12月13日(日)、千葉大学生がプロの狂言師指導の下、創作狂言「やぶしらず」を上演
市民、千葉県文化振興財団、NPO法人と連携した新しい伝統文化への取組
- 創作狂言「やぶしらず」について
今回の公演は、市川市八幡に現存する「八幡の藪知らず」にまつわる伝承を取り上げ、舞台化します。「足を踏み入れてはならない」との伝承がある藪知らずの話を聞いた水戸黄門が、その地へ自ら赴くことから物語が始まります。現代的な風刺をも盛り込みながら、魅力的な舞台に仕上がりつつあります。
なお、第一部に古典狂言「隠狸(かくしだぬき)」の上演も行われます。
【公演名】創作狂言「やぶしらず」
【日 時】12月13日(日)13:30開場、14:00開演
【場 所】千葉県文化会館 小ホール
アクセス
http://www.cbs.or.jp/chiba/facility/map.html#
【料 金】全席自由2,000円、学生1,000円
【運 営】見る、知る、伝える千葉~創作狂言~運営委員会
【プレイガイド】千葉県文化会館 043-222-0201
千葉県東総文化会館 0479-64-2001
インターネット予約
http://www.cbs.or.jp/
詳細はこちら
http://www.cbs.or.jp/zaidan/perfomance_info/events/151213cs/index.html
- 普遍教育教養展開科目「伝統文化をつくる」の授業について
授業では、学生たちは、舞台・道具・展示・広報の4つの班に分かれて活動を行っています。
それぞれの班の活動内容を含む学生からのコメントを紹介します。
・舞台班
・展示班
私たち展示班は、公演当日に会場で配布されるプログラム作成と、会場に設けるパネルの文章・レイアウト作成を主な活動としています。プログラムとパネルの特徴の差異を念頭に置きながら、どちらにどのような内容を記載するべきかを班員で話し合い、様々な文献に基づいてそれらに記載する内容を決定します。プログラムとパネルともに、文章ばかりでイメージが湧きにくい場合などは、地図や絵などの視覚的情報を盛り込む工夫をしました。狂言に馴染みの無い方でも気軽に触れることの出来るプログラム・パネル作りをしていきたいです。
・道具班
私たち道具班は、主に「やぶしらず」の舞台で使う小道具や衣装をつくっています。全ての衣装を作る訳ではありませんが、新しく作っている衣装は舞台の内容に合わせて、布を買うところから始めています。夏休みから班員で集まり少しずつ作業を進めて来ました。小笠原先生に助言を頂きながら、舞台をより楽しめるような道具を作ろうという気持ちのもと班員全員で協力体制を作って仕上げたものです。少しでも舞台の支えになっていれば幸いです。
・広報班
広報班は、本公演の宣伝活動を行っています。ポスターやチラシの掲示・配布による本公演のPRはもちろん、授業風景や広報活動の様子も、昨年度に引き続きSNSサイトやブログを通じて報告していきます。直接舞台に関わる機会は少ないですが、私たちの広報活動によって、「伝統文化をつくる」という授業や本公演について、幅広い層の方々に知っていただき、多くの方に本公演へ足を運んでいただくことで、舞台を裏から盛り上げていきたいと考えています。
- 「見る、知る、伝える千葉~創作狂言~」とは
房総に伝えられてきた、民話や伝承をもとに和泉流狂言師 小笠原匡(おがさわらただし)、千葉大学及び市民が新たに創り上げてきた狂言です。千葉大学、NPO法人フォーエヴァー、公益財団法人千葉県文化振興財団で運営委員会をつくり運営を行っています。これまでに「千葉わらい」「はごろも かたり」「鬼来迎」「ヤマトタケルとオトタチバナヒメ」「水戸黄門と藪しらず」という作品を創り、上演してきました。
■お問い合わせ
千葉大学学務部教務課教務係
TEL:043-290-3613
メール:dcf3613@office.chiba-u.jp
■関連リンク
見る、知る、伝える千葉~創作狂言~プロジェクトホームページ
http://www.cbs.or.jp/zaidan/kyogen/index.html
公益財団法人千葉県文化振興財団
http://www.cbs.or.jp
国立大学法人千葉大学
http://www.chiba-u.ac.jp/
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