最適な一本が見つからないゴルファーは約6割!ゴルフクラブ買い替え迷子の実態を調査

※本記事は元記事を一部抜粋しています。全編をご覧になりたい方は、こちらの記事をご参照ください。※
パーソナルゴルフレッスン「Chicken Golf(チキンゴルフ)」を展開する株式会社クリア(本社:東京都渋谷区 代表取締役:勝沼潤)は、運営メディア「ゴルフの学び舎」にて、「ゴルフクラブの買い替えに関する悩み」についての実態調査を実施しました(調査期間:2025年8月)。
「ゴルフクラブの選び方に悩んでいる」
「どのクラブが自分に合っているのか分からない」
といった悩みは、経験の浅いゴルファーに限らず、多くのゴルファーに共通しています。
今回は、ゴルフクラブの買い替えに悩んでいる全国の男女377人を対象にアンケート調査を実施し、クラブ選びで最も多かった悩みや重視しているポイント、利用している情報源など、リアルな実態を明らかにしました。

クラブ選びで最も多かった悩みは「自分に合うクラブが分からない」で62.3%

-
どのクラブが自分に合っているのか分からない:62.3%(235人)
-
情報が多すぎて、何を信じていいか分からない:39.3%(148人)
-
専門用語やスペックが複雑で分かりづらい(ライ角、シャフトの硬さ・重さなど):24.4%(92人)
-
試打をしても、違いがよく分からない:20.7%(78人)
-
どの種類・番手のクラブを入れるべきか分からない:19.1%(72人)
-
口コミや知人の評価に振り回されてしまう:12.5%(47人)
-
迷ったり、悩んではいない:6.4%(24人)
-
その他:2.4%(9人)
クラブ選びに悩むゴルファーの実に62.3%が、「自分に合うクラブが分からない」という悩みを抱えていることが明らかになりました。
特にゴルフ歴が1年未満(36人)や1年〜3年未満(74人)といった経験の浅いゴルファーほど、悩む傾向が強く見られます。

また、3年〜5年未満(54人)や5年〜10年未満のゴルファー(29人)でも、同様の悩みを抱えていることから、経験を積んでもクラブ選びの難しさが依然として残るという実態がうかがえます。
クラブ購入からの経過年数は「1〜3年前」が34.7%で最多、次いで「3〜5年前」が25.2%

-
1年以内:10.1%(38人)
-
1〜3年前:34.7%(131人)
-
3〜5年前:25.2%(95人)
-
5年以上前:9.8%(37人)
-
10年以上前:6.1%(23人)
-
自分で選んでいない(譲り物など):14.1%(53人)
現在使用しているゴルフクラブをいつ頃購入したかに対し、最も多かったのが「1〜3年前」で34.7%(131人)、次いで「3〜5年前」が25.2%(95人)という結果になりました。
全体の約6割のゴルファーが5年以内にクラブを購入していることになり、多くのゴルファーが定期的にクラブの買い替えを検討・行っていることがうかがえます。
また、14.1%(53人)が「自分で選んでいない(譲り物など)」と回答しており、自身の判断でクラブを選んだ経験がないゴルファーも一定数存在することが明らかになりました。
ゴルフ歴で見ると「自分で選んでいない(譲り物など)」と回答したゴルファーは、主に経験年数が浅い層に多いことがわかります。

これらの結果から今後初めて自分でクラブを選ぶ際に、どのような基準で選べばよいか分からず、悩みを抱える可能性が高いと考えられます。
買い替え理由のトップは「自分に合ったクラブを見つけたい」で49.9%、次いで「スコア停滞」が28.4%

-
自分に合ったクラブを見つけたいから:49.9%(188人)
-
スコアが伸び悩んでいるから:28.4%(107人)
-
クラブが古くなったから:21.8%(82人)
-
飛距離が伸びないから:20.7%(78人)
-
他の人が新しいクラブを使っているのを見て:19.6%(74人)
-
その他:1.1%(4人)
ゴルフクラブの買い替えを検討するきっかけとして最も多かった理由は、「自分に合ったクラブを見つけたいから」で、全体の約半数にあたる49.9%(188人)を占めました。
次いで「スコアが伸び悩んでいるから」:28.4%(107人)、「クラブが古くなったから」:21.8%(82人)となっています。
「自分に合ったクラブを見つけたい」と回答した49.9%(188人)のうち、実に70.2%(132人)が、冒頭で述べたクラブ選びで最も多かった悩みである「自分に合うクラブが分からない」状態にあることが判明しています。
この結果から、クラブ選びにおいて自分に合ったクラブを見つけたいという思いがある一方で、実際にはどのクラブが最適かを判断できないゴルファーが多いといえるでしょう。
クラブ買い替え後の効果は「打感が良くなった」がトップ

