医療モノ製作者必読!! 脳外科医が告白する「赤裸々すぎる本音」とは!? 手術と医療現場のリアル描写がぐいぐい読ませる世界的ベストセラー
『脳外科医マーシュの告白』ヘンリー・マーシュ著 NHK出版
イギリスを代表する脳神経外科医が、自らの失敗も醜態もさらけ出し、
赤裸々につづった医療現場の恐怖、いらだち、葛藤、志、夢、希望--。
これまで誰も書けなかった「医師の本音」が詰まった傑作です。
イギリスで各賞を受賞し、世界18か国で出版されたベストセラー。
25の病状とその治療について、医療現場に起こったことを、
臨場感あふれる短編小説のような筆致で、鮮やかに描き出します。
赤裸々につづった医療現場の恐怖、いらだち、葛藤、志、夢、希望--。
これまで誰も書けなかった「医師の本音」が詰まった傑作です。
イギリスで各賞を受賞し、世界18か国で出版されたベストセラー。
25の病状とその治療について、医療現場に起こったことを、
臨場感あふれる短編小説のような筆致で、鮮やかに描き出します。
ニュース リリース
2016年7月8日 NHK出版 http://nhk-book.co.jp
『脳外科医マーシュの告白』
ヘンリー・マーシュ 著
栗木さつき 訳
定価 本体2,000円+税
好評発売中!(6月25日発売)
https://www.nhk-book.co.jp/detail/000000817032016.html
全世界を魅了した本書の魅力とは?
魅力① マーシュの人間性 ~失敗も、醜態も、隠さず告白~
「医療事故」「訴訟」のニュースが騒がしい昨今、医療者はミスを認めないのが「常識」ですが、マーシュは違います。
本書では、訳者が「ここまで正直になっていいものか、と読んでいて心配になった」ほど、過去の医療ミス、うまくいかなかった手術を赤裸々に告白しています。
そして、外科医は皆、心の中に「手術の失敗で、命を落とした患者さんたちの墓地」を持っていると語ります。失敗を認め、謝罪しつつも、「医師はそうした経験を経て成長していかなければならない」のだとも。
脳外科医は、スーパーマンでも、精密機械でもない。悩める一人の人間なのだと、改めて考えさせられます。
魅力② マーシュの文学性 ~マーシュならでは、の表現力~
本書の魅力のひとつは、良質の短編集のような読み応えです。
25の章は、一章ごとに実際の症例や手術の様子、患者さんとの交流が描かれ、同時に医師としての胸の内も吐露されます。各章ごとに独立した短編小説のような味わいがあります。作家イアン・マキューアンは本書を絶賛。「傑作としか言いようがない」と推薦の言葉を寄せています。
魅力③ マーシュの専門性 ~脳外科医ならでは、の手術シーン~
さまざまな名場面のなかでも、手術シーンは、出色です。
「脳はゼリーのような物質でできているため、吸引器は脳神経外科医がよく使う器具のひとつだ。私は手術用顕微鏡をのぞき込み、白くやわらかい脳組織の深部へと吸引器をそろそろと下し、腫瘍を探しはじめる。いま、吸引器が思考そのもののなかへと分け入っていると思うと、実にふしぎな感じがする。感情、理性、記憶、夢、内省といったものがすべて、このゼリー状の物質でなりたっているのだから」(本書より)
訳者は「マーシュ医師が脳の手術場面を描いたくだりは執刀医ならではの臨場感にあふれており、そこには、これまで文学作品ではあまり描かれてこなかった未知の宇宙が広がっている」と、その味わい深さを評しています。
魅力まとめ ⇒ 本書は、ひとりの医師の回想を通して、脳神経外科という一般には想像しえない世界を紹介するとともに、生死をめぐる深い洞察も伝える医療ノンフィクションの名作。
■書評・推薦コメント
●インデペンデント紙「自分自身の失敗について、ここまであからさまに語った作家を他に知らない。本書はあふれるまでの情熱に満ちた、とてつもなく率直な名作だ」
●イアン・マキューアン(作家)「痛々しいまでに正直……傑作としかいいようがない」
●久坂部羊(作家)「赤裸々! 痛快! 誰もが知っておくべき医療の真実」
●オブザーバー紙「このような本をどうしてこれまで誰も記さなかったのだろう。驚くべき脳神経外科医のストーリーを、深い洞察と自己疑念をまじえ、きわめて繊細かつシンプルに語っていて、すばらしい作品だ」
■NHK出版ホームページ 本書紹介ページ
https://www.nhk-book.co.jp/detail/000000817032016.html
『脳外科医マーシュの告白』
ヘンリー・マーシュ著/栗木さつき訳
(2016年6月25日発行)
判型 四六判 360ページ
定価 本体2,000円+税
ISBN 978-4-14-081703-2
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像