エンジニアリング会社のAZAPA、Auto China 2020(北京モーターショー)に超⼩型モビリティのコンセプトカー「AZAPA-FDS Concept」を世界初公開
AZAPA-FDS Concept は、2021 年度中の市販化を⽬指しており、市販前提の2⼈乗り超⼩型モビリティとしては世界初の燃料電池⾞となる。⽇常における近距離移動での使⽤を想定して開発し、コンパクトな⾞両サイズで扱いやすく、1 回の⽔素充填で約100km の⾛⾏が可能。⽔素の充填は数秒で済むため、電気⾃動⾞のように充電時間を気にしたりバッテリーを交換する必要が無く、⽇常の近距離移動に気軽に利⽤できるのが特徴。誰もが移動の⾃由を持ち続け、活き活きとした豊かな⽣活を⽀えるモビリティを提供したい、同時に消費エネルギーやスペース、騒⾳など社会への負荷が⼩さい次世代モビリティが広がることによって、より良い社会づくりに貢献したいという想いで企画された。
AZAPA では、超⼩型モビリティの燃料電池仕様の他にバッテリーEV 仕様も開発。普及に向けて協⼒企業とFDS コンソーシアムを設置し、超⼩型モビリティの利活⽤や開発/⽣産の課題解決に向けた研究を⾏う。また⽔素社会への転換を推進するため、マイクログリッド(※2)の設置推進に向けた⽔素コンソーシアムも協⼒会社と設⽴する予定で、⽔素インフラの普及とその利活⽤を同時に進める考え。
(※1)FDS とは
Flexible Decomposition Structure と Function Domain Systemの2つの意味を併せ持つ
Flexible Decomposition Structure はアッパーボディ,アンダーボディ(P/F)をモジュール構造化したもの
Function Domain System は各機能ごとのシステムをモジュール化したもの
(※2)マイクログリッドとは
「マイクログリッド」とは⼤規模発電所の電⼒供給に頼らず、コミュニティでエネルギー供給源と消費施設を持ち地産地消を⽬指す、⼩規模なエネルギーネットワーク。
更に、今回の北京モーターショーにおいて新たなプロダクトマークを発表。
このマークは、コーポレートマーク(CIマーク)とは別に設定されたもので、社名であるAZAPA のA をモチーフに、AZAPA が重点取組み領域としている「エネルギー領域」「モビリティ領域」「コミュニケーション領域」の3つを表現。今後、⾃社で開発した製品に対し使⽤していく。
「FDS concept」と新プロダクトマークをデザインしたのは、先に新設されたAZAPA デザインセンターの根津孝太センター⻑。「FDS concept」には、その⼩さなボディにAZAPA の技術に裏打ちされた多くの⾰新的なアイディアが詰め込まれている。そのひとつひとつがこれからの社会を⾒据えたときに、どれも「次世代の当たり前」になって欲しいと思うものばかり。「FDS concept」のデザインは、これらの技術を象徴的に体現し、使⽤時のみならず、製造時も鑑みて、これまでにないフォーマットで構成。AZAPA は、この⾞両とともにこれからのモビリティ社会を変える挑戦を続けていくことをアピール。
FDS 特設サイト:https://www.azapa.co.jp/topics/20200924/2353/
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