-
打感が良くなった:39.0%(147人)
-
方向性が安定するようになった:29.4%(111人)
-
あまり変化を感じない:26.3%(99人)
-
飛距離が伸びた:16.7%(63人)
-
トップやダフリなどのミスが減った:13.3%(50人)
-
その他:0.5%(2人)
クラブを買い替えてから最も多くのゴルファーが感じた変化は、「打感が良くなった」ことで、39.0%(147人)にのぼりました。
一方、「あまり変化を感じない」と答えたゴルファーは26.3%(99人)であり、クラブを買い替えても、必ずしもプレーに改善が見られない場合もあることが示唆されています。
また、「飛距離が伸びた」と感じたゴルファーは16.7%(63人)で、特に飛距離の改善を実感している層は少数派であることが分かります。
クラブの買い替え時に最も重視したポイントは「打感・フィーリング」と「スコア改善」

-
打感やフィーリングが合うか:32.4%(122人)
-
スコアを改善できるか:30.0%(113人)
-
価格・コストパフォーマンス:17.2%(65人)
-
飛距離を伸ばせるか:11.9%(45人)
-
ブランドやデザイン:5.0%(19人)
-
他ゴルファーからの評判が高いか(プロ含む):2.1%(8人)
-
その他:1.3%(5人)
ゴルフクラブを買い替える際にゴルファーが最も重視するポイントは、「打感やフィーリングが合うか」が32.4%(122人)、「スコアを改善できるか」が30.0%(113人)という結果となりました。
試打で飛距離や方向性を正確に判断するのは難しいものの、インパクト時の感触や振り心地といったクラブとの相性は、ゴルファーが直感的に感じ取れる重要な要素です。
そのため、「気持ちよく振れる」と感じることが購入の決め手になる場合が多いと示唆されています。
実際に、アンケートでも以下のような意見が寄せられました。
・気持ちよく振れるかどうか。結局は自分の感覚が大事だと思う。(40代/男性)
・実際に店頭に行って触って感覚を確かめる。(20代/男性)
・最終的には自分の感覚を優先した方がいいと思う(40代/男性)
・まずは自分が信頼できるブランドのクラブで、できれば試打をして感覚を確かめること(50代/男性)
スペックや性能も大切ですが、これらの声からもわかるようにクラブ選びにおいて最も重要なのは自分に合うかどうかという感覚的な部分であり、最終的には自分のフィーリングを優先するゴルファーが多いことがうかがえます。
ヘッドスピードや弾道傾向を正確に把握している割合は9%、データに基づくクラブ選定は少数派

-
なんとなく感覚で把握している:58.9%(222人)
-
把握していない:32.1%(121人)
-
把握している:9.0%(34人)
ヘッドスピードや弾道傾向など自身のスイングの特徴を正確に把握している人は、わずか9.0%(34人)にとどまっており、データに基づくクラブ選定を行うゴルファーは少数派であることがわかります。
また「スイングの特徴を把握しているか」が、「自分に合うクラブが分からない」という悩みと深く関係していることも見えてきました。
実際に自身のスイングの特徴を「把握していない」と答えた32.1%(121人)のうち、約7割にあたる85人がクラブ選びに悩んでいます。
「なんとなく感覚で把握している」と回答した58.9%(222人)の中でも、6割を超える137人が同様の悩みを抱えていました。

これらの結果から、最適なクラブを選ぶためにはスイングデータの把握が重要であり、データに基づいた選定がより効果的であることがわかります。
感覚に頼るクラブ選びも重要ですが、客観的なデータを活用することで、より自信を持って自分にぴったりの一本を選べるようになるといえるでしょう。
クラブ選びの情報源は「ゴルフ専門店の店員」が53.1%で最多、「YouTube」が46.7%で続く

