Hortonworks、コンテナ化とディープラーニングのワークロードに対応するHortonworks Data Platform 3.0を発表

本プレスリリースは、6月18日に米国で発表されたプリスリリースの抄訳です。
https://hortonworks.com/press-releases/hortonworks-data-platform-3-0-enables-containerization-deep-learning-workloads/
2018年6月18日 米国カリフォルニア州サンノゼ DATAWORKS SUMMIT —グローバルデータマネジメントソリューションの大手プロバイダーであるHortonworks, Inc.®(NASDAQ:HDP、以下Hortonworks)は米国時間6月18日、同社のHortonworks Data Platform(HDP)の最新版であるHDP 3.0を発表しました。最新バージョンではアプリケーションの迅速かつ容易な導入のためのコンテナ化をはじめ、エンタープライズ向け機能を大幅に追加し、生産性を大きく向上します。これによって、企業は大量のデータからこれまで以上に素早く確実かつ安全に価値を引き出し、ビジネスの変革を推進できるようになります。

Hortonworksの共同創業者兼最高プロダクト責任者であるアルン・マーシー(Arun Murthy)は、次のように述べています。「オープンソースコミュニティによってもたらされるイノベーションのペースは一層加速し、コンテナ化やディープラーニング・アプリケーションの実行能力、アナリティクスのための大幅な性能強化など、企業には常に最新かつ最高の機能が提供されています。エンタープライズの要件の変化に対応するためにHDPは成長し続けており、お客様が最新のデータアーキテクチャを採用できるよう、大幅なバージョンアップを行った最新版が提供できることを嬉しく思います。」

最新のデータアーキテクチャの主要コンポーネントとなるHDPは、オープンソースのApache™ Hadoop®をベースとするセキュアなエンタープライズ向けプラットフォームです。企業が保存するデータのあらゆるニーズに対応し、リアルタイムの顧客アプリケーションを実行して確実なビッグデータ分析を提供し、企業の意思決定やイノベーションを加速します。Hadoopをベースとする他のディストリビューションとは異なり、HDP3.0で強化された新機能の多くはApache Hadoop 3.1をベースにしています。今回追加された主な新機能は以下のとおりです。

•    コンテナ化による俊敏なアプリケーションの導入:アプリケーションを素早く立ち上げることができるため、ユーザーは時間やリソースを節約できます。HDP上でコンテナを実行することによって、開発者はよりすばやく行動でき、より多くのソフトウェアを効率的に展開してさらに高速で動作させることができます。

•    ディープラーニング・アプリケーションのサポート:機械学習やディープラーニングなど、大量かつ高価なGPUリソースを必要とするワークロードを実行できます。この機能はプールと分離を活用してデータ サイエンティストがGPUアクセスを民主化し共有できるようにします。

•    リアルタイムデータベース:低遅延、高スループットのワークロードのパフォーマンスギャップを一元管理することによってクエリの最適化性能を高め、より多くのデータをより高速に処理できるようにします。HDP 3.0ではApache Hive 3.0を経由でき、データの所在がオンプレミスかクラウドであるかに関わらず、インタラクティブなクエリを大規模に実行できる唯一の統一SQLソリューションを提供します。

•    セキュリティとガバナンスの強化:保管データの管理からイベントのきめ細かな監査まで、GDPRをはじめとするあらゆる法規制のコンプライアンスを大幅に高めます。この新機能によって、発信源からデータレイクに至るまでのデータの流れを追跡できる独自の能力が得られます。また、監査担当者は変更を加えることなくデータを調査し、サードパーティの暗号化保護に関するイベントの監査を行うことができます。

クラウド向けに最適化
HDPは、クラウドの導入特有の問題に対処できるよう、進化し続けています。HDPには、ネイティブEDW対応のAmazon S3やAzure Storage Blob、Google Cloud Storage(GCS)など、すべての主要なクラウドオブジェクトストア向けの技術サポートが含まれており、プラットフォーム全体を通じて、一貫性のないクラウドストレージにも一貫したレイヤーを提供する機能も強化されています。導入企業はあらゆるパブリッククラウドを通じてエンタープライズクラスのセキュリティやデータガバナンスと運用に関するサービスを全社で共有でき、使用量や時間設定に応じて自動的にクラスタを拡張することで効率をさらに高めることもできます。企業がオンプレミスからクラウドへビッグデータを移行するにあたり、HDPではあらゆる有力クラウドプロバイダーのどのようなハイブリッドデータアーキテクチャでも採用することができます。

Micron Technologyのストレージソリューションマーケティング担当バイスプレジデントであるエリック・エンデブロック(Eric Endebrock)氏は、次のように述べています。「HDP 3.0には、当社のデータプラットフォームの最新化を進めるために重要なイノベーションが含まれており、企業がより迅速にインサイトを得るという最終的な目標につなげることができます。HDP3.0はリアルタイムのデータベースクエリ最適化機能を備えており、業界最高の性能を持つMicron® NVMe™ソリッドステートドライブとの組み合わせによって競争の激しい今日のビジネス環境における意思決定に不可欠なインサイトの取得を加速します。」

 本日よりHDP 3.0の早期アクセスプログラムをご利用いただけます。お申し込みはこちらから。https://jp.hortonworks.com/info/early-access-hdp-3-0/?utm_campaign=hw_HDP-early-access&utm_medium=referral&utm_source=hw_pressrelease 

HDP 3.0は2018年第3四半期に一般提供を開始する予定です。販売開始日については予告なく変更する場合があります。HDPの詳細については以下のサイトをご覧ください。
https://hortonworks.com/products/data-platforms/hdp/

Hortonworksについて
Hortonworksは、エンタープライズ向けにオープンなデータプラットフォームを開発、販売、サポートする業界をリードするイノベーターです。お客様は流れているデータ(data-in-motion)や蓄積されたデータ(data-at-rest)などのあらゆるデータから、判断・行動のための情報を活用する次世代のデータアプリケーションを開発できます。HortonworksはApache Hadoop、Spark、NiFiのようなオープンソースコミュニティで、イノベーションをもたらしています。1800以上のパートナーと共に、Hortonworksは経験と、トレーニングやサービスを提供し、あらゆる業界のお客様に対してビジネスの変革を支援します。


Hortonworks、Powering the Future of Data、HDP、HDFはHortonworks, Inc.と米国あるいはその他の国における登録商標または商標です。詳細はwww.hortonworks.comにアクセスしてください。その他の社名、商品名はぞれぞれの所有者の登録商標または商標です。       

Hortonworksに関する詳細はこちらをご覧ください。
http://hortonworks.com/
ホートンワークスジャパン株式会社は、Hortonworksの日本法人です。詳細はこちらをご覧ください。
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会社概要

URL
http://jp.horotnworks.com
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区永田町2-11-1 山王パークタワー3F
電話番号
03-6205-3286
代表者名
廣川 裕司
上場
海外市場
資本金
-
設立
2014年09月