人に「新築一戸建てを購入したきっかけ」についてアンケート調査を実施。その結果をランキング形式でまとめました。
調査結果に対して、株式会社くらしと家計のサポートセンター( https://www.fpwes.com/ )代表取締役の大間武氏からご考察いただいております。
【データの引用・転載についてお願い】
本リリースの調査結果・画像をご利用いただく際は、必ず「解体無料見積ガイド」のURL( https://www.kaitai-guide.net/ )へのリンク設置をお願い致します。
【調査概要】
調査対象:新築住宅を購入・建築した経験がある方
調査期間:2024年6月28日~7月10日
調査機関:当協会調査
調査方法:インターネットによる任意回答
有効回答数:308人(女性190人/男性118人)
回答者の年代:20代 9.4%/30代 42.8%/40代 26.0%/50代以上 21.8%
【調査結果サマリー】
・新築一戸建てを購入したきっかけ1位は「結婚・出産」
・新築一戸建ての購入元は「大手ハウスメーカー」
・新築一戸建ては「ネット・アプリで探した」が1位
・新築一戸建ての平均購入費用は3,963万円
・新築一戸建て購入時にリフォームやリノベーション住宅も検討した人は17.2%
新築一戸建てを購入したきっかけ1位は「結婚・出産」
新築一戸建て住宅を購入・建築した308人に「購入のきっかけ」を聞いたところ、圧倒的1位は「結婚・出産した(139人)」でした。2位には「子どもの成長に合わせて(45人)」がランクイン。結婚や出産、子どもの入園・入学など、大きなライフイベントによって一戸建てを購入した人が多いとわかります。
ライフステージが変わると、住宅に求める機能や価値も変わってくるからでしょう。
<1位 結婚・出産した>
・結婚して、新居を構えたかったから(50代以上 女性)
・第二子が誕生したから(30代 男性)
・子どもが生まれて、将来個室が必要だと思った(40代 女性)
結婚や出産はマイホームの購入を検討する大きなきっかけです。例えば、結婚と同時に新居を構えるのが当然という地域もあります。またお子さんが誕生すれば「将来的に個室をつくってあげたい」「広い家で子育てしたい」と考える親御さんも多いですね。
第一子妊娠・出産時に購入した人もいれば、第二子・第三子の妊娠・出産をきっかけに購入した人もいました。子どもの数が決まるのを待つという人も多いようです。
<2位 子どもの成長に合わせて>
・子どもの成長に伴い、アパートで生活を続けるのが難しいと判断したため(30代 女性)
・子どもが幼稚園に通い出すタイミング(40代 男性)
・子どもが小学校に入るため(50代以上 女性)
「子どもの小学校入学前に、定住する場所を決めたかった」という回答も目立ちます。小学校でできた友達と離れるのはかわいそうという思いからでしょう。
またお子さんが大きくなってくると学習机などの家具が増え、家が手狭になることも。身体が大きくなると足音なども響くため、狭さや騒音問題を解消するために一戸建て購入を検討する人も多いです。
<3位 賃貸・元の持ち家に問題が発生>
・マンション住まいだったが、狭さと音が気になったから(30代 女性)
・分譲マンションに住んでいたが、下の階から音に関して苦情があり、耐えきれなくなり引っ越しを考えた。マンションが高く売れるとわかり、土地も見つかったので、戸建て購入に踏み切った(40代 女性)
・以前の家が古くなり、不便が生じたから(50代以上 男性)
問題の具体例は「建物や設備が古くなった」「近隣トラブルがあった」「手狭になった」「バリアフリーではない」などです。
集合住宅に住んでいると、騒音などの近隣トラブルが起こりやすくなります。そのため、「隣家と距離がある一戸建てなら騒音問題が起こらないのでは」と考える人がいるのも納得です。
賃貸や社宅に住んでいると、老朽化で建物が取り壊しになることもあります。
<4位 憧れ・夢を叶えたい>
・マイホームを持つことが自分の夢だったので(20代 男性)
・自分の趣味を反映させた、人生の城が欲しいと思ったから(30代 男性)
・いつか持ち家が欲しいと考えており、ちょうど探していた地域で新築戸建ての販売があったので(30代 女性)
注文住宅の一戸建てや、広い庭付きの一戸建てに憧れを抱いている人もいます。「庭付きの家で、家庭菜園やバーべキューをする」「大型犬を飼いたい」といった、具体的な夢や目標がある人もいるでしょう。
一戸建てが当たり前の地域で育った場合、自分も一戸建てが欲しいと思う人もいるかもしれません。ずっと持ち家に憧れていて、資金が貯まったり希望エリアに物件が見つかったりしたタイミングで、購入を決める方も多いでしょう。
<5位 賃貸より得だと思った>
・アパート代を払い続けるなら、自宅を購入したほうがいいと思ったから(30代 女性)
・持ち家は資産になるため。子どもが生まれて割高な賃貸物件に住むなら、戸建てのほうがいいと思ったから(30代 男性)
・なかなか自分たちの希望通りの賃貸物件が見つからず、このまま家賃を払い続けるのももったいないので、家を買おう・建てようと決めました(40代 男性)
