大学部活と企業のスポンサー契約支援、全国で50件を突破
内定につながったケースも 人材確保の課題解決に新潮流

大学部活と企業をつなぐスポンサーマッチングサイト『BUKASUPO(ブカスポ)』を運営する株式会社部活メディア(本社:東京都千代田区)は、このたび、ブカスポを通じて全国50の大学部活動とのスポンサー契約を達成しました。
本サービスは、新卒採用での人材確保難という社会課題に対し、体育系の部活動に取り組む学生と企業が早期に接点を持つ新たな手段として注目されています。企業は部活動へのスポンサーを通じて学生と自然な関係を築き、将来的な採用における認知・信頼構築に繋げることができます。
これまでのスポンサー契約から2026年卒学生で内定に至ったケースも出ています。
契約実績(一部抜粋)
中京大学ラクロス部、明治学院大学アメリカンフットボール部、福井工業大学男子ホッケー部、成蹊大学ゴルフ部、九州産業大学男子バスケットボール部、山形大学サッカー部、秋田県立大学卓球部など、全国で幅広く50部活と契約を達成しました。競技もアメフト、野球、ラクロス、サッカー、バスケなど多岐に渡ります。
導入企業(一部抜粋)
大和開発観光株式会社、新生テクノス株式会社、株式会社ウィルオブ・コンストラクション、株式会社アクティオ、株式会社翔設計、株式会社森建設、日本瓦斯運輸整備株式会社、アサヒサンクリーン株式会社、株式会社ゴルフ・ドゥなど大手から中小企業まで、また業種も多岐にわたります。
採用目標に届かない企業が増加──少子化による採用競争の激化と早期接点の不足
近年、業界を問わず多くの企業が新卒採用の目標数に達しない状況が続いています。少子化による学生数の減少に加え、採用競争の激化により、認知度やブランド力のある企業に学生の関心が集中する傾向が強まり、特に中堅・中小企業ではプレエントリー数の確保にも苦戦するケースが目立っています。
一方で、就職活動が本格化する前の段階で学生と接点を持つ手段は限られており、企業の魅力や業務内容を伝える機会がないままに選択肢から外れてしまう現実もあります。こうした中、採用広報の強化や学生生活の初期段階での関係構築が、将来的な採用力を左右する重要な戦略課題となっています。
大学部活動の現状 コロナや物価高騰のあおりを受け存続危機に瀕している部活も
部活メディアが連携する約900部活への調査によると、約90%の部活動が資金不足の課題を抱えています。大学からの助成が縮小する中、交通費や合宿費、物品購入などの費用は学生個人の負担にのしかかっています。物価高騰の影響も受け、道具代や宿泊費などもどんどん値上がりしています。強豪校以外では資金難により継続が難しくなる部も少なくありません。さらに、新型コロナウイルスの影響による部員減少も追い打ちをかけ、大学部活動全体が存続の危機に瀕しています。
スポンサー契約は、双方の課題に対する有効なアプローチの一つです。体育会出身の学生は、現場で求められる体力・精神力・協調性・礼儀正しさなどの素養を備えており、さまざまな業界から高い関心が寄せられています。学生との早期の接点づくりは、新卒採用に課題を感じている企業にとって重要なテーマであり、就職活動が本格化する前の段階で接点を持つことにより、企業の魅力や仕事の意義を知ってもらい、志望度の向上やミスマッチの防止につなげることが期待されます。
ブカスポの特徴
【全国の大学をカバー】北海道大学、小樽商科大学、九州大学、九州産業大学など、北海道から九州まで全国各地の大学と提携。地域に密着した採用活動にも効果を発揮します。
【多様な部活動ジャンル】アメリカンフットボール、ラクロス、バスケットボール、野球、卓球、ヨットなど、体育会系のさまざまな競技に対応。業界ごとに親和性の高い部活動と接点を持つことが可能です。
【有名大学との実績】北海道大学、一橋大学、上智大学、関西大学、中京大学など、知名度の高い大学とも提携しており、信頼性の高い支援先として企業ブランディングにもつながります。
【女子部活も支援】女子ラクロス部や女子バレーボール部など、女子学生の支援も積極的に行っており、ダイバーシティの観点でも注目されています。
企業側が得られるメリット
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体育会学生とピンポイントで接点を持つことで、早期採用活動や企業理解が可能
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「部活動支援企業」として社会貢献・ブランディング効果も期待
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地域密着型の大学と連携することで、地元採用にも活用可能
スポンサー締結事例(取材可能です)
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明治学院大学アメリカンフットボール部×株式会社ウィルオブ・コンストラクション

