【簡単施工と安定品質を実現】間接照明ユニット「N-PITA(エヌピタ)」を新発売
〜高まりを見せる、上品な安らぎ空間と間接照明へのニーズ。人手不足と長時間労働が課題の建設現場をラクに〜
これまで、日本では、欧米に倣いエントランスや客室で間接照明(※1)を採用していたホテルを除き、照明は空間を明るくするため、または内装の仕上がりを活かすために必要なものという考えが一般的でした。しかし、現代人の生活スタイルの変化、インバウンド客の増加等を背景に、昨今は、上品でおしゃれなリラックス空間を演出するインテリアの一部として、間接照明へのニーズが高まっています。
「N-PITA(エヌピタ)」は、野原産業が、間接照明の造作に必要なボードや下地をワンパッケージで提供する間接照明ユニットです。内装工事に使われる建材を広く取り扱う野原産業では、近年、意匠性の高い間接照明へのニーズが多くあるものの、従来工法(※2)では金型の土台への設置に時間がかかるうえ仕上精度を出すにも熟練技術を要するため、高齢化・人手不足問題を抱えながら週休二日制の定着、時間外労働の上限規制など働き方改革にも対応が迫られる建設現場では、苦慮するケースが少なくありませんでした。
そこで、日建スチール株式会社より技術提供を受け、現場の省力化、設置工事の簡易化等を可能にする間接照明ユニット「N-PITA(エヌピタ)」を2019年10月中旬より本格発売いたします。
私たちは、ホテル、商業施設、飲食店のほか、一日の活動を終え疲れて帰ってくる住人に安らぎを感じてもらう演出のひとつとして、マンションのエントランスやエレベーターホールでの普及を目指します。
(※1)間接照明とは、光源または照明器具から放射された光を天井や壁面にあてて、その反射による柔らかな光で空間を灯す照明方法です。
(※2)例えば、従来の軽鉄ボード工事でオーダー型の間接照明を天井に取付ける場合、現場での納まりを折り上げ天井にしたうえで、照明器具用の金型の土台が必要になりますが、①精度の高い(仕上がりのよい)納まりには熟練技術が必要であり、②金型土台の製作にも時間がかかるのが一般的です。
- 現場をラクにする、「N-PITA(エヌピタ)」3つの特長
間接照明の造作で必要な部材は、石膏ボードと軽量下地材です。
「N-PITA」は、これらを成型・パッケージ化したもので、間接照明器具を収める空間づくりの現場をラクにする以下の3つの特長があります。
【特長】
- 石膏ボードと下地材をユニット化し成型
- 現場での取付けはビス留めだけの簡単施工
- 間接照明設置工事によく用いられる型状の2種類に限定したラインナップ
- 間接照明の造作材手配がシンプルに
- 現場での端材廃棄量を削減
- 施工時間は、従来工法の10分の1
- 熟練技術なしでも、安全に工事品質を維持・
- 工期短縮
- 「N-PITA(エヌピタ)」の概要
野原産業の「N-PITA(エヌピタ)」は、壁や天井材に多用される石膏ボードを成型し、スチールチャンネルや極薄の亜鉛鉄板と組み合わせてパッケージ化しているので、現場での取付けはビス留めだけの簡単施工で、間接照明の土台が完成します。
【製 品 名】間接照明ユニット「N-PITA(エヌピタ)」
【発売時期】2019年10月中旬
【製造発売】野原産業株式会社
【問合せ先】野原産業株式会社 首都圏第一ブロック、担当:高橋(拓)、佐倉、工藤
TEL:03-3355-4198 / 03-6316-3695
<ラインナップの紹介>
(注)厚さ9.5m、12.5m、ウルトラライトボードを推奨
- 野原産業株式会社について
野原産業株式会社は、約1,000社のメーカー様の多岐にわたる数万点もの商品を販売する総合商社です。
内装建材業界のリーディングカンパニーとして、全国8カ所で「野原装栄会」を運営し、各地の事業拠点とお客様のネットワークを構築し、各種情報のご提供や新商材・新工法のご提案により、お客様の事業領域の拡大に貢献してまいります。
【会社概要】
本社:東京都新宿区新宿1-1-11
設立:1947年(昭和22年)9月11日
資本金:1億円
代表取締役社長:村田 孝幸
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