「家賃を払っても資産が残らないのはもったいないと思った」という回答が多数。賃貸には、「住み替えが簡単」というメリットはあるのですが、手元に資産が残らないことに不安を感じる人も多いようです。
またお子さんが生まれて部屋数を確保したい場合、広めの賃貸だと家賃も高くなります。そのため、高い家賃を払うなら月々同じくらいの返済額で家が買ったほうがいいと思う人もいるでしょう。注文住宅だと間取りなどを思い通りにできるので、賃貸に比べると満足感も高まると考えられます。
家賃を払うよりローンを払ったほうがいいと思い始めたときに賃貸契約の更新時期などが重なると、家を買うという選択肢が一層現実味を帯びそうです。
<6位 二世帯同居が決まった>
・夫の両親と同居することになったため(30代 女性)
・義母と一緒に住むことになったため(40代 女性)
・妻の両親と同居することになったのがきっかけ(50代以上 男性)
二世帯同居を始めるきっかけは「両親のうちどちらかが亡くなった」「親に介護が必要になった」「子育てを手伝ってほしい」などがあります。介護が必要になった場合や、近い将来介護が必要になると予想される場合は、建て替えてバリアフリー仕様にすることも多いのでないでしょうか。
実家の敷地内に子ども世帯の新しい家を建てて、敷地内同居するパターンもあります。
<7位 ローン完済の年齢を見据えて>
・住宅ローンの返済期間を考えて、35歳までに購入したかったから(30代 男性)
・ローンを組む際の年齢を逆算したら、「もう決断する必要がある」と思った(40代 女性)
住宅ローンには「完済時の年齢が75~80歳であること」といった条件がつくことも多くなっています。健康不安や収入減を考慮してのことですね。
定年後は収入が減ってローン返済が厳しくなることも考えられるので、返済期間と自身の年齢を考えて、「○歳までに買おう」と決めた人もいました。
新築一戸建ての購入元は「大手ハウスメーカー」
新築一戸建ての購入元は「大手ハウスメーカー」が44.1%で1位。2位は「地元の住宅メーカー(34.1%)」でした。
3位の「工務店(13.3%)」と回答した人を合わせると、地元密着型の業者を選んだ人がやや多いとわかります。「価格面でのメリットがある」「自由度が高い」などの理由で、大手ではなく地元密着型を選んだ人が多いのかもしれません。
新築一戸建ては「ネット・アプリで探した」が1位
新築一戸建てをどのようにして探したか聞いたところ、最も多かったのは「ネット・アプリで検索した(95人)」でした。ネットやアプリは、建売探しにもハウスメーカーや工務店探しにも使えるので、使った人が多いのは納得です。
2位は「住宅展示場に行った(86人)」で、主に注文住宅を検討した人が利用したと考えられます。また、「紹介」や「知人に頼んだ」も多くなっています。一戸建ての購入は大きな買い物になりますから、知人や家族から話を聞いて、信頼できる業者に任せたいと考えるのは当然でしょう。
新築一戸建ての平均購入費用は3,963万円
新築一戸建て購入の平均額は、土地付きで3,963万円となっています。ボリュームゾーンも3,000万円代~4,000万円代で、新築戸建て購入費用の相場は4,000万円前後と言えそうです。ただし地域や建物の大きさ、また注文住宅か建売住宅かによっても、購入費用は変わります。
なお購入費用を平均より安く抑えられた人からは、「土地は親にもらったから」などの回答も寄せられています。
リフォームやリノベーション住宅も検討した人は17.2%
新築一戸建ての購入・建築時に「元の住まいのリフォームやリノベーション住宅も検討したか」を聞いたところ、検討した人は17.2%で少数派でした。新築一戸建てを購入する人は、検討段階で「新築一択」と決めていることが多いとわかります。
家づくりや新築に憧れを抱いている人なら、とくに新築へのこだわりが強いかもしれません。
<リフォームやリノベーションを検討しなかった理由>
・一生住む家で今後40年以上暮らしていくのに、築年数が古いと将来が不安。そのため新築しか考えていませんでした(20代 女性)
・メンテナンスに苦労したくなかったため(30代 女性)
・「せっかく自分たちのものにするなら新築がいい」と思っていて、新築マンションなどを検討していた。外見はキレイにリノベーションされていても、新築に勝るものはないなと思った。また間取りに細かい要望があったので(30代 女性)
・実家の土地を使うことは決まっていたから(50代以上 男性)
・新品のものが良かった。人の手垢がついたものは欲しくなかった(50代以上 男性)
「せっかく買うなら新しい家がいい」と考えた人が多数。結婚や出産をきっかけに家を買うなら、「新しい家で、新しい気持ちで生活を始めたい」という気持ちになるのも理解できます。注文住宅なら間取りも自由にでき、「自分の城」という感覚が高まります。
また「中古住宅への抵抗感があった」という人も多数。中古住宅の場合、キレイにリフォーム・リノベーションしてあっても、見えない部分に傷みがあるかもしれないという不安もあります。不具合がたくさん出てくると、安く買っても維持費が高くなるかもしれません。
