首都圏の戸建住宅購入予定者、 8割超が「資産価値」を重視
〜30〜40代・高収入層で意識が強まる〜
タカマツハウス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:藤原元彦、以下「タカマツハウス」)は、首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)在住の戸建住宅購入予定者を対象に、住宅購入における意識調査を実施しました。その結果、住宅購入予定者の8割超が資産価値を重視しており、特に30〜40代の高収入層でその傾向が顕著なことが明らかになりました。

<トピックス>
・戸建住宅購入予定者の 81.7%が資産価値を重視
・高所得者層ほど住宅を“資産形成の手段”として重視する傾向
・資産性・生活の快適さ・維持管理など調査全項目で戸建がマンションより優位となる評価
◆背景
近年、資材や地価の上昇に加え、外国投資家のマネー流入によってマンション価格が高騰し、本来住宅を必要とする世帯が購入しにくい、いわゆる“オーバーレジデンシズム”と呼ばれる状況が続いています。従来は利便性や立地を優先してマンションを検討する層も多く存在しましたが、この環境下で住宅購入者の間では「資産価値」を重視する傾向が一層強まっています。こうした流れを受け、資産価値という観点で戸建住宅を評価する傾向が拡大しており、本調査はその実態をデータで明らかにすることを目的に実施しました。
1.戸建住宅購入予定者の 81.7%が資産価値を重視
住宅を購入する際、81.7%の方が資産価値を意識していることが分かりました。(「非常に意識する」33.0%、「どちらかというと意識する」48.7%)年代別で見ると30代、40代で「非常に意識する」と回答した人が他の年代と比べて10%以上高くなっています。
Q.住宅の購入を検討する際に、住宅の資産価値についてどの程度意識されますか?(N=807)

また、年収別で見ると年収700~1,000万円未満では27.2%が「非常に意識する」と回答した一方、年収1,000万円台では36.9%、2,000万円台では40.5%が「非常に意識する」と回答しました。さらに年収3,000万円以上では44.2%に達しており、高所得者層ほど住宅を“投資性のある資産”として重視する傾向が明確に表れています。今後の購買層の中心であるコア世代・高収入層において、資産価値重視が標準化していくことが示されています。

2.趣味やこだわりよりも資産価値や収益性を重視
住宅選択における価値観では、「将来的な資産価値や収益性を最重視し、データや客観情報に基づき冷静に判断したい」という人が、「趣味やこだわりを住宅に反映させ自分らしさや独自性を表現できる住まいが欲しい」という人を大きく上回りました。さらに「複雑さを避け効率的に情報収集して最も賢い選択を目指す」層が多数を占め、検討プロセスにおいても合理性志向が強いことがわかります。総じて、感性や独自性の追求より、将来の資産価値を見据えたデータドリブンな意思決定が主流化していると言えます。
Q. 以下の各項目について、あなたの考えに近いものをお答えください。(N=807)

3.11項目すべてで戸建がマンションを上回る評価
戸建住宅とマンションを両方とも検討している層に、住宅購入時に重視される各項目について戸建とマンションのどちらが優位かを比較頂いた結果、全項目で戸建がマンションを上回る評価となりました。
調査項目
・資産価値(売却時の価格維持、今後の価値の下落しにくさ)
・維持管理のしやすさ・耐久性(点検・修繕などの費用、経年劣化への対応のしやすさ)
・防犯性(セキュリティ、外部からの侵入対策、防犯設備や管理体制の安心感)
・立地の良さ(通勤・通学の利便性、駅やバス停までの距離、都心へのアクセス)
・プライバシー・騒音問題(音の問題、隣接住戸からの視線など生活の快適さ)
・ライフスタイルの自由度(リフォーム・DIY・ペット飼育・駐車場などの自由度 )
・住戸の広さ・ゆとり(専有面積や天井高、収納スペース、庭など)
・ランニングコスト(管理費、修繕積立金、固定資産税、駐車場代、光熱費など)
・災害時の安全性(地震・火災・水害・停電時のリスクと対処)
・住民コミュニティの関係性(近所付き合いのしやすさ・わずらわしさの少なさ)
・周辺環境の住みやすさ(商業施設、公園、教育施設との距離や治安など)
「ライフスタイルの自由度(戸建住宅の方が優れている+戸建住宅の方がやや優れている=65.3%)」「住戸の広さ・ゆとり(同64.5%)」「プライバシー・騒音(同61.7%)」など生活の快適性に直結する要素に加え、資産価値(同52.7%)も戸建が優位となりました。管理費や駐車場代といった固定費を抑えられる点や、土地資産の比重の高さが資産価値を保ちやすい要因として評価されており、戸建は生活面と資産面の両面で優位性を持つことが明確に示されました。
今後の価値の下落のしにくさや売却時の価格維持といった点で戸建が評価されており、住宅選びにおいて資産価値が当たり前の尺度になりつつある実態が浮き彫りとなっています。
Q.以下の各項目で戸建住宅が優れているかマンションが優れているかをそれぞれお答えください。(N=279)

◆今後の展望
今回の調査では、住宅購入者の間で「資産価値」を重視する傾向が一層広がっていることが示されました。そのような資産価値重視層の中で、47.7%がタカマツハウスを認知していることも明らかになり、タカマツハウスがこれまで展開してきたマンション立地で資産価値のある住宅への取り組みが届き始めていることが裏付けられました。
タカマツハウスは今後も、資産価値を重視する層に向け、質の高い住宅を提供し続けてまいります。
<調査概要>
調査主体:タカマツハウス株式会社
調査方法:インターネット調査
調査対象者:首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)在住、20~59歳、世帯年収700万円以上、今後5年以内に新築戸建住宅購入意向者
調査期間:2025年8月19日~9月2日
有効回答数:807名
調査機関:株式会社マーケティングリサーチサービス
◆タカマツハウス株式会社について
髙松グループの新規事業会社として2019年に設立。「お客さまと社会が求める理想の住まい・暮らしづくりを通じて、沢山の幸せを、かたちにしていく。」を企業理念に、住まいづくりの専門家として、社会やお客様の最善を厳選し、多種多様なライフスタイルに対応した住まいを創造しています。改めて顧客起点に立ち、専門家として土地や住宅を厳選することで、お客様が本当に望む“理想の家・暮らしづくり”、そして質の高い生活空間を提供することで社会に貢献しています。
◆タカマツハウス株式会社 会社概要
設立日 :2019年4月
代表者 :藤原 元彦
事業内容 :木造戸建住宅関連事業
所在地 :東京都渋谷区広尾1-1-39 恵比寿プライムスクエアタワー15階
電話番号 :03-3486-1134
公式HP :https://takamatsu-house.co.jp/
公式note :https://note.com/takamatsu_house
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