▼スポンサー企業のメッセージ
今回の大学部活動とのスポンサー契約は、「夢を追う人を応援する姿勢」を社外へも拡張し、将来の社会を担う学生アスリートたちの挑戦を後押しするものです。また、企業として人材育成に長期的な視点で取り組む姿勢を体現する新たな一歩となります。契約によって、ユニフォームに企業ロゴが掲載されるるほか、今後は、練習への差し入れや大会への積極的な参加で交流を図ります。また、人材サービスを提供する当社のスキルやノウハウを活用し、学生アスリートの将来のキャリア形成について、就活セミナーやキャリアアドバイスといったキャリア支援などさらなる成長をサポートしてまいります。
【明治学院大学体育会アメリカンフットボール部】
明治学院大学体育会アメリカンフットボール部「SAINTS(セインツ)」は、1963年に創部された伝統あるチームで、関東学生アメリカンフットボール連盟の1部リーグBIG8に所属しています。現在の部員数は約140人で、今年はTOP昇格に向けて選手とスタッフが一丸となって日々の練習に励んでいます。※関東学生アメリカンフットボール連盟は1部上位リーグの名称が「TOP8」、下位リーグが「BIG8」で編成。
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桃山学院大学アメリカンフットボール部×大和開発観光株式会社

▼スポンサー企業のメッセージ
当社はゴルフ場(堺市:天野山カントリークラブ)運営会社として、桃山学院大学アメリカンフットボール部と年間スポンサー契約をしました。ゴルフ人口が減少する中、スポーツに打ち込む地域の大学スポーツを支援することで、地域社会貢献、スポーツ振興、そして若い世代にゴルフに興味を持って頂きたいという想いで、今回の取り組みに至りました。今後は、ゴルフ体験会+会社説明、練習日・時間に配慮したアルバイト募集、ゴルフ利用客向けの販売促進などを企画したいと思います。大和開発観光は、これからも、地域社会貢献や若者スポーツ支援を共に成長していきたいと考えております。
【桃山学院大学アメリカンフットボール部】
桃山学院大学アメリカンフットボール部は創部が1967年と伝統あるチームで、部員数は約100人。関西学生アメリカンフットボール連盟2部に所属し、1部昇格に向け練習に励んでいます。愛称は「Thundering Legion Lions (雷軍団の勇者)」。ローマ皇帝Marcus Aurelliusの時代に、戦いの中キリスト教徒の兵士たちが上帝に祈りを捧げると、急に雷雨となり敵の多数は落雷のために死に、勝利をつかむことができた言い伝えにちなんでいます。
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中京大学体育会サッカー部×株式会社アクティオ

▼スポンサー企業のメッセージ
今回の取り組みは、日本の将来を担う若者たちに対して、より広範囲なチャレンジの場を提供することを目的としています。大学スポーツは、競技力の向上だけでなく、チームワーク、リーダーシップ、忍耐力など社会で必要とされる様々なスキルを磨く絶好の機会です。アクティオは、こうした経験を通じて、世界で活躍できる人材の育成に貢献したいと考えています。また、大学スポーツの振興は、地域コミュニティの活性化やスポーツ文化の発展にもつながります。 アクティオは今後も、若者たちの挑戦を支援し、夢の実現に向けて積極的にサポートしてまいります。
【中京大学体育会サッカー部】
中京大学体育会サッカー部は創部が1956年と伝統あるチームで、部員数は約230人。これまで多くのプロ選手を輩出し、東海学生リーグ1部での優勝経験や天皇杯・全日本サッカー選手権大会への出場経験を多数持つ強豪校です。約50人の有志学生で作る「選手会」という組織が特徴で、学生が主体的に部の運営を担っています。
BUKASUPO(ブカスポ)とは?
大学部活と企業を繋げるスポンサーマッチングサービスです。『BUKASUPO(ブカスポ)』を使うことでスポンサー企業と出会うことができ、大学部活における資金不足の課題を解決できます。
大学部活は、スポンサー企業を付けたくても営業手法が分からない、監督や学生本人たちで探さないといけないが、時間がとれないなどの課題があり、スポンサー獲得ができていませんでした。
また企業側は、どの大学部活がスポンサーを募集しているか分からない、大学部活と接点を持ちたくても関わりがなく繋がることができない、などスポンサーになることに高いハードルがありました。
こうした両社を独自のノウハウでスムーズにつなぎ合わせ、円滑に交流していけるよう伴走支援できる点がサービスの特長です。
株式会社部活メディアについて
2023年、大学部活動が直面する「資金難」と「社会との接点の希薄さ」という2つの課題を解決すべく、設立。「大学部活動を盛り上げる」を理念に掲げ、3つのプラットフォームを運営しています。
①大学部活のスポンサー獲得を支援する「ブカスポ」
②大学部活のクラウドファンディング「ブヒカツ」
③大学部活動の魅力や取り組みを発信する「部活メディア」
これらを通じて、部活動の継続とキャリア形成の両面から学生をトータルに支援しています。部活メディアは全国の870超の大学部活と連携する日本最大のプラットフォームです。クラウドファンディング事業では累計の支援者数が2000人を超え、累計支援金額も2000万円を突破しました。
短期的には、資金面の課題を解決し、学生が安心して競技に打ち込める環境を整えることが目的ですが、中長期的には、大学1年からの4年間における学生の変化や成長に伴走し、スポーツ経験をキャリアのアドバンテージとして活かせるよう支援することが、当社の最大の強みです。
会社名:株式会社部活メディア(https://bukatsumedia.com/company/)
所在地:東京都千代田区内神田3-2-8 いちご内神田ビル9F
事業内容:大学部活支援・新卒採用支援
【取材の依頼・お問い合わせ先】
株式会社部活メディア
TEL:03-5296-9190(平日10:00-18:00)
E-mail:pr@bukatsumedia.com
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