<リフォームやリノベーションも検討した理由>
・新築が好ましかったけど、中古だったら安いかなと思ったから(30代 女性)
・新築・中古にこだわりがなかった。視野を広げるために多くの物件を見たかった(30代 女性)
・ローンを多く抱えたくなかったのと、立地が良い場合も多いので(40代 女性)
・競売物件も検討したことがあります。安く手に入ると思ったからです(50代以上 男性)
・立地条件を優先していたので、良い場所があれば中古でも良いと思っていた(50代以上 女性)
「中古のほうが新築より安い」と考えた人が多数で、購入コストを重視した人が多いとわかります。同じような立地と広さで新築と中古があれば、価格の安い中古住宅を検討する人も多いのではないでしょうか。購入価格が下がれば、ローンの返済負担も軽くなります。
また住みたいエリアが限定されている場合、購入できる土地や建売が限られて見つけにくいこともあるので、選択肢を広げるために中古を検討した人もいました。
まとめ
アンケートの結果、ライフステージの変化によって新築一戸建ての購入を検討し始める人が多いとわかりました。また集合住宅では騒音などの近隣トラブルが起こりやすいため、戸建てを選んだ人も多くなっています。
なお「新しい家に住みたい」という希望から新築一択で準備した人が多かったものの、「よくよく考えたら、好立地の中古を買ってリフォームしたほうが良かったかも」と後悔の声も。選択肢を広げる意味でも、新築を念頭に置きつつ、立地などの条件がいい中古住宅を見学してみるのは良さそうですね。
新築も中古も見たうえで「やっぱり新築」となれば、新築を選んだことへの納得感・満足感も高まるのではないでしょうか。
ちなみに住宅を建て替えて新築するときには、利用できる補助金制度は全部で9つあります。 こちらも、ご参考ください。
参考URL:住宅の建て替え時に利用できる9つの補助金制度について
( https://www.kaitai-guide.net/costprice/tatekae-hojokin/ )
▽大間氏の考察
新築一戸建てを購入したきっかけとして最も多かったのが「結婚・出産」で次に「こどもの成長に合わせて」「賃貸物件に問題」と続き、上位3位までで70%超を占めています。
これは大きいライフイベントを迎える時は生活の基盤となる「住まい」についても考えるきっけになると推察します。また、住宅の探し方として「ネット・アプリ」が最も多い点も現代の住宅の探し方として定着しているのではないかと考えます。
人生の長い時間を過ごす住宅選びは入り口としてネットやアプリであっても最終決断は現場・現地を見てからしていただきたいと思います。これは、住宅購入後の住宅ローン返済が35年と長い時間を要することや住宅がある周辺環境を実際に訪問し確認することで大きな失敗を避けることが重要となるからです。
■監修者紹介
大間 武
ファイナンシャル・プランナー
会計コンサルタント
株式会社くらしと家計のサポートセンター( https://www.fpwes.com/ )代表取締役
飲食業をはじめ多業種の財務経理、株式公開予定企業などの経理業務構築、ベンチャーキャピタル投資事業組合運営管理を経て、2002年ファイナンシャル・プランナーとして独立。2005年株式会社くらしと家計のサポートセンター、NPO法人マネー・スプラウト設立。「家計も企業の経理も同じ」という考えを基本に、「家計」「会計」「監査」の3領域を活用した家計相談、会計コンサル、監査関連業務、講師・講演、執筆など幅広く活動。
【記事等へのデータ引用・転載時のお願い】
本リリースの調査結果・画像をご利用いただく際は、必ず「解体無料見積ガイド」のURL( https://www.kaitai-guide.net/ )へのリンク設置をお願い致します。
■解体無料見積ガイドについて
解体無料見積ガイド( https://www.kaitai-guide.net/)は、解体業界の透明化を目指して、一般社団法人あんしん解体業者認定協会が運営。あなたのエリアの優良・適正低価格な複数の解体業者から、正確なお見積りを受け取ることができる完全無料のサービスです。
■一般社団法人 あんしん解体業者認定協会について
一般社団法人あんしん解体業者認定協会は、解体工事を計画する皆様が安心して依頼できる環境作りを目的に、全国都道府県下の優良解体業者を認定しています。また、解体工事に関する様々な疑問にお応えするご相談窓口としての業務を行い、ご希望に応じて無料でご紹介も行っています。
■協会概要
社名 :一般社団法人 あんしん解体業者認定協会
所在地 : 〒108-0023 東京都港区芝浦4-12-31 VORT芝浦WaterFront 4階
代表者 : 代表理事 鈴木佑一
設立 : 2015年6月
URL : http://anshin-kaitai.or.jp/
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像