-
ゴルフ専門店の店員:53.1%(200人)
-
YouTube(試打レビュー動画など):46.7%(176人)
-
友人・知人ゴルファー:39.3%(148人)
-
ゴルフ専門ウェブサイト・雑誌:26.0%(98人)
-
メーカー公式サイト:12.5%(47人)
-
レッスンプロ・コーチ:7.4%(28人)
-
その他:0.8%(3人)
クラブ選びにおける情報源として最も多かったのは「ゴルフ専門店の店員」で53.1%(200人)、次いで「YouTube(試打レビュー動画など)」が46.7%(176人)という結果となりました。
ゴルフ専門店の店員が支持されている理由は、スイングや感覚に関する悩みを直接伝えやすく、その場で具体的なアドバイスを受けられるため、安心感を得られる点にあると考えられます。
さらに、実際にクラブを手に取って試打することで、自分に合ったクラブを直感的に選べる点が支持されているといえるでしょう。
一方、YouTube(試打レビュー動画など)は、時間や場所に縛られず、様々なクラブのレビューを手軽に比較できるため、事前にクラブ選びを検討したいゴルファーにとっては便利な情報源となっていると考えられます。
クラブ選び迷子解消に最も求められるサポートは「スイングの診断データに基づいたクラブ選定」

-
スイング診断を受けた後に最適なクラブを提案してほしい:50.1%(189人)
-
実際にラウンド中に使ってみてフィードバックをもらいたい:35.5%(134人)
-
クラブの比較ができるようなイベントや体験会があればよい:28.1%(97人)
-
クラブ選びに関するコンサルティングサービスがあればよい:13.5%(47人)
-
その他:1.1%(4人)
クラブ選びで迷わないためにゴルファーが最も望んでいるサポートは、「スイング診断を受けた後に最適なクラブを提案してほしい」で50.1%(189人)となっています。
また以下のように、ゴルフ歴が浅いゴルファーほど、クラブ選びに関してデータを元にした個別のサポートを希望していることが分かります。

一方、ゴルフ歴が長いゴルファーはクラブ選びに対して自信を持っていることが多く、自己判断でクラブを選ぶ方が増える傾向にあるようです。
この結果から、ゴルフ歴とクラブ選びの方法には密接な関係があることがうかがえます。
自身の感覚だけでなく、客観的なデータに基づいたクラブ選びを行ってほしいというゴルファーは、ゴルフレッスンを活用してみるのも一つの有効な方法です。
特にゴルフ歴が浅い方にとっては、専門のコーチにスイングや打球データを分析してもらい、改善点とともに自分のスイングに最適なクラブの特徴を学ぶことが、クラブ選びの迷いを解消するきっかけとなるでしょう。
ゴルフクラブ選びの迷子状態を解消するには、感覚ではなくデータと比較検討から
今回の調査で、多くのゴルファーが「どのクラブが自分に合っているのか分からない」という共通の悩みを抱えていることが明らかになりました。
クラブ選びで最も重視されているのは「打感」などの自身の感覚であり、感覚を頼りにクラブを選んでいるゴルファーが多いことが分かります。
しかし、4人に1人がクラブを買い替えた後に「あまり変化を感じない」と回答しているだけでなく、多くのゴルファーが自身のスイングを客観的なデータで把握しておらず、クラブ選びの迷いを深める要因となっているのかもしれません。
そこでおすすめしたいのが、自身の「感覚」と客観的な「データ」を組み合わせてクラブを選ぶという方法です。
感覚だけに頼るのではなく、自分のスイングデータに基づいてクラブを選ぶことで、より納得のいく選択ができるでしょう。
ゴルフクラブ選びに少しでも迷いが生じたら、専門家のアドバイスが受けられるゴルフレッスンを活用してみるのも一つの有効な手段です。
レッスンでは、スイング分析を通じて自身のスイングのクセや特徴をデータで可視化し、それに合ったクラブ選びの具体的なアドバイスをもらえます。
最適なゴルフクラブを選ぶためにも、まずは自身のスイングの特徴を知ることから始めてみてはいかがでしょうか。
■会社概要
会社名:株式会社クリア
所在地:東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー34階
代表取締役:勝沼 潤
設立 :2013年10月
Instagram:https://www.instagram.com/chickengolf_official/
事業内容 :パーソナルゴルフレッスン「チキンゴルフ」の運営
お客様からのお問い合わせ先
TEL:0120-186-282
■「ゴルフの学び舎」について
「ゴルフの学び舎」は、ゴルフの楽しさを軸にレッスンを提供するチキンゴルフが運営するオウンドメディアです。初心者にもわかりやすく役立つアドバイスや実践的かつ分かりやすいコンテンツをお届けしています。
【ゴルフの学び舎】URL:https://chicken-golf.com/column/
【チキンゴルフ公式】URL:https://chicken-golf.com/
■本アンケートの引用について
本アンケート結果を引用する場合は、必ず「チキンゴルフ」の明記とゴルフの学び舎のURLの記載をお願いします。
すべての画像